わが家には、毎日健気に床を掃除してくれる、小さなロボットがいます。
彼 - あえてそう呼びたくなるほど愛着が湧いている存在です。
その動きをじっと眺めていると、時々、少しハラハラする、でもどこか微笑ましい光景に出会います。
妻の妊娠をきっかけに、わが家へやってきた相棒
そもそも、このお掃除ロボットを購入したきっかけは、
以前のマンション暮らしの頃、妻が妊娠したことでした。
少しでも家事負担を減らせればと思い、わが家へ迎え入れたのです。
……「いや、まずは自分で掃除機を掛ければ?」という至極もっともなツッコミは、ひとまず置いておいて。
実際に使い始めると、その便利さに驚きました。
床がきれいに保たれているだけで、暮らしの快適さは大きく変わります。
そして何より、“掃除をしなければ”という小さな精神的負担が軽くなるのです。
ただ、以前住んでいたマンションでは、正直なところ、大活躍!とまではいきませんでした...
マンション時代、お掃除ロボットが活躍できなかった理由
以前の住まいは、今よりコンパクトなマンションでした。
床には家具や物が多く置かれ、部屋と部屋との境は開き戸。
すると、お掃除ロボットが自由に動ける範囲は思った以上に限られてしまいます。
椅子の脚の間で止まる。
扉が閉まっていて別の部屋へ行けない。
開き戸の裏側が掃除できない。
家具の周囲に細かなデッドスペースが残る。
せっかく導入したのに、
「結局、自分で掃除機を掛けた方が早い」という場面も少なくありませんでした。
もちろん、ロボットが悪いわけではありません。
単純に、“家の構成”と相性が良くなかったのです。
この経験は、住まいを設計する立場として、とても印象に残っています。
吹き抜けの格子手摺で起きる、小さなドラマ
そして現在のわが家。
2階の吹き抜けに面した「格子手摺」のそばを掃除するとき、毎回ちょっとしたドラマが起こります。

わが家の手摺は、すっきりとした木の格子でデザインされています。
そして、その格子の間隔が、ちょうどお掃除ロボットの体にぴったり収まる幅なのです。

ロボットは迷うことなく、その隙間へすっと入り込んでいきます。
初めて見る方は、きっと「あぶない、落ちてしまう!」と声を上げるでしょう。
けれど、ロボットは格子の向こうが吹き抜け - つまり床のない空間であることを、センサーできちんと認識しています。
段差を察知すると、その狭い格子からゆっくりとバックし、くるりと向きを変え、何事もなかったように掃除を続けるのです。
「落ちそうで…、落ちない」
その見事な動きを見るたびに、私はいつも小さく微笑んでしまいます。
家電が“ちゃんと活躍できる家”かどうか
現代の家づくりにおいて、お掃除ロボットのような便利な家電は、暮らしを支える大切な相棒です。
せっかくの優れた道具が、家の設計のせいで実力を発揮できないとしたら…
それは、とてももったいないことだと思います。
段差に引っかかる。
家具の隙間に入れない。
コンセント位置が悪い。
動線が複雑で使いづらい。
そうした小さなストレスは、毎日の暮らしの中で少しずつ積み重なっていきます。
だからこそ私たちは、見た目の美しさだけではなく、
「暮らしの道具が自然に機能すること」も、丁寧に設計したいと考えています。
“引き戸中心”という考え方
わが家は家中の建具を、玄関ドア以外、すべての部屋を引き戸で構成しています。
お掃除ロボットにとって、開き戸は意外と大きな障害になります。
扉が半開きになっていると進めなかったり、部屋ごとに掃除が途切れてしまったりすることも少なくありません。
その点、引き戸であれば、扉の開閉によって動線を塞ぐことがなく、ロボットも家じゅうを自然に行き来できます。

もちろん、その便利さは人にとっても同じです。
開閉時に扉の軌道を気にしなくてよい。
家具配置の自由度が高い。
空間同士がゆるやかにつながる。
引き戸には、暮らしの中の小さなストレスを減らしてくれる力があります。
また、「床に物を置きすぎない」ということも、実際に暮らしてみると非常に大切でした。
ロボットがスムーズに動けるということは、
人にとっても片付けやすく、掃除しやすい空間だということでもあります。
私たちが設計する住宅でも、こうした「日常動作の滑らかさ」はとても大切にしています。
ただし、すべてを無理に引き戸へ統一するわけではありません。
構造的な条件や耐力壁との関係、間取り上の制約、あるいは気密性や納まりのバランスによっては、開き戸の方が合理的なケースもあります。
大切なのは、「引き戸か、開き戸か」という形式そのものではなく、
その住まいにとって何が最も自然で、ストレスなく暮らせるかを丁寧に見極めることだと考えています。
性能だけでは、“心地よい家”にはならない
家づくりを考えるとき、どうしても「耐震性」や「断熱性能」といった、数値化できる性能に意識が向きがちです。
もちろん、私たちの事務所でも、
これらは高い水準で当たり前に実現しています。
それは、建築家/設計者としての最低限の責任だからです。
けれど、本当に大切なのは、その先にある暮らしではないでしょうか。
頑丈で快適な箱をつくるだけではなく、
その中で「どれだけストレスなく、豊かな時間が流れるか」
そこに、住まいの本当の価値があるように思います。
“ゆとり”を設計するということ
お掃除ロボットが、家じゅうを引っかかることなく掃除してくれる。
そのおかげで、週末に掃除へ追われる時間が減る。
生まれた余白の時間で、お気に入りの椅子に腰掛けながら、吹き抜けから差し込む柔らかな光を眺める。
ゆっくり珈琲を淹れ、家族と穏やかに過ごす。
私たちが本当に設計すべきことは、形としての建物そのものというより、
そんな「住む人の心に生まれるゆとり」なのかもしれません。
住む人が普段は意識しないほど自然に、
でも確実に、日々のストレスを取り除いていく細やかな工夫。
それこそが、私たちが大切にしている“丁寧な設計”の正体です。
暮らしは、図面だけでは分からない
こうした話は、図面や写真だけでは、なかなか伝わりません。
お掃除ロボットが自然に動き回る感覚。
引き戸による空間のつながり。
吹き抜けの空気感。
床に物を置きにくくなることで生まれる整った暮らし。
冬の暖かさや、夏の静かな涼しさ。
それらは、実際にその場へ立ってみて、初めて身体で理解できるものだと思っています。
タイラヤスヒロ建築設計事務所では、
設計者である私自身が家族と暮らしている自邸にて、「暮らしの見学会」を定期的に行っています。
完成直後の“展示用の住宅”ではなく、
実際に生活している住まいだからこそ、見えてくることがあります。
これからの暮らしの道しるべを立てる時間
家づくりを考え始めると、
まず最初に気になるのは、
耐震性能。
断熱性能。
光熱費。
建築費。
そうした「数値」の部分かもしれません。
もちろん、どれも大切です。
ですが私たちは、
本当に心地よい家は、
その先にある
「日々の静かな時間」
から生まれると考えています。
朝、カーテンを開けたときの光。
冬でも足元が冷えにくい空気。
家のどこにいても温度差の少ない安心感。
そうした毎日の積み重ねが、
住まいの心地よさをつくっていきます。
「住まいの相談会」を、個別開催へ変更しました
これまで日時を決めて開催していた「住まいの相談会」ですが、
2026年5月より、
ご家族ごとのペースに合わせてお話できるよう、
【個別開催】へと変更いたしました。
一級建築士である平が、
一組ずつ丁寧にお話を伺います。
そんな方へ向けた個別の相談会です。
住まいの個別相談会の詳細・お申込みは、下記からご覧ください。
毎月開催「暮らしの見学会」も始まります
写真では分かりにくい、
光の廻り方。
素材の質感。
空気の静けさ。
そうした部分を、
ぜひ実際の空間で体感してみてください。
ネットでは分からない「空気感」
家づくりに、唯一の正解はありません。
家づくりは、
情報を集めれば集めるほど、
何を信じればいいのか分からなくなることがあります。
もちろん大切です。
ただ、
実際の暮らしや、
空気感、
動線の感覚は、
現地でしか分からない部分も多いと思っています。
もし、
「自分たちに合う家って何だろう」
と考えている方は、
我が家が何かの参考になるかもしれません。
基準の発見|自邸だからこそ分かること
この見学会で「自分にとっての基準」を確かめてください。
この見学会は、
モデルハウスのように、
綺麗に整えられた空間を体感する場ではありません。
実際に暮らしている家だからこそ分かることを
体感していただく場です。
開催概要
【暮らしの見学会】
千葉県千葉市中央区「星久喜の住まいⅡ」
Standard House -木箱プロジェクト Ver.Ⅱ-
5/30(土)
11:00~/14:00~/16:00~ 完全予約制
▼見学会詳細は下記からご確認ください。
タイラヤスヒロ建築設計事務所の家づくり
千葉県で注文住宅を検討されている方へ。
暮らしをつくる家、家をつくる想い
冬は、太陽のあたたかさを静かに抱き込む家。
夏は、庇や窓の設計が光を整え、心地よい影をつくる家。
そんな “自然の力(パッシブデザイン)” を大切にしながら、
耐震・断熱・気密・通風・日射コントロールといった性能を磨き、
さらに光熱費や維持管理費(ランニングコスト削減)など、暮らしの先々まで見据えた
“住まい全体の最適化” を行っています。
そこに欠かせないのが、
日本の職人さんが手をかけてつくる、確かで美しい仕事です。
自然素材が持つ表情や触り心地を生かしながら、
細部に宿る手仕事の積み重ねが、住まいの寿命と豊かさを支えています。
日々の暮らしが快適で、心と体に無理がなく、
十年後も、二十年後も「この家にしてよかった」と思えること。
それが、私の考える “当たり前の性能” であり、住まいづくりの “揺るぎない想い” です。
小さな家の「洗濯物をどこで干すか問題」|千葉市中央区星久喜町の暮らし
今回は、
我が家の“洗濯物干しスペース”についてのご紹介です。
家づくりを考える時、
間取りやデザインも大切ですが、
実際には、
「洗濯物をどこで干すか」
は、毎日の暮らしに直結する、
かなり重要なテーマだと思っています。
小さな家ほど、洗濯動線は重要になる
我が家は、
そこまで大きな家ではありません。
…というか、小さいです。
だからこそ、
限られた面積の中で、
を、かなり意識して設計しています。
我が家は“室内干し”です
私自身が花粉症ということもあり、
外干しより、
室内干しの方が暮らしやすいのです。
物干しスペースは、
空気の通り道となる
吹抜け、
そして、
ロフトへ繋がるスノコ付近に設けました。
ステンレスの物干しバーは、
シーツなどもの長い物も干しやすいように、
長さや位置を調整しています。
朝、2階の寝室で目を覚まし、
乾いた洗濯物を手に取り、
そのまま1階へ下りて、脱衣室へ片付ける。
この動線が、
実際に暮らしてみると、
とても自然でスムーズです。
「来客時のサブ干し場」も意外と重要
室内干しを計画する際、
実は意外と重要なのが、
“来客時にどこへ干すか”
です。
普段は問題なくても、
来客時だけ困るケースは少なくありません。
家づくりでは、
「普段の暮らし」だけではなく、
少しイレギュラーな状況まで想像しておくことで、
暮らしやすさが大きく変わると感じています。
ネットでは分からない「空気感」
家づくりに、唯一の正解はありません。
家づくりは、
情報を集めれば集めるほど、
何を信じればいいのか分からなくなることがあります。
もちろん大切です。
ただ、
実際の暮らしや、
空気感、
動線の感覚は、
現地でしか分からない部分も多いと思っています。
もし、
「自分たちに合う家って何だろう」
と考えている方は、
我が家が何かの参考になるかもしれません。
【暮らしの見学会】開催のお知らせ
実際に暮らしている住まいだからこそ、
生活動線や温熱環境、
室内干しの考え方なども、
リアルにご体感いただけます。
基準の発見|自邸だからこそ分かること
この見学会で「自分にとっての基準」を確かめてください。
この見学会は、
モデルハウスのように、
綺麗に整えられた空間を体感する場ではありません。
実際に暮らしている家だからこそ分かることを
体感していただく場です。
開催概要
【暮らしの見学会】
千葉県千葉市中央区
「星久喜の住まいⅡ」
Standard House-木箱プロジェクト Ver.Ⅱ-
5/30(土)
11:00~/14:00~/16:00~
完全予約制
▼見学会詳細は下記からご確認ください。
タイラヤスヒロ建築設計事務所の家づくり
千葉県で注文住宅を検討されている方へ。
暮らしをつくる家、家をつくる想い
冬は、太陽のあたたかさを静かに抱き込む家。
夏は、庇や窓の設計が光を整え、心地よい影をつくる家。
そんな “自然の力(パッシブデザイン)” を大切にしながら、
耐震・断熱・気密・通風・日射コントロールといった性能を磨き、
さらに光熱費や維持管理費(ランニングコスト削減)など、暮らしの先々まで見据えた
“住まい全体の最適化” を行っています。
そこに欠かせないのが、
日本の職人さんが手をかけてつくる、確かで美しい仕事です。
自然素材が持つ表情や触り心地を生かしながら、
細部に宿る手仕事の積み重ねが、住まいの寿命と豊かさを支えています。
日々の暮らしが快適で、心と体に無理がなく、
十年後も、二十年後も「この家にしてよかった」と思えること。
それが、私の考える “当たり前の性能” であり、住まいづくりの “揺るぎない想い” です。
新しい家づくり/リフォーム・リノベーション/耐震診断・耐震改修 に関するご相談をお考えの皆様へ
「住まいの相談会」のお知らせです。
詳細は 住まいの相談会 をご確認ください。
千葉市中央区の自邸|吹き抜けリビングに朝の光が差し込む暮らし
朝8時
吹き抜けのあるリビングに、朝日が静かに差し込む時間。
本来なら、もう少し片付けてから撮りたい...
