-建築事例-
2024「日本の木の家」設計コンペ にて 優秀賞 を受賞しました!
応募名:切妻屋根の住まい-木箱プロジェクトVer.2
OMソーラー主催 「日本の木の家」設計コンペ
審査員
審査員長:堀部安嗣氏 堀部安嗣建築設計事務所
野池政宏氏 住まいと環境社
三浦祐成氏 新建新聞社
木箱プロジェクトへ 『基本プラン Ver.2』を追加しました。
温暖化の進行や建築費の上昇が続く昨今、
家族が新たに住まいを建築する上で、資金面や床面積、温熱環境を素直に考慮し、
無理なく、過不足なく、健康的に暮らせる、そして次の世代へ受け継ぐことができる、
住まい手にとっての『適正サイズの 難しくない 住まい』をご提案したいと考えています。
魅力と性能の両立を目指した家づくり
永く住み続けていただく為に必要な、性能と情緒を両立した住まいをご提案します。
性能目安:断熱等級6(UA値0.46)・耐震等級3(許容応力度設計)・C値0.7以下(工事中間時)・長期優良住宅対応
千葉市中央区星久喜の住まい [これまでのブログ記事はこちら]
本日、台風の接近前に、建物の配置確認のため現地を訪れました。
なんとか雨も弱まり、
など、一つずつしっかりと確認することができました。
千葉市中央区星久喜の住まい [これまでのブログ記事はこちら]
7月6日(大安)、無事に地鎮祭を執り行うことができました。
関係者の皆さま、改めて心より感謝申し上げます。
工事に関わってくださる皆さま、安全第一でどうぞよろしくお願いいたします。
先日、竣工から一年が経過した「検見川の住まい」を訪れ、工務店さんと共に一年点検を行いました。
当日は雨が降ったりやんだりの不安定な天候でしたが、外部点検の際には雨も上がり、落ち着いて点検を行うことができました。
設計初期に周辺地域の地盤データを参考にし、おおよその地耐力(地盤の強さ)を想定して構造計画を進めていましたが、
やはり実際にその土地で調査を行い、現地の地盤状態を確認することは非常に重要な工程です。
さて、2025年4月に建築基準法が大きく改正されたのをご存知でしょうか?
この改正により、住宅の設計や申請手続きにも大きな影響が出ています。
見積には少し時間がかかるため、この期間を有効に活用し、
私たち設計事務所では「建築確認申請」など、工事に必要な各種申請の準備を進めていきます。
「自宅の耐震性能はどの程度なのか・・・?」
「大地震が来たときに倒壊しないのか・・・?」
といった疑問から、近年、耐震診断/耐震改修への関心が高まっています。
特に2024年の能登半島地震の影響もあり、自宅の耐震性能を心配する方々からのご相談が増えています。
昨日は大安。
基礎工事初日ということで、朝一番で九十九里町の現場へ行ってきました。
この日は、建物の正確な配置や基準高さの確認など、基礎工事業者の方と打合せを行いました。
施工時の注意点などを共有し、打合せ自体は30分ほどでスムーズに終了しましたが、この工程は今後の工事全体に関わる非常に重要な内容となります。
「1.6mの高低差」と聞くと、初めて耳にする方は「結構高いな…」という印象を持たれるかもしれません。
しかし、公園や里山の遊歩道などでは、このくらいの高低差は実はよく見られるものです。
先日、千葉市中央区星久喜町へ敷地視察に行ってきました。
第一印象は「魅力的!」。
とはいえ、土地にはそれぞれ個性があるもの。
今回の敷地もいくつかの特徴がありました。
OMソーラー株式会社主催『日本の木の家』コンペの講評動画(YouTube)が公開されました。
弊所の提案については、新建新聞社 三浦さまより講評コメントをいただきました。(弊所の講評は 5:15~)
少し前になりますが、昨年末のクリスマスイブに 千葉・検見川の住まい へ工務店さんと伺ってきました。
主な目的は、
後述しますが、3つ目の「住まわれてからの室内環境を体感させていただくこと」は、自身の後学として非常に貴重な経験