そう思いながらも、このまま写真を残しました。
今のこの状態が、いちばんリアルだと思ったからです。
整っていない状態も含めて、自邸の暮らし
リビングには、子どものおもちゃや本が広がっています。
設計者の家だからといって、常に整っているわけではありません。
(言い訳みたいですが…)
むしろ、この状態こそが日常です。
自邸として大切にしているのは、
生活感を消すことではなく、受け止めること。
吹き抜けリビングの開放感や美しい太陽の光があることで、
多少モノがあっても、空間は静けさを保ちます。
朝の光が入る間取り設計|千葉の住宅地での考え方
この家では、朝の光が気持ちよく入るように、
吹き抜けと開口部のバランスを丁寧に整えています。
千葉市内の住宅地のように、周囲に建物がある環境でも、
光の取り入れ方で空間の質は大きく変わります。
この考え方は、実際の空間で体感していただくのが一番分かりやすいです。
子育て世帯のリアル|片付かない前提のリビング設計
最近の小さな目標は、
リビングにある子どもの荷物を
子ども部屋へ移すこと。
…とはいえ、これはもう少し先になりそうです。
子育てのある暮らしでは、
「片付かない状態」は避けられません。
だからこそ自邸では、
片付かなくても成立するリビングを前提に設計しています。
自邸で検証していること|注文住宅の“基準”をつくる
この家は、自分にとっての暮らしであると同時に、
設計の検証の場でもあります。
日々の暮らしの中で確かめながら、
設計の精度を高め続けています。
注文住宅を検討中の方へ|後悔しないための考え方
家づくりに、唯一の正解はありません。
だからこそ重要なのは、
「自分にとっての基準」を持つことです。
この基準がないまま計画を進めてしまうと、
完成後に違和感が残ることがあります。
「自分にとっての基準」を持つことが、
後悔のない選択につながると考えています。
基準の発見|見学会のご案内|自邸だからこそ分かること
千葉県千葉市中央区「千葉・星久喜の住まいⅡ」では、
自邸を公開するかたちで、『暮らしの見学会』を開催しています。
是非、この見学会で「自分にとっての基準」を確かめてください。
この見学会は、
モデルハウスのように、
綺麗に整えられた空間を体感する場ではありません。
実際に暮らしている家だからこそ分かることを
体感していただく場です。
整いすぎない暮らしという選択
整った状態を保つことは、意外と難しく、
人によっては息苦しさを伴うものです。
だからこそ、
少し散らかっていても成立する空間のほうが、
結果的に長く心地よく暮らせる。
この自邸は、
その考え方をかたちにした住まいでもあります。
タイラヤスヒロ建築設計事務所の家づくり
千葉県で注文住宅を検討されている方へ。
暮らしをつくる家、家をつくる想い
冬は、太陽のあたたかさを静かに抱き込む家。
夏は、庇や窓の設計が光を整え、心地よい影をつくる家。
そんな “自然の力(パッシブデザイン)” を大切にしながら、
耐震・断熱・気密・通風・日射コントロールといった性能を磨き、
さらに光熱費や維持管理費(ランニングコスト削減)など、暮らしの先々まで見据えた
“住まい全体の最適化” を行っています。
そこに欠かせないのが、
日本の職人さんが手をかけてつくる、確かで美しい仕事です。
自然素材が持つ表情や触り心地を生かしながら、
細部に宿る手仕事の積み重ねが、住まいの寿命と豊かさを支えています。
日々の暮らしが快適で、心と体に無理がなく、
十年後も、二十年後も「この家にしてよかった」と思えること。
それが、私の考える “当たり前の性能” であり、住まいづくりの “揺るぎない想い” です。
新しい家づくり/リフォーム・リノベーション/耐震診断・耐震改修 に関するご相談をお考えの皆様へ
「住まいの相談会」のお知らせです。
詳細は 住まいの相談会 をご確認ください。
新居での生活
マンションではなく、戸建てを持ちたかった理由の一つに、
「自分たち家族の庭を持ちたかった」という想いがあります。
子供が自由に走り回ったり、
土に触れながら遊んだり、
一緒に庭木や菜園の手入れをしたり。
季節の変化を感じられる、余白のような場所。
そんな、庭と関わり合いのある光景に憧れていました。
管理が大変だよ…と親族から助言ももらっていますが、
その手間も含めて楽しめたらいいなと思っています。
まだ何も完成していない庭ですが、
これから少しずつ手を入れながら、暮らしと一緒に育てていきたいと思います。
『暮らしの見学会』のご案内
この心地よさは、写真では決して伝わりません。
この住まいを、体験していただく機会を毎月1回計画しています。
家の中の温度や空気は、
実際に体で感じていただくのが一番です。
現地で、そのままお話しします。
完全予約制でご案内しています。
ご興味のある方は、お気軽にお申込みください。
家の価値は、
大きさだけでは決まりません。
確かな性能と丁寧な設計で、
暮らしは大きく変わります。
この家での暮らしの中で、
見えてくることが、まだいくつもあります。
今後、それらは少しずつ、
言葉にしていければと思います。
タイラヤスヒロ建築設計事務所の家づくり
千葉県で注文住宅を検討されている方へ。
暮らしをつくる家、家をつくる想い
冬は、太陽のあたたかさを静かに抱き込む家。
夏は、庇や窓の設計が光を整え、心地よい影をつくる家。
そんな “自然の力(パッシブデザイン)” を大切にしながら、
耐震・断熱・気密・通風・日射コントロールといった性能を磨き、
さらに光熱費や維持管理費(ランニングコスト削減)など、暮らしの先々まで見据えた
“住まい全体の最適化” を行っています。
そこに欠かせないのが、
日本の職人さんが手をかけてつくる、確かで美しい仕事です。
自然素材が持つ表情や触り心地を生かしながら、
細部に宿る手仕事の積み重ねが、住まいの寿命と豊かさを支えています。
日々の暮らしが快適で、心と体に無理がなく、
十年後も、二十年後も「この家にしてよかった」と思えること。
それが、私の考える “当たり前の性能” であり、住まいづくりの “揺るぎない想い” です。
引っ越しから、2週間。
この家での暮らしが、少しずつ日常になってきました。
派手さはありません。
でも、確かな心地よさがあります。
日々、幸せを感じながら暮らしています。
朝の空気
朝、目が覚めると
室内は、やわらかな温度です。
寒さで身構えることがありません。
体が、自然に動き出します。
この感覚は、思っていた以上でした。
特別な設備に頼らなくても、
断熱性能を高め、気密性能をしっかりと確保することで
ここまで整うのかと感じています。
温度のばらつきが少ない家
家の中を移動しても、温度が大きく変わりません。
リビングも、廊下も、洗面、浴室も。
どこにいても、感覚が近い。
この“差がないこと”が、
暮らしをとても楽にしてくれます。
小さなことのようでいて、
毎日の積み重ねには大きいと感じています。
小さな家の広がり
この家は、26坪です。
広いとは言えません。
むしろ、数字としては狭小住宅の範疇です。
それでも、窮屈さはほとんど感じません。
視線の抜け。
高さの変化。
空間のつながり。
数字以上の広がりがあります。
小さな家でも、ここまでできる。
改めて、その手応えを感じています。
暮らしてみて分かったこと
図面で考えていたことが、
少しずつ、実感に変わってきました。
狙っていたことは、
おおむね実現できていると感じています。
一方で、気づくこともあります。
「もう少し、こうできたかもしれない…」
妻の率直な意見に、はっとすることもあります。
その積み重ねが、
次につながる気がしています。
この住まいに関わってくださった皆さまへ
引っ越しから2週間。
朝の室温のやわらかさや、
家の中の温度の安定に、
日々助けられ、そして、幸せを感じています。
図面で考えていたことが、
少しずつ、暮らしの中で形になってきました。
まだ改善の余地も感じていますが、
それも含めて、この家から学んでいます
関わってくださった皆さまに、
心より感謝いたします。
『暮らしの見学会』のご案内
この心地よさは、写真では決して伝わりません。
この住まいを、体験していただく機会を毎月1回計画しています。
家の中の温度や空気は、
実際に体で感じていただくのが一番です。
現地で、そのままお話しします。
完全予約制でご案内しています。
ご興味のある方は、お気軽にお申込みください。
これから見えてくること
家の価値は、
大きさだけでは決まりません。
確かな性能と丁寧な設計で、
暮らしは大きく変わります。
この家での暮らしの中で、
見えてくることが、まだいくつもあります。
今後、それらは少しずつ、
言葉にしていければと思います。
タイラヤスヒロ建築設計事務所の家づくり
千葉県で注文住宅を検討されている方へ。
暮らしをつくる家、家をつくる想い
冬は、太陽のあたたかさを静かに抱き込む家。
夏は、庇や窓の設計が光を整え、心地よい影をつくる家。
そんな “自然の力(パッシブデザイン)” を大切にしながら、
耐震・断熱・気密・通風・日射コントロールといった性能を磨き、
さらに光熱費や維持管理費(ランニングコスト削減)など、暮らしの先々まで見据えた
“住まい全体の最適化” を行っています。
そこに欠かせないのが、
日本の職人さんが手をかけてつくる、確かで美しい仕事です。
自然素材が持つ表情や触り心地を生かしながら、
細部に宿る手仕事の積み重ねが、住まいの寿命と豊かさを支えています。
日々の暮らしが快適で、心と体に無理がなく、
十年後も、二十年後も「この家にしてよかった」と思えること。
それが、私の考える “当たり前の性能” であり、住まいづくりの “揺るぎない想い” です。
先日、Standard House - 木箱プロジェクト Ver.Ⅱ - をベースとした
建築士自邸「星久喜の住まいⅡ」の完成見学会を開催しました。
2日間の見学会を、無事に終えることができました。
お越しいただいた皆さま、ありがとうございました。
この家の計画や空間が、
これから家づくりをされる方にとって、
小さなヒントになっていたら嬉しく思います。
建築士が自分の家で試したこと
この家は、自邸だからと言って特別なことをするために計画したわけではありません。
これからの基準になる家をつくりたい。
そんな思いからスタートしました。
派手なデザインではなく、
日常の中で長く心地よく暮らせること。
素材の質感や光の入り方、
空間の広がり方や、
暮らしの変化に対応できる柔軟さ。
設計者としてだけではなく、
ひとりの住まい手としての視点も重ねながら、
ひとつひとつ、じっくりと考えてつくった住まいです。
図面の家が「暮らしの場所」になる
そして今週、いよいよ引き渡しを迎えます。
これまで図面の中にあった家が、
これから本当の意味で
暮らしの場所になっていきます。
家具が入り、
生活の道具が並び、
家族の時間が積み重なっていく。
完成した瞬間で終わるものではなく、
そこからこの家は、本当の意味で
暮らしの場所になっていきます。
次の楽しみは「庭づくり」
暮らしながら今後進めたいのが、植栽工事です。
庭の景色は、
家の完成と同時に出来上がるものではなく、
少しずつ育っていくもの。
植栽のイメージを持ちながら設計を行っていましたが、
暮らしながら
「ここに木があるといいな」
「この窓からの景色はこうしたい」
そんなことを考えながら、
もう少し構想を深めていきたいと思っています。
建築と庭は、
どちらか一方ではなく、
一体となって住まいの景色をつくるものです。
これからは「暮らしの見学会」を予定しています
今回の完成見学会に続き、
今後はこの自邸で
「暮らしの見学会」
ができればと思っています。
実際に暮らしてみて感じることや、
住まい手としての気づき。
設計者としてではなく、
住んでいる人としてのリアルな感覚も含めて、
少しずつお伝えできたらと思います。
家づくりを考え始めた方や、
これから計画を進めていく方にとって、
何か参考になる時間になれば嬉しく思います。
ご興味のある方は、どうぞお気軽にお声がけください。
家は、暮らしの中で育っていく
これまで設計し、
お引き渡ししてきた住まいのその後を見ていると、
強く感じることがあります。
それは、
家は完成した瞬間が終わりではない。
暮らしの中で、
少しずつ育っていくものだということ。
時間とともに味わいが増し、
住まい手の暮らしと重なっていく。
この家もまた、
そんなふうに少しずつ育てていくのが楽しみです。
Standard House|木箱プロジェクト のホームページをリニューアルしました
建売住宅のように決まりきった家でもなく、
フルオーダーの注文住宅ほど難しくもない。
Standard House|木箱プロジェクト
価格より価値を大切にする。
それが私たちのスタンダードです。
必要なところには
きちんとお金を使う。
派手さより
長く心地よく暮らせることを
大切にした家です。
同じ大きさでも
家の価値は
設計で決まる。
それは
間取りや設備の豪華さではなく
設計の密度です。
『木箱プロジェクト』は
設計事務所が本気で考えた
「Standard House」です。
豪華さを足すのではなく
不要なものを
徹底的に削る。
削ったのは
見せかけのコストではありません。
後悔につながる
余計な設計と
中途半端な妥協です。
タイラヤスヒロ建築設計事務所の家づくり
【残り3枠】
建築士『 自邸 』完成見学会
Standard House|木箱プロジェクト Ver.Ⅱ
千葉市中央区星久喜町
特別を目指したわけではありません。
これからの基準になる家をつくりたいと思いました。
設計者としてだけではなく
ひとりの住まい手として向き合うこと。
家族と、どんな時間を重ねたいのか。
朝の光を、どう迎えたいのか。
家族と食卓を囲むこと。
静かな夜に、やさしい灯りを落とすこと。
ふと、トイレへ立つ何気ない動線。
庭の気配を感じながら、季節を楽しむこと。
そして、
これから必ず訪れる老後の時間を
どう穏やかに過ごしたいのか。
特別な瞬間ではなく、
これから続いていく日常に、そっと夢を見ること。
その一つひとつを思い描きながら
迷い、
選び、
削ぎ落とし、
そうして辿り着いた住まいです。
暮らしは、劇的でなくていい。
積み重なる時間に、静かに応える家であればいい。
それが、特別ではなく、基準になる家だと思っています。
この家は、
見せるための建築ではありません。
性能数値を誇るための住宅でも
流行をなぞる空間でもありません。
暮らしのなかで確かめられ
時間のなかで検証され続ける家。
建築士本人が暮らすという事実は
机上の理想ではなく、実践され続ける設計であることの証明です。
特別ではなく、基準になる家。
それは
派手さを削ぎ落とし
本当に必要なものだけを残すということ。
広さも、性能も、素材も。
背伸びをせず、けれど妥協もしない。
家族と過ごす時間を想い描きながら
自らの暮らしを重ねて設計しました。
完成見学会では
完成した空間だけでなく
そこに至るまでの思考もお話しします。
なぜ、この広さなのか。
なぜ、この吹抜けなのか。
なぜ、やらなかった選択があるのか。
設計とは、足し算ではなく、
考え続けることです。
流行りの情報を詰め込むことではありません。
これから家づくりを考える方にとって
この見学会が
“答え”ではなく
“基準”を感じる時間になれば嬉しいです。
完成見学会|完全予約制
会場:千葉市中央区星久喜町
日時:3/7(sat)・3/8(sun)
※詳細は下記からご確認ください。
派手さの無い、静かな家です。
けれど
暮らしに込めた想いは、確かにあります。
もし今、
「家づくりの基準」を探しているなら
そのひとつを
この家で体感していただけるかもしれません。
お知らせ
Standard House|木箱プロジェクト のホームページをリニューアルしました
建売住宅のように決まりきった家でもなく、
フルオーダーの注文住宅ほど難しくもない。
Standard House|木箱プロジェクト
価格より価値を大切にする。
それが私たちのスタンダードです。
必要なところには
きちんとお金を使う。
派手さより
長く心地よく暮らせることを
大切にした家です。
同じ大きさでも
家の価値は
設計で決まる。
それは
間取りや設備の豪華さではなく
設計の密度です。
『木箱プロジェクト』は
設計事務所が本気で考えた
「Standard House」です。
豪華さを足すのではなく
不要なものを
徹底的に削る。
削ったのは
見せかけのコストではありません。
後悔につながる
余計な設計と
中途半端な妥協です。
タイラヤスヒロ建築設計事務所の家づくり
千葉県で注文住宅を検討されている方へ。
暮らしをつくる家、家をつくる想い
冬は、太陽のあたたかさを静かに抱き込む家。
夏は、庇や窓の設計が光を整え、心地よい影をつくる家。
そんな “自然の力(パッシブデザイン)” を大切にしながら、
耐震・断熱・気密・通風・日射コントロールといった性能を磨き、
さらに光熱費や維持管理費(ランニングコスト削減)など、暮らしの先々まで見据えた
“住まい全体の最適化” を行っています。
そこに欠かせないのが、
日本の職人さんが手をかけてつくる、確かで美しい仕事です。
自然素材が持つ表情や触り心地を生かしながら、
細部に宿る手仕事の積み重ねが、住まいの寿命と豊かさを支えています。
日々の暮らしが快適で、心と体に無理がなく、
十年後も、二十年後も「この家にしてよかった」と思えること。
それが、私の考える “当たり前の性能” であり、住まいづくりの “揺るぎない想い” です。
クリーニング前日の現場
クリーニング前日の現場確認へ。
仕上工事もいよいよ大詰めです。
見学会 は【残り3枠 ※2/27時点】となりました。
ご検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください。
外構工事も折り返しへ|神社参道のようなアプローチ
玄関ポーチへと続くアプローチは、
神社の参道にある石畳のようなイメージで構成しています。
整然と並ぶ平板。
建物内部へと気持ちを整えていく時間の設え。
派手さはありませんが、
「場の空気を引き締める」設えです。
また、木の板塀による目隠しなども、あと少しで完成。
外構が整うことで、この住まいの“静けさ”がより際立ち
全体のまとまり感が生まれてきました。
淡い緑の「グリーンルーム」
淡い緑色で仕上げた一室。
通称、グリーンルーム。(と、私が勝手にそう呼んでいます)
光の加減で、
やわらかくも、少し落ち着いた表情にもなることがわかります。
天井は光の反射を考慮し白色です。
木部との相性も良く、
空間にほんの少し個性を添えています。
木箱プロジェクトは「スタンダード」を軸にしていますが、
均質を目指している訳ではありません。
住まい手個人の感覚に寄り添いながら、静かに整えていく。
それが、私たちの設計姿勢です。
光が抜ける、つながる空間
この住まいの特徴である、抜け感。
あちこちの空間がゆるやかにつながっています。
吹抜け、階段、ちょとした壁の開口など。
視線が抜け、光、そして空気が循環する構成です。
特別な仕掛けではありません。
しかし、
均質ではない陰影から、日常にちょっとした変化と奥行を加えています。
【残り3枠 ※2/27時点】
建築士『 自邸 』完成見学会
建築士である私自身が、
住まい手としての感覚も重ねながら設計した住まいです。
私の想う、住まいの基準を
現地で体感していただければと思います。
千葉県で家づくりをご検討の方、
設計事務所との家づくりに興味のある方、
木の家・注文住宅をお考えの方へ。
“基準になる家”を、ぜひご覧ください。
設計事務所としての「標準」を、丁寧につくる
「星久喜の住まいⅡ|Standard House|木箱プロジェクト Ver.Ⅱ」は
特別な意匠や派手さを狙った住宅ではありません。
けれど、 長く住み続けるために必要なことを、きちんと積み重ねた住まいです。
お知らせ
Standard House|木箱プロジェクト のホームページをリニューアルしました
建売住宅のように決まりきった家でもなく、
フルオーダーの注文住宅ほど難しくもない。
Standard House|木箱プロジェクト
価格より価値を大切にする。
それが私たちのスタンダードです。
必要なところには
きちんとお金を使う。
派手さより
長く心地よく暮らせることを
大切にした家です。
同じ大きさでも
家の価値は
設計で決まる。
それは
間取りや設備の豪華さではなく
設計の密度です。
『木箱プロジェクト』は
設計事務所が本気で考えた
「Standard House」です。
豪華さを足すのではなく
不要なものを
徹底的に削る。
削ったのは
見せかけのコストではありません。
後悔につながる
余計な設計と
中途半端な妥協です。
タイラヤスヒロ建築設計事務所の家づくり
千葉県で注文住宅を検討されている方へ。
暮らしをつくる家、家をつくる想い
冬は、太陽のあたたかさを静かに抱き込む家。
夏は、庇や窓の設計が光を整え、心地よい影をつくる家。
そんな “自然の力(パッシブデザイン)” を大切にしながら、
耐震・断熱・気密・通風・日射コントロールといった性能を磨き、
さらに光熱費や維持管理費(ランニングコスト削減)など、暮らしの先々まで見据えた
“住まい全体の最適化” を行っています。
そこに欠かせないのが、
日本の職人さんが手をかけてつくる、確かで美しい仕事です。
自然素材が持つ表情や触り心地を生かしながら、
細部に宿る手仕事の積み重ねが、住まいの寿命と豊かさを支えています。
日々の暮らしが快適で、心と体に無理がなく、
十年後も、二十年後も「この家にしてよかった」と思えること。
それが、私の考える “当たり前の性能” であり、住まいづくりの “揺るぎない想い” です。
星久喜の住まいⅡ|木箱プロジェクト Ver.Ⅱ
千葉市中央区で進行中の注文住宅「星久喜の住まいⅡ」
本計画は、弊所のスタンダードである Standard House|木箱プロジェクト Ver.Ⅱ として
“空間の質をつくる設計” を軸に
構造・断熱・素材・プロポーション などの検討を丁寧に積み上げてきました。
「特別な一棟」ではなく
これからの家づくりにおける
ひとつの“標準”となりうる住まいを目指しています。
タイルについて
今回は、現場の進捗報告ではなく、「タイル」のお話です。
空間の印象を静かに決める素材。
それが今回のキッチンと洗面コーナーのタイルです。
派手ではないけれど、
空間全体の“空気感”を左右する、とても大事な存在です。
設計当初からイメージしていたこと
設計の初期段階から、
この方向性は共有していました。
単なる「白いタイル」ではなく、
光の入り方や木部との相性、
日々の暮らしの中でどう見えるかを想像しながら選んでいます。
SNS時代の素材選び
今は、Instagramなどで品番まで丁寧に紹介されている時代。
正直に言えば、気になるものは私も参考にします。
でも、それをそのまま採用することは決してありません。
特にタイルは、
写真と実物で印象がまったく違うことがある素材です。
カタログで「いい!」と思っても、
サンプルを見た瞬間に
「あれ…ちょっと違うな…」となることは、これまで何度もありました。
タイルは素材感が強く、
空間全体の「静けさ」そして「品」・「佇まい」に大きく影響します。
日常的に目に入り、使われ続ける場所だからこそ、
派手さではなく、長く馴染むことを大切にしたいと思っています。
① まずはWEBでの検討
まずはWEB上で候補を絞り込みます。
今回は、事前に下調べをしていたタイルをいくつか確認。
サイズ感や目地・陰影の出方、素材感を想像しながら、
設計している空間と重ね合わせていきます。
ここではまだ、あくまで“仮説”です。
②次に サンプルでの実物検討
取り寄せたサンプルがこちら。
同じ「白系」でも、
つるっとした質感
マットな質感
白の濃淡
少しグレーを含んだもの
和の印象が強いもの
素材感の差
並べてみると、まったく表情が違います。
気づけば、これはもう完全に“タイル選定の沼”。
でも、この時間がいちばん大事だったりします。
「掃除を考えると滑らかな質感がベストではあるが…」
「もっと素材感のある方がいい。」
「真っ白でなく、少しグレーが入った印象がいい。」
「この白は、ちょっと違う…」
「これは和っぽいな…」
「もう少しシュッとした印象がいい。」
譲れない部分を整理しながら、
空間全体のバランスで決めていきます。
デザインは、感覚だけではなく、
素材や空間の関係性を読み解く作業でもあります。
③ タイル施工完了
そして、施工が完了しました。
目地の色まで含めて検討した仕上がりは、
想定通り、静かで品のある表情に。
主張しすぎないけれど、
確実に空間を整えてくれる存在。
シンプルに見える空間ほど、
実は細部の積み重ねでできています。
写真では絶対に伝わらないこと
タイルは、画面越しでは伝わりません。
光が当たったときの陰影
そのもの自体の質感
空間の中での存在感
これは、実際に見ていただくのが一番です。
完成見学会のお知らせ|千葉県千葉市星久喜町
「星久喜の住まいⅡ」は、
Standard House|木箱プロジェクト Ver.Ⅱ の初完成建物として、
完成見学会の開催を予定しています。
こだわりのタイルはもちろん、
光と素材の関係を丁寧に整えた住まいを、
ぜひ現地で体感してください。
完成見学会の詳細は、
下記からご確認ください。
星久喜の住まいⅡ|木箱プロジェクト Ver.Ⅱ
千葉市中央区で進行中の注文住宅「星久喜の住まいⅡ」
本計画は、弊所のスタンダードである Standard House|木箱プロジェクト Ver.Ⅱ として
“空間の質をつくる設計” を軸に
構造・断熱・素材・プロポーション などの検討を丁寧に積み上げてきました。
「特別な一棟」ではなく
これからの家づくりにおける
ひとつの“標準”となりうる住まいを目指しています。
仕上工事が始まり、住まいの輪郭が立ち上がってきました
現場はいよいよ、仕上工事の工程に入りました。
少しずつ「完成後の暮らし」を具体的に想像できる要素が加わりはじめています。
家づくりの工程の中でも、
この仕上工事の段階は、空間の印象が大きく変わる重要なフェーズです
無機質だった現場が、
「住まい」としての表情を帯び始める。
そんな変化を感じます。
木部塗装により、素材の表情と空間の質が明確に
まずは木部に塗装が施されました。
無塗装の状態での木材の表情から、より木目がハッキリとしてきました。
キッチン・洗面コーナーのタイル施工が完了しました
キッチンと洗面コーナーでは、タイル貼りの工事が完了しました。
1階の右奥に白く見える部分が、今回施工したタイルです。
タイルは、
質感や色味、光の反射の仕方など、
カタログや画面上だけでは判断が難しい素材です。
そのため今回は、
多くの実物サンプルを取り寄せ、
実際の光の下で確認し、
目地の色も含めて、検討を重ねました。
タイルは素材感が強く、
空間全体の「静けさ」そして「品」・「佇まい」に大きく影響します。
日常的に目に入り、使われ続ける場所だからこそ、
派手さではなく、長く馴染むことを大切に選定しています。
写真ではわかりづらいですが、ガスコンロの周囲にはステンレス板を貼り、
日常のメンテナンス性にもしっかりと配慮しています。
タイル選定についてブログはこちら。
三角屋根(切妻屋根)がつくる、素直で飽きのこない外観
写真は南東側から見た表情になります。
切妻屋根は、
特別な造形ではありませんが、
日本の住宅として非常に素直で、
時間が経っても古びにくい形です。
今後、板塀が設けられることで、
外観の印象はさらに落ち着き、
周囲の環境ともより調和していく予定です。
建築で暮らしを整える、ということ
星久喜の住まいⅡ|木箱プロジェクト Ver.Ⅱでは
「何を足すか」よりも
「どう組み立てるか」を大切にしています。
吹抜けも、廊下も、土間も、
それぞれが単独で存在するのではなく
暮らし・空気・動線が重なり合うことで、住まいとして機能します。
その実際の空間を
ぜひ 見学会 で体感していただければと思います。
完成見学会のご案内
「星久喜の住まいⅡ」は、
Standard House|木箱プロジェクト Ver.Ⅱ の初完成建物として、
完成見学会の開催を予定しています。
図面や写真だけでは伝わりきらない、
を、ぜひ現地で体感していただければと思います。
完成見学会の詳細は、
下記からご確認ください。
設計事務所としての「標準」を、丁寧につくる
「星久喜の住まいⅡ|Standard House|木箱プロジェクト Ver.Ⅱ」は
特別な意匠や派手さを狙った住宅ではありません。
けれど、 長く住み続けるために必要なことを、きちんと積み重ねた住まいです。
これから仕上げ工事へと進み、 空間はさらに静かに、整っていきます。
完成まで、 現場の様子を引き続きレポートしていきますので、 ぜひご覧ください。
お知らせ
Standard House|木箱プロジェクト のホームページをリニューアルしました
建売住宅のように決まりきった家でもなく、
フルオーダーの注文住宅ほど難しくもない。
Standard House|木箱プロジェクト
価格より価値を大切にする。
それが私たちのスタンダードです。
必要なところには
きちんとお金を使う。
派手さより
長く心地よく暮らせることを
大切にした家です。
星久喜の住まいⅡ|木箱プロジェクト Ver.Ⅱ
千葉市中央区で進行中の注文住宅「星久喜の住まいⅡ」
本計画は、弊所のスタンダードである Standard House|木箱プロジェクト Ver.Ⅱ として
“空間の質をつくる設計” を軸に
構造・断熱・素材・プロポーション などの検討を丁寧に積み上げてきました。
「特別な一棟」ではなく
これからの家づくりにおける
ひとつの“標準”となりうる住まいを目指しています。
大工工事完了の日。現場で感じたこと
先日の現場確認
この日はちょうど、大工さんによる内部工事が完了する日でした。
現場で印象的だったのは、
棟梁が木の柱(化粧柱)をタオルで丁寧に磨いている姿。
黙々と手を動かす姿を見て、
「この方に家をつくっていただけて、本当にありがたい」
そんな気持ちが自然と湧いてきました。
同時に、自分自身も
想いのある仕事を積み重ねなければならない
と、そっと背中を押されたような感覚にもなりました。
形に残らない部分にこそ、仕事の姿勢は表れる
家づくりでは、
完成後には見えなくなってしまう部分が数多くあります。
いま見えている状態の裏には、
多くの職人や関係者の
無数の、名も残らない
配慮や工夫、
そして苦労の積み重ねが、確実に存在しています。
そうした見えない部分においても、
真摯にモノづくりに向き合う一流の姿勢は、
不思議と空間に残り、住まい手にも伝わるものです。
現場に立ち、
棟梁の仕事をあらためて目にすることで、
自然と背筋が伸びる、
そんな時間でした。
気密測定の結果と、床断熱という選択
工事の節目として、気密測定も実施しました。
測定結果は
C値:0.59㎠/㎡。
本計画(弊所全般の計画)では、
基礎全体を断熱する「基礎断熱」ではなく、
床の裏そのものに断熱を施す「床断熱」を採用しています。
床断熱は、
直接足元で断熱効果を感じられる反面、
一般的には気密施工が難しいとされる工法です。
その床断熱でこの数値が出たことは、
設計だけでなく、
現場で丁寧に施工してくださった
大工さん・職人の皆さんの仕事の積み重ねによるものだと感じています。
心から感謝です。
建築で暮らしを整える、ということ
星久喜の住まいⅡ|木箱プロジェクト Ver.Ⅱでは
「何を足すか」よりも
「どう組み立てるか」を大切にしています。
吹抜けも、廊下も、土間も、
それぞれが単独で存在するのではなく
暮らし・空気・動線が重なり合うことで、住まいとして機能します。
その実際の空間を
ぜひ 見学会 で体感していただければと思います。
完成見学会のご案内
「星久喜の住まいⅡ」は、
Standard House|木箱プロジェクト Ver.Ⅱ の初完成建物として、
完成見学会の開催を予定しています。
図面や写真だけでは伝わりきらない、
を、ぜひ現地で体感していただければと思います。
完成見学会の詳細は、
下記からご確認ください。
設計事務所としての「標準」を、丁寧につくる
「星久喜の住まいⅡ|Standard House|木箱プロジェクト Ver.Ⅱ」は
特別な意匠や派手さを狙った住宅ではありません。
けれど、 長く住み続けるために必要なことを、きちんと積み重ねた住まいです。
これから仕上げ工事へと進み、 空間はさらに静かに、整っていきます。
完成まで、 現場の様子を引き続きレポートしていきますので、 ぜひご覧ください。
お知らせ
Standard House|木箱プロジェクト のホームページをリニューアルしました
建売住宅のように決まりきった家でもなく、
フルオーダーの注文住宅ほど難しくもない。
Standard House|木箱プロジェクト
価格より価値を大切にする。
それが私たちのスタンダードです。
必要なところには
きちんとお金を使う。
派手さより
長く心地よく暮らせることを
大切にした家です。
同じ大きさでも
家の価値は
設計で決まる。
それは
間取りや設備の豪華さではなく
設計の密度です。
『木箱プロジェクト』は
設計事務所が本気で考えた
「Standard House」です。
豪華さを足すのではなく
不要なものを
徹底的に削る。
削ったのは
見せかけのコストではありません。
後悔につながる
余計な設計と
中途半端な妥協です。
タイラヤスヒロ建築設計事務所の家づくり
千葉県で注文住宅を検討されている方へ。
暮らしをつくる家、家をつくる想い
星久喜の住まいⅡ|木箱プロジェクト Ver.Ⅱ
千葉市中央区で進行中の注文住宅「星久喜の住まいⅡ」
本計画は、弊所のスタンダードである Standard House|木箱プロジェクト Ver.Ⅱ として
“空間の質をつくる設計” を軸に
構造・断熱・素材・プロポーション などの検討を丁寧に積み上げてきました。
Standard House|木箱プロジェクト Ver.Ⅱ とは
大きな特徴は、 間取りや設備を先に決めるのではなく、 空間の大きさ・高さ・つながり方を最優先に考える点にあります。
一つの「木箱(構造体)」の中に、
階段・吹抜け・ロフトといった立体的な要素を組み込み
最小限の操作で、最大限の空間的豊かさを引き出す。
足場が外れ、住まいのかたちが街に現れました
工事用の足場が外され、建物全体の外観がはっきりと見えるようになりました。
1階部分 右端の窓に設けるコーナー庇(ひさし)はこれから設置を行いますが
建物のプロポーションや素材感は、設計当初に思い描いていたイメージ通り。
図面の中で考えてきた住まいが
「実際のスケール」として立ち上がった瞬間は
何度経験しても、やはり感慨深いものがあります。
空調計画の要となる「吹抜け」と「小屋裏スノコ床」
この住まいの大きな特徴のひとつが
吹抜けと、その上部に設けた小屋裏のスノコ床です。
ここは、単なる「空間的な抜け」ではなく
住まい全体の空気をゆっくりと循環させるための
空調計画の要として設計しています。
機械に頼りすぎない、自然な空気の流れ
この住まい(星久喜の住まいⅡ|木箱プロジェクト Ver.Ⅱ)では
ダクトや大型のファンを使わず
空気が本来もっている性質を活かして
住まい全体の温熱環境を整えます。
冬:暖かい空気は自然に上へ
→ 1階で暖められた空気が、吹抜けを通って2階へ上がる
夏:冷たい空気は自然に下へ
→ 2階で冷やされた空気が、1階へとゆっくり降りていく
吹抜けとスノコ床は、その「通り道」。
自然の上昇・下降を妨げず、無理なく空気を動かします。
これは
「機械的な設備機器で無理やり制御する」のではなく
建築そのもので環境を整えるという考えで
私たちの『難しくない住まい』の設計思想を象徴する部分でもあります。
吹抜けに面した「物干しスペース」という考え方
コンパクトな住まいでは
廊下を単なる移動のための空間にしてしまうのは、とてももったいないことです。
この住まい(星久喜の住まいⅡ|木箱プロジェクト Ver.Ⅱ)では
通る
干す
空気が流れる
という複数の役割を、ひとつの空間に重ねています。
来客時にも配慮した、もう一つの物干し計画
もちろん
「来客時に洗濯物を見せたくない」という場面も想定しています。
そのため
脱衣室(※洗面/手洗いは別室に配置しています)
浴室
にも物干しバーを設け
状況に応じて干す場所を選べるよう計画しています。
日常と非日常、どちらにも無理なく対応できる
生活に寄り添った空間構成です。
玄関土間から続く、シューズインクローゼット
玄関土間の続きには、シューズインクローゼットを設けています。
これから、コート掛け用のパイプが取り付く予定です。
想定しているのは
外で使うものを玄関まわりで完結させることで
居室に余計なものを持ち込まず、住まいをすっきり保てます。
建築で暮らしを整える、ということ
星久喜の住まいⅡ|木箱プロジェクト Ver.Ⅱでは
「何を足すか」よりも
「どう組み立てるか」を大切にしています。
吹抜けも、廊下も、土間も、
それぞれが単独で存在するのではなく
暮らし・空気・動線が重なり合うことで、住まいとして機能します。
その実際の空間を
ぜひ 見学会 で体感していただければと思います。
完成見学会を開催します
内部工事が終盤を迎え、 この住まいの空間構成や設計意図を
実際に体感いただけるタイミングが近づいてきました。
本計画「星久喜の住まいⅡ」では、 完成見学会の開催を予定しています。
写真や文章では伝えきれない、
を、ぜひ現地でご体感ください。
設計事務所としての「標準」を、丁寧につくる
「星久喜の住まいⅡ|Standard House|木箱プロジェクト Ver.Ⅱ」は
特別な意匠や派手さを狙った住宅ではありません。
けれど、 長く住み続けるために必要なことを、きちんと積み重ねた住まいです。
これから仕上げ工事へと進み、 空間はさらに静かに、整っていきます。
完成まで、 現場の様子を引き続きレポートしていきますので、 ぜひご覧ください。
お知らせ
Standard House|木箱プロジェクト のホームページをリニューアルしました
星久喜の住まいⅡ|木箱プロジェクト Ver.Ⅱ
千葉市中央区で進行中の注文住宅「星久喜の住まいⅡ」
本計画は、弊所のスタンダードである Standard House|木箱プロジェクト Ver.Ⅱ として
“空間の質をつくる設計” を軸に
構造・断熱・素材・プロポーション などの検討を丁寧に積み上げてきました。
Standard House|木箱プロジェクト Ver.Ⅱ とは
大きな特徴は、 間取りや設備を先に決めるのではなく、 空間の大きさ・高さ・つながり方を最優先に考える点にあります。
一つの「木箱(構造体)」の中に、
階段・吹抜け・ロフトといった立体的な要素を組み込み
最小限の操作で、最大限の空間的豊かさを引き出す。
Ver.Ⅱでは、 これまでの実績を踏まえながら
断熱性能や施工精度、ディテールの整理をさらに進化させ
日常の暮らしの中で、静かに効き続ける住まいを目指しています。
空間が立ち上がる、内部工事の終盤

前回と重複しますが、石膏ボード張りが進み、
これまで図面や模型で検討してきた空間が 実寸のスケール感として体感できるようになりました。
今回の住まいでは、
といった点が重なり合い
単なる「広さ」ではなく、視線の抜けや高さの変化によって
住まい全体に奥行きとリズムを生んでいます。
木箱プロジェクトが大切にしているのは、
数値上の性能や面積だけでなく、 「そこに立ったとき、どう感じるか」という身体感覚です。

素材と納まりがつくる、静かな存在感
現場では、造作材や各所の納まりも順次整えられ
木の表情やラインの出方が見えてきました。
主張しすぎない素材選びと、線を揃え、余計な情報を抑えたディテールは
完成後に強く意識されることはないかもしれません。
しかし、
日々の暮らしの中で、無意識に心地よさとして積み重なる ——
それが、弊所が目指す設計のあり方です。

完成見学会を開催します
内部工事が終盤を迎え、 この住まいの空間構成や設計意図を
実際に体感いただけるタイミングが近づいてきました。
本計画「星久喜の住まいⅡ」では、 完成見学会の開催を予定しています。
写真や文章では伝えきれない、
を、ぜひ現地でご体感ください。

設計事務所としての「標準」を、丁寧につくる
「星久喜の住まいⅡ|Standard House|木箱プロジェクト Ver.Ⅱ」は
特別な意匠や派手さを狙った住宅ではありません。
けれど、 長く住み続けるために必要なことを、きちんと積み重ねた住まいです。
これから仕上げ工事へと進み、 空間はさらに静かに、整っていきます。
完成まで、 現場の様子を引き続きレポートしていきますので、 ぜひご覧ください。
お知らせ
Standard House|木箱プロジェクト のホームページをリニューアルしました
建売住宅のように決まりきった家でもなく、
フルオーダーの注文住宅ほど難しくもない。
Standard House|木箱プロジェクト
価格より価値を大切にする。
それが私たちのスタンダードです。
必要なところには
きちんとお金を使う。
派手さより
長く心地よく暮らせることを
大切にした家です。
同じ大きさでも
家の価値は
設計で決まる。
それは
間取りや設備の豪華さではなく
設計の密度です。
『木箱プロジェクト』は
設計事務所が本気で考えた
「Standard House」です。
豪華さを足すのではなく
不要なものを
徹底的に削る。
削ったのは
見せかけのコストではありません。
後悔につながる
余計な設計と
中途半端な妥協です。
タイラヤスヒロ建築設計事務所の家づくり
千葉県で注文住宅を検討されている方へ。
暮らしをつくる家、家をつくる想い
冬は、太陽のあたたかさを静かに抱き込む家。
夏は、庇や窓の設計が光を整え、心地よい影をつくる家。
そんな “自然の力(パッシブデザイン)” を大切にしながら、
耐震・断熱・気密・通風・日射コントロールといった性能を磨き、
さらに光熱費や維持管理費(ランニングコスト削減)など、暮らしの先々まで見据えた
“住まい全体の最適化” を行っています。
そこに欠かせないのが、
日本の職人さんが手をかけてつくる、確かで美しい仕事です。
自然素材が持つ表情や触り心地を生かしながら、
細部に宿る手仕事の積み重ねが、住まいの寿命と豊かさを支えています。
日々の暮らしが快適で、心と体に無理がなく、
十年後も、二十年後も「この家にしてよかった」と思えること。
それが、私の考える “当たり前の性能” であり、住まいづくりの “揺るぎない想い” です。
― 空間ボリュームを最大化した「星久喜の住まいⅡ」現場レポート ―
千葉市中央区|設計事務所が手がける高性能な注文住宅「星久喜の住まいⅡ」 の現場レポートです。
本計画は、設計事務所が手がける高性能な注文住宅として、
を軸に、「数値性能」と「体感としての心地よさ」の両立を目指しています。
工事進捗|空間の意図が“実寸”で見えてきました
現場は前回の確認時から ぐっ と進み、
2階は下地工事がほぼ完了。現在は、収納などの細かな造作工事を残すのみとなっています。
1階では、棟梁が階段の施工中。
今回の階段は、
という、納まり的に難易度の高い構成です。
特に1段目は「逃げ」がほとんどない条件でしたが、
非常に美しく納めていただきました。
設計意図を丁寧に汲み取り、形にしてくださる棟梁に感謝です!
設計の考え方|吹抜けとロフトは「広さ」ではなく「関係性」
この住まいで大切にしているのは、
単に吹抜けを設けて「大きく見せる」ことではありません。
そうした身体感覚としての広がりを、吹抜けとロフトの関係性で丁寧に組み立てています。
実際に現場に立つと、
想定していた通り、視線が縦にも横にも自然に抜け、
コンパクトな床面積以上の「空間ボリューム」を感じられる、とても楽しい内部空間になってきました。
図面から「暮らし」へ
石膏ボードの下地工事が進み、
これまで図面などで検討してきた空間が、ようやく実寸で立ち上がってきました。
この段階は、設計者にとっても
検討してきた空間をはじめて身体で確認できる、とても大切で、わくわくするタイミングです。
完成に向けて、引き続き丁寧に進めていきます。
お知らせ
Standard House|木箱プロジェクト のホームページをリニューアルしました
建売住宅のように決まりきった家でもなく、
フルオーダーの注文住宅ほど難しくもない。
Standard House|木箱プロジェクト
価格より価値を大切にする。
それが私たちのスタンダードです。
必要なところには
きちんとお金を使う。
派手さより
長く心地よく暮らせることを
大切にした家です。
同じ大きさでも
家の価値は
設計で決まる。
それは
間取りや設備の豪華さではなく
設計の密度です。
『木箱プロジェクト』は
設計事務所が本気で考えた
「Standard House」です。
豪華さを足すのではなく
不要なものを
徹底的に削る。
削ったのは
見せかけのコストではありません。
後悔につながる
余計な設計と
中途半端な妥協です。
タイラヤスヒロ建築設計事務所の家づくり
千葉県で注文住宅を検討されている方へ。
暮らしをつくる家、家をつくる想い
冬は、太陽のあたたかさを静かに抱き込む家。
夏は、庇や窓の設計が光を整え、心地よい影をつくる家。
そんな “自然の力(パッシブデザイン)” を大切にしながら、
耐震・断熱・気密・通風・日射コントロールといった性能を磨き、
さらに光熱費や維持管理費(ランニングコスト削減)など、暮らしの先々まで見据えた
“住まい全体の最適化” を行っています。
そこに欠かせないのが、
日本の職人さんが手をかけてつくる、確かで美しい仕事です。
自然素材が持つ表情や触り心地を生かしながら、
細部に宿る手仕事の積み重ねが、住まいの寿命と豊かさを支えています。
日々の暮らしが快適で、心と体に無理がなく、
十年後も、二十年後も「この家にしてよかった」と思えること。
それが、私の考える “当たり前の性能” であり、住まいづくりの “揺るぎない想い” です。
千葉市中央区で進行中の注文住宅「星久喜の住まいⅡ」
設計事務所が手がける高性能な注文住宅として
吹抜け&ロフト空間・簡易的な空調計画・太陽光発電を取り入れた住まいの現場レポートです。
正月明けの現場確認|空間の輪郭が見え始めました
先日、今年はじめの現場確認へ行ってきました。
正月休みを挟み、前回の現場確認から約2週間が経過しています。
石膏ボードの下地工事が進み
これまで図面などで検討してきた空間が
実寸として体感できる段階に入ってきました。
現場に立つと、
設計時に意図した「空間の高さ」「視線の抜け」「ボリューム感」が
少しずつ現実のものとして立ち上がってきているのを感じます。
ダイニング天井と吹抜け|この家最大の見せ場
ダイニング部分の天井は
あえて高さを抑えた平らな天井としています。
そのすぐ隣には吹抜けが連続し
「低さ」と「高さ」
「包まれ感」と「開放感」が
ひとつの空間の中で共存する構成です。
天井高さの差によって生まれるのは
単なる広さではなく、居場所ごとの心地よさの違いです。
視線は自然と吹抜けの奥へと抜け
空間の立体的なつながりが、身体感覚として伝わるよう計画しています。
このダイニングから吹抜けへと連なるこの場所は
暮らしの中心であり、この家全体の考え方を象徴する空間です。
また、天井高さに変化を持たせることで
視線が自然と上へと導かれ
実際の床面積以上の広がりを感じられる構成としています。
空間の豊かさは、面積や天井高といった数値だけで決まるものではありません。
高さの差や空間同士の関係性が
人の感覚にどのように作用するかを大切にしています。
ダイニングから吹抜けへと連なるこの場所は
そうした考え方を最も端的に表した、この家の核となる空間です。
今後、ここに鉄骨階段が設置される予定です。
階段も視線に入る「見せる要素」のひとつ。
空間にどのようなリズムが生まれるのか、完成が非常に楽しみな部分です。
個室+ロフトで考える「床面積以上の広がり」
各個室も、それぞれ輪郭が見えてきました。
今回の計画では、コンパクトな中に広がりを感じる住まいとするために
空間全体の容積をどう使うかを重視しています。
そのため各個室は
とすることで、
数字上の面積以上の広がりを感じられる計画としています。
特に勾配天井は
天井の高さが連続的に変化することで
空間に奥行きと伸びやかさを与えてくれます。
部屋の隅にある小さな開口|空調計画のための工夫
部屋の隅に設けた
一見すると「可愛らしいサイズ」の小さな開口。
こちらはデザイン的なアクセントではなく
ロフトに設置するエアコンのリターンエアー(還気)用開口として計画しています。
ロフトは家全体で見ると奥まった位置になるため
エアコン周辺の空気だけを循環させてしまうと、運転効率が落ちてしまいます。
そこで
ことを目的に、この開口を設けています。
見えにくい部分ではありますが
快適性と省エネルギー性を両立させるための重要な設計的配慮です。
お知らせ
Standard House|木箱プロジェクト のホームページをリニューアルしました
建売住宅のように決まりきった家でもなく、
フルオーダーの注文住宅ほど難しくもない。
Standard House|木箱プロジェクト
価格より価値を大切にする。
それが私たちのスタンダードです。
必要なところには
きちんとお金を使う。
派手さより
長く心地よく暮らせることを
大切にした家です。
同じ大きさでも
家の価値は
設計で決まる。
それは
間取りや設備の豪華さではなく
設計の密度です。
『木箱プロジェクト』は
設計事務所が本気で考えた
「Standard House」です。
豪華さを足すのではなく
不要なものを
徹底的に削る。
削ったのは
見せかけのコストではありません。
後悔につながる
余計な設計と
中途半端な妥協です。
タイラヤスヒロ建築設計事務所の家づくり
千葉県で注文住宅を検討されている方へ。
暮らしをつくる家、家をつくる想い
冬は、太陽のあたたかさを静かに抱き込む家。
夏は、庇や窓の設計が光を整え、心地よい影をつくる家。
そんな “自然の力(パッシブデザイン)” を大切にしながら、
耐震・断熱・気密・通風・日射コントロールといった性能を磨き、
さらに光熱費や維持管理費(ランニングコスト削減)など、暮らしの先々まで見据えた
“住まい全体の最適化” を行っています。
そこに欠かせないのが、
日本の職人さんが手をかけてつくる、確かで美しい仕事です。
自然素材が持つ表情や触り心地を生かしながら、
細部に宿る手仕事の積み重ねが、住まいの寿命と豊かさを支えています。
日々の暮らしが快適で、心と体に無理がなく、
十年後も、二十年後も「この家にしてよかった」と思えること。
それが、私の考える “当たり前の性能” であり、住まいづくりの “揺るぎない想い” です。
千葉市中央区で進行中の注文住宅「星久喜の住まいⅡ」
設計事務所が手がける高性能な注文住宅として
吹抜け&ロフト空間・簡易的な空調計画・太陽光発電を取り入れた住まいの現場レポートです。
内装工事は終盤へ — 全体像が見えてきました
先日、今年最後となる現場確認へ行ってきました。
内装工事がいよいよ終盤に差し掛かり
住まい全体の輪郭がはっきりと見えるようになってきました。
ロフトの様子 — 空間としての一体感と空調計画
この住まいの特徴のひとつが、ロフト空間です。
単なる収納スペースではなく、
各個室とゆるやかにつながることで、住まい全体に一体感を生み出しています。
さらにこのロフトは、空調計画の要(かなめ)でもあります。
上下階の空気の流れを考えて設計することで、
夏は涼しく、冬は暖かい住まいを実現する重要な役割を担っています。
個室の造作 — 折りたたみ梯子でロフトへ
各個室も順調に仕上がっています。
写真左手に見えるのは、ロフトへ上がる既製品の折りたたみ式梯子(はしご)です。
この梯子は「必要なときだけ使える」ため、
居室の床面積を無駄にせず、空間をすっきりと保つことができます。
採用にあたっては、
「使う頻度」「安全性」「収納性」といった条件を一つひとつ検討し、
生活に無理のない形を選んでいます。
今回は、天井高さをかなり低く抑えた設計としているため、
既製品のままでは梯子の設置ができません。
そこで棟梁に、
梯子の脚部分を現場でカット・調整してもらい、
空間に合わせた設置を行う設計としました。
既製品の梯子ではありますが
木製のため、現場での加工や微調整が容易です。
こうした対応ができるのも、
無垢の木の扱いに精通した大工の手仕事が活きる、
注文住宅ならではの部分だと感じています。
キッチン・ダイニング — これから大きく印象が変わる空間
キッチン/ダイニング部分も、下地工事の完成が見えてきました。
これからキッチン据え付けが行われることで
空間の印象が大きく変わります。
太陽光発電パネルの設置も完了
― 約4.1kWで省エネルギーな暮らしへ ―
屋根の上には、太陽光発電パネル(約4.1kW)の設置が無事完了しました。
発電した電気は
の両方に活用します。
シミュレーション上では、
ガスを除く、光熱費のおよそ70%を
太陽光発電による自家消費と売電収益で賄える見込みです。
太陽光発電を取り入れることで、
光熱費の負担を抑えながら、
省エネルギーで持続可能な暮らしを目指しています。
お知らせ
Standard House|木箱プロジェクト のホームページをリニューアルしました
建売住宅のように決まりきった家でもなく、
フルオーダーの注文住宅ほど難しくもない。
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価格より価値を大切にする。
それが私たちのスタンダードです。
必要なところには
きちんとお金を使う。
派手さより
長く心地よく暮らせることを
大切にした家です。
同じ大きさでも
家の価値は
設計で決まる。
それは
間取りや設備の豪華さではなく
設計の密度です。
『木箱プロジェクト』は
設計事務所が本気で考えた
「Standard House」です。
豪華さを足すのではなく
不要なものを
徹底的に削る。
削ったのは
見せかけのコストではありません。
後悔につながる
余計な設計と
中途半端な妥協です。
タイラヤスヒロ建築設計事務所の家づくり
千葉県で注文住宅を検討されている方へ。
暮らしをつくる家、家をつくる想い
冬は、太陽のあたたかさを静かに抱き込む家。
夏は、庇や窓の設計が光を整え、心地よい影をつくる家。
そんな “自然の力(パッシブデザイン)” を大切にしながら、
耐震・断熱・気密・通風・日射コントロールといった性能を磨き、
さらに光熱費や維持管理費(ランニングコスト削減)など、暮らしの先々まで見据えた
“住まい全体の最適化” を行っています。
そこに欠かせないのが、
日本の職人さんが手をかけてつくる、確かで美しい仕事です。
自然素材が持つ表情や触り心地を生かしながら、
細部に宿る手仕事の積み重ねが、住まいの寿命と豊かさを支えています。
日々の暮らしが快適で、心と体に無理がなく、
十年後も、二十年後も「この家にしてよかった」と思えること。
それが、私の考える “当たり前の性能” であり、住まいづくりの “揺るぎない想い” です。
詳細は 住まいの相談会 をご確認ください。
千葉市中央区で進行中の注文住宅「星久喜の住まいⅡ」
現在、階段工事も順調に進んでいます。
今回計画したのは、一般的な木製階段ではなく、
という、鉄骨と木を組み合わせたハイブリッド階段です。
鉄骨階段 製作工場「長谷川製作所」さんへ
階段が概ね完成したとの連絡をいただき、
鉄骨階段を製作していただいた 『長谷川製作所』 さんの工場へ伺ってきました。
現在は黒い下地塗装の状態ですが、
このあと別の工場で指定色に本塗装される予定です。
完成時には、また違った表情になるのが楽しみです。
鉄骨階段でも「重くならない」デザインを目指して
「鉄骨階段」と聞くと、
無機質・重たい・工場っぽい…
そんなイメージを持たれる方もいるかもしれません。
ですが今回目指しているのは、
そのため、華奢な鉄骨部材を丁寧に組み合わせ、
できるだけ圧迫感の出ない階段を計画しました。
見た目だけでなく「安全性」にも配慮
鉄骨階段は、どうしても
といった不安を感じられる方もいらっしゃいます。
そこで今回は、
手が触れる可能性のある部材の先端を、わずかに丸める加工を施しています。
ほんの小さな配慮ですが、
毎日使う階段だからこそ、こうした積み重ねが大切だと考えています。
異素材が出会う「緊張感のある納まり」
見どころのひとつが、
この2つが出会う「取合い部分」。
異なる素材同士が接するため、
緊張感のある、きれいな納まりを目指しています。
階段の現場取付は、来年初旬を予定しています。
建物の中に据え付けられ、
木の踏板が入り、全体が仕上がったとき、
空間全体がどう変わるのか——
今からとても楽しみです。
おまけ|工場入口の建物も見どころ
余談ですが、
長谷川製作所さんの工場入口の建物も印象的でした。
装飾パネル
パンチングメタル など
実際に製作されている部材でファサードが構成されています。
「この会社は、こういうものづくりをしているんだな」と、
ひと目で伝わる建物でした。
タイラヤスヒロ建築設計事務所の家づくり
千葉県で注文住宅を検討されている方へ。
暮らしをつくる家、家をつくる想い
冬は、太陽のあたたかさを静かに抱き込む家。
夏は、庇や窓の設計が光を整え、心地よい影をつくる家。
そんな “自然の力(パッシブデザイン)” を大切にしながら、
耐震・断熱・気密・通風・日射コントロールといった性能を磨き、
さらに光熱費や維持管理費(ランニングコスト削減)など、暮らしの先々まで見据えた
“住まい全体の最適化” を行っています。
そこに欠かせないのが、
日本の職人さんが手をかけてつくる、確かで美しい仕事です。
自然素材が持つ表情や触り心地を生かしながら、
細部に宿る手仕事の積み重ねが、住まいの寿命と豊かさを支えています。
日々の暮らしが快適で、心と体に無理がなく、
十年後も、二十年後も「この家にしてよかった」と思えること。
それが、私の考える “当たり前の性能” であり、住まいづくりの “揺るぎない想い” です。
詳細は 住まいの相談会 をご確認ください。
千葉市中央区で進行中の注文住宅「星久喜の住まいⅡ」
内部では、電気工事と大工工事が同時に進行中。
電気屋さんと棟梁が、納まりを一つひとつ確認しながら丁寧に工事を進めてくれています。
メインの開口部から室内へ差し込むやわらかな陽ざしが、とても心地良い空間になってきました。
この窓(向かって右の四角い窓)は、透明ガラスにするか、不透明ガラス(通称:型板ガラス)にするか、設計段階で悩んだ部分です。
そんな相反する条件の中で、
今回はあえてカーテンなどを設けないという前提から検討を進め、
ガラスは装飾に頼らず、素直に型板ガラスを選択しました。
実際に現場で見ると、光は十分に取り込みつつ、視線は柔らかく遮られ、「これで正解だった」と実感しています。
窓ガラスの選択一つで、プライバシー性、住み心地は大きく変わります。
さて、ここからが今回の本題です。
内部では、引き戸まわりの工事が着実に進んでいます。
現在取り付けが進んでいるのは、
引き戸の骨組みとなる「建具枠(たてぐわく)」と呼ばれる部分です。
あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、
簡単に言うと「引き戸をきれいに、気持ちよく納めるための枠」です。
なぜ、建具枠を大切にしているのか
私はこの建具枠をとても重視しています。
そこにはいくつかの理由があります。
建具枠は、単に引き戸をはめ込むための部材ではなく、
といった、
日々の使い心地や住まいの寿命に直結する要素が集まる場所だからです。
既製品ではなく「家に合わせてつくる」
今回の住まいでは、
既製品の建具枠をそのまま使うのではなく、
すべての建具枠について、設計段階から詳細図を一から描いています。
そして、その図面をもとに、
設計 → 工務店 → 材木屋さんでの加工 → 現場での取り付け
という流れで、
職人さんの手仕事によって一つひとつ形にしていただいています。
寸法や木の厚み、壁との納まり、
将来の建具調整のしやすさまでを考えながら設計し、
現場では微調整を重ねて仕上げていきます。
「派手さはないけれど、ずっと心地いい家」
こうした作業は、完成写真だけを見ると目立ちません。
ですが、
そんな、
暮らしてからこそ実感できる心地よさを支えています。
建具枠を一から設計し、木でつくっているため、
万が一、建具の動きが重くなった場合でも、
削る・調整する・部材を作り直すといった対応が可能です。
「壊れたら交換」ではなく、
「直しながら、使い続ける」という考え方。
手仕事でつくる住宅だからこそ生まれる、
住まい全体に通う 静かで整った統一感。
その土台となる部分が、少しずつ、形になってきました。
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暮らしをつくる家、家をつくる想い
冬は、太陽のあたたかさを静かに抱き込む家。
夏は、庇や窓の設計が光を整え、心地よい影をつくる家。
そんな “自然の力(パッシブデザイン)” を大切にしながら、
耐震・断熱・気密・通風・日射コントロールといった性能を磨き、
さらに光熱費や維持管理費(ランニングコスト削減)など、暮らしの先々まで見据えた
“住まい全体の最適化” を行っています。
そこに欠かせないのが、
日本の職人さんが手をかけてつくる、確かで美しい仕事です。
自然素材が持つ表情や触り心地を生かしながら、
細部に宿る手仕事の積み重ねが、住まいの寿命と豊かさを支えています。
日々の暮らしが快適で、心と体に無理がなく、
十年後も、二十年後も「この家にしてよかった」と思えること。
それが、私の考える “当たり前の性能” であり、住まいづくりの “揺るぎない想い” です。
詳細は 住まいの相談会 をご確認ください。
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いよいよ大工さんによる細かな造作工事に入りました。
ここからは、ますます棟梁の技が細部で光ってくる部分です!
今回は、その中でも“窓枠のこだわり”について少しだけご紹介します。
通常は、窓のまわり(上下左右)をぐるっと四周とも同じ厚みの木で囲んで、シンプルに窓枠をつくるのが一般的です。
ですが今回は、空間の雰囲気を場所ごとに変えるため、
木枠を強調し“見せたい窓”
逆に、木枠の存在感を“できるだけ消したい窓”
という2つのデザインを混在させています。
窓により、木枠の見え方やラインの取り方が変わるため、ひとつひとつ微妙な調整が必要ですが、
棟梁が丁寧に施工してくださり、どの窓もとても良い仕上がりになっています。
タイラヤスヒロ建築設計事務所の家づくり
千葉県で注文住宅を検討されている方へ。
暮らしをつくる家、家をつくる想い
冬は、太陽のあたたかさを静かに抱き込む家。
夏は、庇や窓の設計が光を整え、心地よい影をつくる家。
そんな “自然の力(パッシブデザイン)” を大切にしながら、
耐震・断熱・気密・通風・日射コントロールといった性能を磨き、
さらに光熱費や維持管理費(ランニングコスト削減)など、暮らしの先々まで見据えた
“住まい全体の最適化” を行っています。
そこに欠かせないのが、
日本の職人さんが手をかけてつくる、確かで美しい仕事です。
自然素材が持つ表情や触り心地を生かしながら、
細部に宿る手仕事の積み重ねが、住まいの寿命と豊かさを支えています。
日々の暮らしが快適で、心と体に無理がなく、
十年後も、二十年後も「この家にしてよかった」と思えること。
それが、私の考える “当たり前の性能” であり、住まいづくりの “揺るぎない想い” です。
詳細は 住まいの相談会 をご確認ください。
去る令和7年11月28日、
住宅の省エネ化をさらに後押しするための予算案が閣議決定されました。
2026年に実施される新しい補助制度の名称は、
『みらいエコ住宅2026事業』。
名前のとおり、これから家づくりを進めるご家庭へ向けて、
“省エネで心地よい住まい”を後押しする内容となっています。
2026年、省エネ住宅支援が新しくスタート!
みらいエコ住宅2026事業は、
断熱性能や省エネ設備に優れた住宅を建てる人を幅広く支援する制度です。
(※現時点では予算案段階のため、詳細は今後公表される予定です。)
2025年同様に、「性能の高い家を建てたい」「補助金を活用しながら賢く進めたい」
という方には必見の制度となりそうです。
みらいエコ住宅2026事業の“注目ポイント”
現行制度からの延長・強化が見込まれ、以下の点が注目されています。
断熱性能の高い住宅(等級5〜6)が対象に
太陽光発電などの創エネ設備/HEMS機器の設置(※GX志向型住宅)
長期優良住宅やZEH水準など
2025年と同様に、
“性能にしっかりこだわる住宅”ほどメリットが大きい仕組みになりそうです。
家づくりの品質と将来の光熱費を同時に考えるご家族にとって、
とても心強い制度と言えます。
補助を上手に活用するために、今できること
2026年に新築を検討されている方は、
正式発表の前に、性能の方向性や予算イメージを設計者としっかりと固めておくことがポイントです。
当事務所でも、正式な情報をいち早く入手し、速やかに対応できるよう準備を進めてまいります。
各種申請の長期化に伴うスケジュール管理の重要性
現在、各種申請の審査期間が全国的に長期化しています。
建築確認申請:1.5ヶ月~
長期優良住宅申請:2.5ヶ月~3ヶ月以上
数年前とは比べものにならないほど審査に時間がかかり、
スケジュール管理の難易度が非常に高まっています。
背景としては、
2025年の建築基準法改正に伴う審査内容の複雑化や審査項目の増加による、
審査側の負担増が挙げられます。
当事務所はこれまでも高性能住宅の長期優良住宅申請を多く行っており、
業務内容自体に大きな変更はありませんが、
審査側の遅れが家づくり全体の進行に影響する点を強く懸念しています。
タイラヤスヒロ建築設計事務所の家づくり
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暮らしをつくる家、家をつくる想い
冬は、太陽のあたたかさを静かに抱き込む家。
夏は、庇や窓の設計が光を整え、心地よい影をつくる家。
そんな “自然の力(パッシブデザイン)” を大切にしながら、
耐震・断熱・気密・通風・日射コントロールといった性能を磨き、
さらに光熱費や維持管理費(ランニングコスト削減)など、暮らしの先々まで見据えた
“住まい全体の最適化” を行っています。
そこに欠かせないのが、
日本の職人さんが手をかけてつくる、確かで美しい仕事です。
自然素材が持つ表情や触り心地を生かしながら、
細部に宿る手仕事の積み重ねが、住まいの寿命と豊かさを支えています。
日々の暮らしが快適で、心と体に無理がなく、
十年後も、二十年後も「この家にしてよかった」と思えること。
それが、私の考える “当たり前の性能” であり、住まいづくりの “揺るぎない想い” です。
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屋根の断熱工事も無事に完了しました。
今回も屋根断熱には セルロースファイバー を採用しています。
セルロースファイバーを選ぶ理由
セルロースファイバー とは新聞紙を原料とした再生素材の断熱材です。
繊維が隙間なく充填されるため気密性が高く、夏場の遮熱性にも優れています。
調湿性(吸放湿性)もあり、屋根裏がムレにくく、住まいの長期的な“健康”にも寄与します。
加えて、
※繊維の中にたくさんの空気胞があり、さらに繊維同士が絡み合って空気の層を保持するため、中音域から高音域において優れた吸音性を発揮します。
共同住宅の界壁の遮音に使われたり、家の外からの騒音をやわらげるなど防音効果をもたらします。
(※日本セルローズファイバー工業会 HP より抜粋)
断熱性能だけではない、とても安心感のある素材です。
ガルバリウム鋼鈑製の雨樋
こちらも弊所の定番ですが、雨樋は屋根や外壁材と同じガルバリウム鋼鈑製を採用しています。
耐久性が高く、色味も上品で、屋根や外壁との相性がとてもよいのが特徴です。
ちょうど屋根の写真を撮影している際に雨が降ってきたのですが、
雨樋に落ちる雨音がとても心地よく、しばらく聞き入ってしまいました。
木の葉が風に揺れる音や、薪が燃える音のように、
自然の“ゆらぎ”を感じる音は飽きずにずっと聞いていられます。
内部では床貼りがスタート
内部では床貼り工事も始まりました。
綺麗な赤身の杉材で、温かみのある表情が空間に広がっていきます。
棟梁の前田さんが、一枚一枚 丁寧に貼ってくださり、仕上がりが今から楽しみです。
こちらの材料も、桧の外壁材と同様に株式会社nojimokuさんより納材いただきました。
タイラヤスヒロ建築設計事務所の家づくり
千葉県で注文住宅を検討されている方へ。
暮らしをつくる家、家をつくる想い
冬は、太陽のあたたかさを静かに抱き込む家。
夏は、庇や窓の設計が光を整え、心地よい影をつくる家。
そんな “自然の力(パッシブデザイン)” を大切にしながら、
耐震・断熱・気密・通風・日射コントロールといった性能を磨き、
さらに光熱費や維持管理費(ランニングコスト削減)など、暮らしの先々まで見据えた
“住まい全体の最適化” を行っています。
そこに欠かせないのが、
日本の職人さんが手をかけてつくる、確かで美しい仕事です。
自然素材が持つ表情や触り心地を生かしながら、
細部に宿る手仕事の積み重ねが、住まいの寿命と豊かさを支えています。
日々の暮らしが快適で、心と体に無理がなく、
十年後も、二十年後も「この家にしてよかった」と思えること。
それが、私の考える “当たり前の性能” であり、住まいづくりの “揺るぎない想い” です。
詳細は 住まいの相談会 をご確認ください。
先日、新潟への帰省に合わせて、上越市にある小林古径邸(東京都から移築・復原)を見学してきました。
この邸宅は、日本画家・小林古径の自邸で、設計を手がけたのは近代数寄屋建築で知られる吉田五十八(いそや)氏。
吉田五十八は、ヨーロッパの古典建築に影響を受け、大正から昭和にかけて、日本の伝統美と近代建築を融合させた設計で、
多くの文化人の自邸や美術館、公共建築を手がけた建築家です。
自邸の設計を依頼する際、小林古径は吉田五十八に
「私が好きになるような家を建ててほしい」とだけ伝えたそうです。
そして、完成した自邸を古径自身は非常に気に入り、すぐには住まず、通っては眺めて楽しんでいたとのこと。
なんとも微笑ましいエピソードです。
華奢で美しい細部の納まりは、自身の設計にもぜひ取り入れたい部分で、今回も多くの学びがありました。
おまけ:写真は八方柾目という、通常ではあり得ない化粧柱の解説。
タイラヤスヒロ建築設計事務所の家づくり
千葉県で注文住宅を検討されている方へ。
◆暮らしをつくる家、家をつくる想い
・断熱等級6(UA値0.46|HEAT20 G2~G3水準)
・耐震等級3(許容応力度設計)
・C値0.7以下(気密性能/中間測定時)
・長期優良住宅対応
・一次エネルギー消費量等級6/ZEH(GX ZEHなど)対応可/BELS評価対応可
・高耐久仕様
・自然素材の活用
・日本の職人さんによる確かな手仕事を活かす家づくり
・小さな家でも快適に暮らせる設計
冬は、太陽のあたたかさを静かに抱き込む家。
夏は、庇や窓の設計が光を整え、心地よい影をつくる家。
そんな “自然の力(パッシブデザイン)” を大切にしながら、
耐震・断熱・気密・通風・日射コントロールといった性能を磨き、
さらに光熱費や維持管理費(ランニングコスト削減)など、暮らしの先々まで見据えた
“住まい全体の最適化” を行っています。
そこに欠かせないのが、
日本の職人さんが手をかけてつくる、確かで美しい仕事です。
自然素材が持つ表情や触り心地を生かしながら、
細部に宿る手仕事の積み重ねが、住まいの寿命と豊かさを支えています。
日々の暮らしが快適で、心と体に無理がなく、
十年後も、二十年後も「この家にしてよかった」と思えること。
それが、私の考える “当たり前の性能” であり、住まいづくりの “揺るぎない想い” です。
詳細は 住まいの相談会 をご確認ください。
千葉市中央区で進行中の注文住宅「星久喜の住まいⅡ」
メインとなる外壁仕上げ(桧の無垢板 「クロカベヒノキ/鉄媒染仕上」 )が無事に完了しました。
今回は、建物の印象を決める2面を無垢材の桧(ヒノキ)板貼とし、
落ち着いた白の軒天と黒い外壁とのコントラストが美しい外観になりました。
色選びは「統一」ではなく「素材ごとの最適化」
樹脂窓のフレーム色にはシルバーを採用しました。
色の選択には理由があります。
“自然素材 × 経年美”を大切にする考え方です。
桧ではない部分は、ガルバリウム鋼鈑を採用
残りの外壁は、コストバランスとメンテナンス性を考慮し、ガルバリウム鋼鈑を選択。
採用した色は、樹脂窓にも調和するシルバーとゴールドが混ざった上品な色味で、光の当たり方によって様々な表情を見せます。
ガルバリウム鋼鈑の外壁は、屋根と同様に板金職人さんが確かな手仕事で丁寧に施工してくれています。
美しい仕上がりに感謝です。
室内では、写真中央の床板が施工を待っています。
色味のきれいな 杉の赤身材。自然素材ならではの豊かな表情が、空間の温かさとをつくってくれます。
タイラヤスヒロ建築設計事務所の家づくり
千葉県で注文住宅を検討されている方へ。
◆暮らしをつくる家、家をつくる想い
・断熱等級6(UA値0.46~|HEAT20 G2~G3水準)
・耐震等級3(許容応力度設計)
・C値0.7以下(気密性能/中間測定時)
・長期優良住宅対応
・一次エネルギー消費量等級6/ZEH(GX ZEHなど)対応可/BELS評価対応可
・高耐久仕様
・自然素材の活用
・日本の職人さんによる確かな手仕事を活かす家づくり
・小さな家でも快適に暮らせる設計
冬は、太陽のあたたかさを静かに抱き込む家。
夏は、庇や窓の設計が光を整え、心地よい影をつくる家。
そんな “自然の力(パッシブデザイン)” を大切にしながら、
耐震・断熱・気密・通風・日射コントロールといった性能を磨き、
さらに光熱費や維持管理費(ランニングコスト削減)など、暮らしの先々まで見据えた
“住まい全体の最適化” を行っています。
そこに欠かせないのが、
日本の職人さんが手をかけてつくる、確かで美しい仕事です。
自然素材が持つ表情や触り心地を生かしながら、
細部に宿る手仕事の積み重ねが、住まいの寿命と豊かさを支えています。
日々の暮らしが快適で、心と体に無理がなく、
十年後も、二十年後も「この家にしてよかった」と思えること。
それが、私の考える “当たり前の性能” であり、住まいづくりの “揺るぎない想い” です。
千葉市中央区で進行中の注文住宅「星久喜の住まいⅡ」
いよいよ楽しみにしていた外壁工事がはじまりました。
今回は、メインの外壁に株式会社nojimokuさんの『クロカベヒノキ』という桧の無垢板を使用します。
クロカベヒノキは、熊野の桧に「鉄媒染(鉄+酸+タンニン)」という古くからの伝統的な技法で自然な黒味を与えた外壁材です。
化学反応で色を出すため、塗装では出せないしっとりとした漆黒のツヤが得られ、焼杉などの焼いた板とは違い、手で触れても汚れません。
また、本実加工で納まりもすっきりし、経年で焦げ茶〜シルバーグレーへと風合いが移ろうことも特徴です。
落ち着きがあり、品よく引き締まった雰囲気が出てきました。
大工さんからも「カッコいいね!」とお褒めの言葉。
前回、板金屋さんと打合せを行った庇や細かな部材も綺麗に納まっています。
ビシッと角の出た板金の手仕事は、やはり美しいです。
写真の通り、屋根(下屋・げや)は継ぎ目のない“一枚もの”のガルバリウム鋼鈑で仕上げてくれました。
内部では、棟梁の前田さんが手際よく石膏ボードを施工中。
壁下地を先行し、その後、仕上の床貼り(無垢の杉板)へと進んでいきます。
外壁の完成が今から楽しみです!
千葉市中央区で進行中の注文住宅「星久喜の住まいⅡ」。
板金屋さんと現場で細部の打合せを行いました。
上の写真は「捨て板金(すてばんきん)」と呼ばれる部材です。
これは、もしも外壁の裏側に雨水が入り込んだとしても、
建物内部まで浸透しないようにするための大切な防水の工夫です。
完成後は見えなくなる部分ですが、こうした“ひと手間”の積み重ねが、家の耐久性を大きく左右します。
長く快適に住み続けられる高性能住宅には、こうした細部へのこだわりが欠かせません。
外部では「水切り」と呼ばれる板金の取り付けも完了。
内部では大工さんが調湿可変気密シートを丁寧に施工中です。
「調湿可変気密シート」ってなに?
住まいの室内には、季節変化や日々の暮らしによって、常に多くの水分(湿気)が存在します。
この湿気を適切にコントロールできないと、壁内部で結露が発生し、
といった、建物の寿命に関わる問題を引き起こすことがあります。
こうしたリスクを抑えるために採用しているものが、「調湿可変気密シート」です。
調湿可変気密シートには数多くの種類がありますが、今回は外壁の透湿防水シートと同じく、ウルト(Würth)製のシートを使用しています。
調湿可変気密シートには様々な特徴があります。
特徴① 湿気を“通す/止める”を自動で切り替えるシート
一般的な気密シートは、湿気をほとんど通さない性質を持っています。
一方、調湿可変気密シートは、周囲の湿度環境に応じて湿気の通し方を変えるという、非常にユニークな機能を備えています。
冬(室内の湿気が多い季節)
→湿気を通しにくくし、壁内への侵入を抑制
夏(壁内の湿度が上がりやすい季節)
→湿気を外部へ逃がし、カビ・結露の発生を抑える
まるで “呼吸しながら壁を守るバリア” のように働きます。
特徴② 壁内部の健全性を保ち、家の寿命を延ばす
壁内結露を防ぐことは、家の耐久性を考えるうえで非常に重要です。
調湿可変気密シートを用いることで、
といった効果が期待でき、建物そのものの寿命を延ばすことに大きく寄与します。
特徴③ 高い気密性能により、快適性と省エネ性能が向上
ウルトのシートは、調湿機能だけでなく、非常に高い気密性能を持つことも大きな魅力です。
気密が確保されることで、
といった、住み心地とエネルギー性能の向上が同時に実現します。
大工さんはじめ、職人さん達の丁寧な施工に感謝です。
断熱性能と気密性能をしっかり確保し、住まいの快適性と省エネ性能を高めます。
「星久喜の住まいⅡ」は、性能・意匠・耐久性のバランスを大切にした住宅です。
完成すると見えなくなる部分にこそ、長く住み継げる家づくりの工夫があります。
そんな“ひと手間”の積み重ねが、これからの暮らしを静かに、そしてしっかりと支えていきます。
千葉市中央区 星久喜の住まいⅡ
屋根の裏面にあたる部分、建築用語で「軒天(のきてん)」と言われる部分の工事が完了しました。
今回は防火規制の関係などもあり、軒天には不燃材料を採用しています。
※コストを掛ければ、防火性能を満たしつつ木材を張る方法もあります。
軒天の色は、建物全体のバランスを考慮し、落ち着いた白系を選んでいます。
パキッとした純白ではなく、少し柔らかな落ち着きのある色味で、外壁や窓サッシとの馴染みも良いと考えています。
前回も書きましたが、外壁工事の仕上がりが非常に楽しみです。
大きな庇の造作工事も進んでいます。
こちらも軒天は不燃材料です。
すでに見えなくなっていますが、この仕上げ材の内側には、棟梁が丁寧に組み上げた下地が隠れています。
やや複雑な形状の庇でしたが、図面から設計意図を正確に読み取り、必要な寸法を確保しつつ、より美しく見えるよう丁寧に配慮していただきました。
複雑なことを、まるで当たり前のようにさらっと仕上げてしまう職人さんの姿に、いつも「かっこいいなぁ」と感心してしまいます。
細かな部分ですが、庇など外部で雨に関わる箇所「通称:雨仕舞(あまじまい)」は、部材寸法のわずかな違いが経年変化に大きく影響する、非常に繊細な部分です。
今回も細部まで寸法を詰めて図面を描き、その図面をもとに丁寧に製作していただきました。
この現場で得た知見を、次回の設計にも確実に活かしていきたいと思います。
詳細は 住まいの相談会 をご確認ください。
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外部付加断熱工事が完了し、現在は透湿防水シートと通気胴縁の施工中です。
今回も付加断熱には、旭化成建材のフェノールフォーム断熱材「ネオマフォーム」を採用しています(以下、ネオマフォーム)。
ネオマフォームは、熱を通しにくい性能(熱伝導率λ=0.020W/(m·K))を持ち、長い年月が経っても断熱効果が落ちにくいのが特長です。
また、燃えにくく、変形しにくい素材でできているため、耐燃焼性・寸法安定性にも優れています。
熱伝導率の参考として、
コンクリート・木材(杉)・空気の代表的な値とネオマフォームの比較は以下のとおりです。
熱伝導率の値が小さいほど、熱が伝わりにくい素材となります。
ネオマフォームは付加断熱の材料としても扱いやすく、しっかりとした硬さがあります。
公式なスペックとしては明記されていませんが、実際の施工現場では、
その硬さゆえに耐候性も高く、多少の雨に濡れても大きな劣化が見られにくいと個人的に感じています。
日本の建築工事では、施工中に雨にさらされるリスクを前提とした素材選びがとても重要です。
天候の変化に左右されにくい材料を選ぶことが、施工品質の安定と断熱性能の確保につながると考えています。
今回は外壁の一部に桧の無垢板を貼り仕上げるのですが、無垢材との相性を考慮し、外壁下地に用いる透湿防水シートには、
ウルトの「ウートップ ハイムシールド」を採用しました。
このシートは、高い防水性能と透湿性能、さらに紫外線に対する耐久性にも優れた高性能な製品です。
足場のブルーシート越しに、くっきりとした切妻屋根のラインが見えてきました。
これから外壁が仕上がっていくのがとても楽しみです。
室内では、外張り断熱の効果もあり、体感温度がぐっと上がってきました。
小屋裏の空間も、今後の変化が楽しみのひとつです。
詳細は 住まいの相談会 をご確認ください。
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構造金物検査を行いました。
<現場MEMO>
登り梁の固定金物としてプレカット工場(木材加工を行うところ)の方から提案された「フリーアングル羽子板」。
はじめての採用となりましたが、今回の現場を経て、今後は使用しないことに決めました。
構造計算の結果、強度(引張耐力)は問題なかったため、加工図(通称:プレカット図と言います)をチェックする際に
「大工さんの手間が相当増えることが予想されるので、工務店さんが了承すれば可」
と回答していましたが、
案の定、現場では大工さんの負担がとても増えた印象でした。
金物自体はよく考えられたものですが、
登り梁工法の場合、プレカット加工(工場での加工)の効率は上がっても、
大工さんの(現場の)負担が増えるのは本末転倒ではないか…?と、個人的には感じています。
実際の“つくりやすさ”といった感覚を大切にしたいと、あらためて感じました。
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先日、無事に上棟式を終えることができました。
関係者の皆さまありがとうございました。
現場は、ブルーシートに覆われていた建物が、少しずつ外壁下地(がいへきしたじ)の姿へと変わってきました。
大工さんたちは、外壁の下地づくりや、すき間をなくすための気密(きみつ)処理の作業を進めています。
見た目は地味ですが、ここはとても大切な工程。
料理でいえば「下ごしらえ」のような部分で、最終的には見えなくなってしまいますが、仕上がりを大きく左右する部分です。
こういった作業を丁寧に積み重ねることで、家全体の性能と仕上がりがぐんと良くなります。
作業の休憩中に棟梁からひとこと。
「これが大変なんだよなぁ…」
思わずこぼれるその言葉に、地味だけれど重要な仕事の重みを感じます。
写真3枚目。
外部の下地、耐震壁(たいしんへき/耐力壁面材)を取り付けているところです。
軒(のき)がしっかり出ているので、少しの雨では濡れることはありません。
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屋根工事が無事に完了しました。
本計画のベースとなっている『木箱プロジェクト』は、建物がコンパクトな設計のため、ガルバリウム鋼鈑の施工は一日で完了しました。
設計時に想定していた通りのスピード感で、順調に工事が進んでいます。
私もたまに屋根に上がりますが、高いところが少し苦手で…いつもドキドキ。
一般的な屋根勾配とはいえ、高い場所で軽やかに作業を進める大工さんや板金屋さんの姿には、毎回感心させられます。
3枚目の写真は、壁が立ち上がる前の小屋裏の様子です。
この段階の構造体の姿もとても美しく、現場に立つたびにしばらく見入ってしまいます。
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夕方、私用で現場近くを通りかかったため、工事の進捗を確認してきました。
1枚目の写真
2層目の屋根下地が完了しました。
この後、ガルバリウム鋼鈑で仕上げを行います。
2枚目の写真
小屋裏の様子です。想定どおり、楽しい空間になりそうです。
3枚目の写真
足場のメッシュシート越しに見える外観。
切妻屋根のラインがとてもきれいです。
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いよいよ、待ちに待った上棟が始まりました。
1枚目の写真は午前中の様子。すでに全体の7割ほどが組み上がっています。
2枚目の写真は夕方の様子。
切妻屋根のシルエットが見えてきました。
この時点で、1層目の屋根まで完成しました。今後、この上に透湿防水シートを敷き、さらに2層目の屋根を作っていきます。
無事に上棟を迎えることができました。
工務店さん、棟梁をはじめ、現場で力を尽くしてくださる職人の皆さんに心から感謝です。
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いよいよ土台敷きが始まりました。
土台敷きとは、建物を支えるコンクリート基礎の上に「土台」と呼ばれる木材を据えていく工程です。
木工事(大工工事)の最初の作業であり、家全体を支える文字通りの“土台”となる、とても重要な部分です。
弊所では、この土台に『無垢の桧(ひのき)』を使用しています。
桧は耐久性・耐蟻性に優れ、古くから社寺建築などにも用いられてきた、日本を代表する樹種です。
現場にはほんのりと桧のやさしい香りが漂い、心が落ち着きます。
大工さんには、雨養生も丁寧にご対応いただき、本当に感謝です!
いよいよ待ちに待った上棟が近づいてきました。
楽しみがますます膨らみます!
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現在、建物の木造部分について、施工図(プレカット図)のチェックを進めています。
木造住宅は、現場で大工さんが柱や梁を組み上げて家の形をつくります。
昔は、柱や梁を大工さんが手刻み(手加工)していましたが、現在はあらかじめ専門の工場で加工されることがほとんどです。
こうした工場加工の内容を示した図面を「プレカット図」と呼びます。
今回の作業では、
といった点を細かくチェックしています。図面に直接赤字やコメントを書き込みながら、加工業者さんとやり取りを重ねて最終形を整えていきます。
画像はチェック中のプレカット図の一部です。
私はこの「プレカット図チェック」の作業が好きで、毎回ワクワクしながら取り組んでいます。
図面が固まると、いよいよ現場で柱や梁が組み上がる「上棟(じょうとう)」へ。
家の骨組みが立ち上がる日が待ち遠しいです。
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基礎底部にあたる耐圧盤コンクリートの打設が無事完了しました。
耐圧盤は、建物荷重を面で受け止め、地盤に力を均等に伝えるための構造であり、不同沈下の抑制にも寄与する重要な部分です。
写真で見えているは立ち上がり基礎(基礎の垂直部分)となる部分です。
次の工程では、両脇に型枠(かたわく)を設置し、コンクリートを打設する準備を進めていきます。
立ち上がりのコンクリートが打ち終わると、基礎全体の形がいよいよ完成に近づきます。
天候/気温に注意を払いながら、精度の高い施工を続けていただいています。
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基礎工事の進捗確認のため、現場へ行ってきました。
全体的にシンプルな建物形状ということもあり、工事の進みもスムーズな印象です。
写真は、配筋工事が進められている様子。
掘り下げられている部分は「地中梁(ちちゅうばり)と人通口(じんつうこう)の開口補強」と呼ばれる部分。
基礎にかかる力を地面へしっかりと伝える役割を担っています。
炎天下の中で作業を進める職人さんたちへは、ただただ頭が下がります。
何もしていなくても汗が噴き出すような気温のなか、安全面に細心の注意を払いながら、丁寧に工事を進めてくださっています。
これからも、熱中症や事故には十分に気を付けていただきながら、
「身の安全」と「現場・周囲の安全」を第一に、どうぞよろしくお願いいたします。
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本日、台風の接近前に、建物の配置確認のため現地を訪れました。
なんとか雨も弱まり、
など、一つずつしっかりと確認することができました。
今回の敷地は、隣地との距離や関連法規の関係で、特に慎重な確認が必要な場所もあり、配置のチェックはとても重要な工程です。
ひと通り確認したところ、各所、問題ありませんでしたので、これで安心して次の工程に進むことができます。
現場の職人さんの段取りも非常に丁寧で、見ていてとても安心感がありました。
これから本格的に工事が進んでいきますが、引き続き、安全第一で、どうぞよろしくお願いいたします。
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地鎮祭も無事に終わり、いよいよ基礎工事がスタートしました。
初日は、現場を担当する職人さんと一緒に、工事を進めるうえでの注意点や段取りについて、現地でしっかりと打合せを行いました。
今回の敷地は、
など、通常とは異なる点に配慮が必要です。
そうした現地の状況を踏まえ、施工業者さんからは、
「本来であれば全体工事の終盤に行う外構工事の一部を、先行して進めてはどうか?」という提案がありました。
これにより、作業効率の向上が期待できるとのこと。
ただし、外構と建物の取り合いには設計上の注意点もあるため、
設計者からの助言も交えつつ、施工者間で連携・調整を行っていただくこととしました。
■日時
詳細は 住まいの相談会 をご確認ください。
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7月6日(大安)、無事に地鎮祭を執り行うことができました。
関係者の皆さま、改めて心より感謝申し上げます。
工事に関わってくださる皆さま、安全第一でどうぞよろしくお願いいたします。
気になっていた地盤調査の結果ですが、以前ご紹介した「表面波探査法」による調査の結果、
想定通り良好な地盤とのこと。
地盤改良工事は必要なく、このまま基礎工事へ進めることになりました。
家を建てる上で、地盤の状態はとても大事なポイントなので、こうした結果が出て本当にひと安心です。
各種申請も無事に一段落し、弊所では、現在「詳細図」の作成を本格的に進めています。
工事が始まると、職人さんの作業が止まらないように、設計の段階でしっかり納まりを決めておくことがとても大切です。
多くの設計者の図面は、縮尺が1/100や1/50など大まかな寸法で「こう見せたい、こうしたいですよ」といった方向性を伝えるものが主ですが、
弊所では、それに加えて、1/10・1/5、場合によっては1/1(原寸大!)の縮尺で細部まで図面を作成します。
この“詳細図”こそ、職人さんたちと設計者の意思疎通を図る、とても大切なツールであり、
設計者の本来の職能だと考えています。
現在の住宅業界では、カタログから既製品を選び、現場でそれを取り付ける――という作業が主流になりつつあります。
合理的でコストコントロールもしやすい一方で、腕の良い職人さんたちの技術を活かす機会が減ってきているのも事実です。
もちろん、弊所でも既製品を採用することはあります。
既製品を使うこと自体は決して悪いことではなく、限られたご予算の中で家づくりを行ううえで、有効な選択肢の一つです。
ただ、住まい手の方から寄せられる細やかなご要望に対して、既製品では対応しきれない場面も少なくありません。
手づくりの経験や知識がない設計者であれば、そうした要望に対して「できません」と答えるしかないこともあります。
しかし、職人の手仕事でつくる選択肢があれば、カタログという“限られた枠の中”から解放され、
より自由度の高い設計が可能になります。
そして、弊所の図面は、単なる指示書ではありません。
「こう作ればもっと美しくなる」「この作り方なら耐久性がもっと高まる」——
そんな対話を職人さんと積み重ねていくための、大切なコミュニケーションツールだと考えています。
こうしたやりとりができるのも、現場での作り方まで踏み込んだ、施工者目線の細部まで書き込まれた“詳細図”があってこそです。
このような家づくり・図面づくりには、時間と手間がかかります。
それでも、住まい手さんの想いに応え、より安心安全な住まいを作るため、職人さんたちの技術を活かすため、
設計者としての誇りを持って、一つひとつ丁寧に描き上げています。
このような姿勢こそが、設計者に求められる本来の役割であり、担うべき責務だと弊所では考えています。
これから基礎工事が始まり、家づくりの現場はどんどんと動き出します。
気を引き締めて進めていきます。
-住まいの何でも相談会-
新しい家づくり/リフォーム・リノベーション/耐震診断・耐震改修 に関するご相談をお考えの皆様へ
「住まいの何でも相談会」のお知らせです。
■日時
詳細は 住まいの相談会 をご確認ください。
設計初期に周辺地域の地盤データを参考にし、おおよその地耐力(地盤の強さ)を想定して構造計画を進めていましたが、
やはり実際にその土地で調査を行い、現地の地盤状態を確認することは非常に重要な工程です。
地盤調査にはいくつかの方法があります。
もっとも一般的な方法は「SWS試験(スクリューウエイト貫入試験)」。
これは、鉄の棒を地面に差し込み、沈む速さや抵抗から地盤の硬さを測定する方法です。
今回は敷地に高低差があるという地形の特性を踏まえ、弊所では初となる、少し特殊な「表面波探査法」という調査方法を採用しました。
簡単に言うと、地面に振動を与えて、その揺れがどれだけの速さで伝わるかを測定することで、地盤の硬さや性質を調べる調査方法です。
実際の調査風景がこちら、

といった具合に調査が進みます。
この手法では地面を掘る必要がなく、非破壊で10〜20m程度までの地盤の硬さを連続的に調査できるのが特長です。
さらに、測定データはリアルタイムでパソコンに転送されるため、その場でおおよその結果を確認できるというメリットもあります。
担当者の方から説明を聞きながら、画面に表示される調査データの変化を見ていると、
地中の様子が少しずつ“見える化”されていくようで、なかなか興味深い工程でした。
調査結果は翌日には届く予定とのこと。
近隣の地盤調査データから「おそらく良好な地盤だろう」と予測しているものの、やはり実際の数値(報告書)を見るまでは落ち着きません。
地盤の強さ次第では、基礎の設計や補強の有無などが大きく左右されるため、この結果待ちの時間は毎回緊張します。
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さて、2025年4月に建築基準法が大きく改正されたのをご存知でしょうか?
この改正により、住宅の設計や申請手続きにも大きな影響が出ています。
今回の改正では、これまで簡略化されていた木造2階建て住宅にも構造に関する提出書類が求められるようになりました。
つまり、「構造計算書」までは求められない場合でも、構造を検討した図面や資料の提出が必須になったのです。
そのため、審査を行う構造担当者の業務も大幅に増加しているようで、
実際に弊所でも申請図面を提出してから3週間以上、担当者から何の応答もない…という状況があり、
審査担当者からは「今までの2倍以上の時間がかかっている…」との声もありました。
弊所では以前から、長期優良住宅の申請にあたり【耐震等級3】を取得するため、許容応力度設計という詳細な構造計算を行ってきました。
そのため、今回の法改正による追加対応はほとんどありませんでした。
ですが、これまで構造にあまり関心を持たなかった実務者にとっては、かなりの混乱が生じているようです。
これからは、構造についてしっかり理解した上で設計を行うことが、より一層重要になってくると感じています。
ここで注目したいのが、構造計画の重要性です。
構造計画とは、建物の設計において、本格的な構造計算を行う前の段階で、
建物にかかる“力の流れ”をイメージしながら間取りを考えることを指します。
私自身は、簡単に、以下のように捉えて設計を行っています。
といったことを考えながら設計することが、構造計画です。
(※もっと厳密なルールを設定している構造設計者の方もおられますが、ここでは分かりやすく簡単にまとめています。)
こうした視点を持って設計すると、効率よく柱や壁の位置を決められるため、構造計算の際にもスムーズで、
結果として経済的な設計(経済設計)にもつながります。

構造計算を実際にやってみるとよく分かるのですが、
構造計画がしっかりしている建物は、あとから無理やり補強するのではなく、自然な形で耐震性能が高くなるのです。
耐震性能をしっかり確保するには、「耐震等級3」などの基準を満たす必要がありますが、それには無理のない構造計画が不可欠です。

2025年4月の建築基準法改正により、これまで以上に「構造」への意識が求められる時代になってきました。
特に、耐震等級3・許容応力度設計・構造計画といった考え方は、今後の住宅設計のスタンダードになると言えるでしょう。
構造をきちんと考えた家づくりは、安心・安全で、長く快適に暮らせる住宅を実現する第一歩です。
これから家を建てる方には、ぜひ知っておいていただきたい大切なテーマです。
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見積には少し時間がかかるため、この期間を有効に活用し、
私たち設計事務所では「建築確認申請」など、工事に必要な各種申請の準備を進めていきます。
色や仕様の多くは見積時点で決まっていますが、いくつか保留していた細かな部分もこのタイミングで整理していきます。
実際に使う材料の候補色サンプルを取り寄せて、実物を見ながらひとつずつ決めていく予定です。
工事が始まると、なかなか立ち止まって考える時間が取りづらくなります。
だからこそ、今のうちに「この家でどんな暮らしをしたいのか」「本当に必要なものは何か」を
あらためて、じっくりと見直しておきたいと思っています。
こちらの黒くてシンプルな箱、何かお分かりになりますでしょうか?
正解は「郵便ポスト」です。
玄関先の“顔”ともいえる存在なので、意外と悩むアイテムのひとつ。(今回は玄関先には設置しない予定ですが、それでも印象に関わる大切なアイテムです。)
設置場所・投函できるサイズ・細かな機能など、住まい手さんの好みや利用状況などに応じて、毎回検討しています。
写真のポストは、シンプルでありながらどこか愛着が持てるデザインで、第一候補として考えていました。
ただ、メーカーさんから「在庫が少なく、今のところ手配が難しいかもしれない」との連絡が…。
少し残念ですが、気持ちを切り替えて、似たような形状の製品を他のメーカーでも探してみようと思います。
間取りはもちろん、素材や色の選定、そしてポストのような小さなパーツに至るまで、考えることは本当にたくさんあります。
迷うこともあれば、家族の中で意見が分かれることも少なくありません。
しかし、そうした過程も含めて「家をつくる楽しさ」なのだと感じています。
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「1.6mの高低差」と聞くと、初めて耳にする方は「結構高いな…」という印象を持たれるかもしれません。
しかし、公園や里山の遊歩道などでは、このくらいの高低差は実はよく見られるものです。
そうした場所では、景観と安全性を両立させるために、さまざまな工夫が施されています。
たとえば、自然石を敷きならべた階段や、丸太を使った土留めと一体化した階段など。
素材の表情や形状を活かしつつ、周囲の自然に溶け込むデザインが多く見られます。
上の写真は、私たち家族がよく遊びに行く、千葉市緑区土気にある「昭和の森」で撮影したものです。
大谷石を使った階段で、一部は欠けていたり全体的に風化が進んでいたりしますが、それがかえって味わいとなり、独特の趣を醸し出しています。
経年変化によって生まれる柔らかな色合いも、大谷石ならではの魅力だと感じます。
実は、今回の造成計画でもこの大谷石を使った階段を候補に挙げていました。
しかし、強度や耐久性、施工性なども視野に入れ、現在は他の素材も併せて検討しているところです。
自然素材の持つ魅力、メンテナンスのしやすさ、そして費用感。
これらのバランスをどう取るかが、今回の造成計画における重要なテーマのひとつになっています。
最後の写真も、同じく昭和の森の中で撮影したものです。
今回の造成計画とは規模こそ異なりますが、公園内のなだらかな起伏の様子を感じられる一枚です。
穏やかな今の季節、ピクニックにも最適な、私たちのお気に入りの場所です。
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先日投稿した千葉市中央区星久喜の土地(以前のブログはこちら)で住宅の計画を進めています。
この敷地は、道路と建物が建つ予定の地盤面との間に最大で約1.6メートルの高低差があるため、
玄関までのアプローチには階段の設置が必須となります。
添付の写真は、その敷地の様子を撮影したものです。(雨で少し地面が濡れています。)
コンクリートでしっかりと階段を作ってしまう案もあるのですが、コスト面での負担が大きいこと、
そして何より、高さ1.6mもの階段をコンクリートだけで作ってしまうと無機質で冷たい印象を与えてしまう懸念があるため、今回は別の方法を検討中です。
敷地内には大谷石で作られて塀が既にある為、それら周囲の景観との調和も考慮しながら、
できるだけ自然な形でアプローチ部分も含めた全体の造成計画を、造園的な視点も取り入れて設計していく方針です。
素材選びや植栽の配置、動線/駐車スペースの確保など、建物と敷地全体のバランスを大切にし、
住まう人、そして、訪れる人にとっても心地よいアプローチを目指します。
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先日、千葉市中央区星久喜町へ敷地視察に行ってきました。
第一印象は「魅力的!」。
とはいえ、土地にはそれぞれ個性があるもの。
今回の敷地もいくつかの特徴がありました。
視線の抜ける方向は真南からやや振れて南東方向であるため、陽ざしがたっぷり降り注ぐのは午前中がメインとなりそう。
南西方向は隣家までの距離が取れそうなので、設計の工夫次第では午後の陽ざしも確保できそう。
道路と敷地に高低差がそれなりにあるが、がけ条例、そして令和5年から施行された盛土等規制法には該当しない範囲。(ここ非常に重要!)
むしろ、この高低差を生かした魅力的なアプローチが作れそう。
一つ気になるのは…
駐車スペースの間口が2m。 ここは素直に受け入れるしかありませんね。
総合的に見ればとても魅力的な敷地。
偶然にも、2021年にお引き渡しさせていただいた 「星久喜の住まい」 のご近所!
何かのご縁を感じずにはいられません。
今後の計画が楽しみになる、そんな視察でした。
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・3/22(土)11:00~/14:00~/16:00~
・別日で日時を設定することも可能です
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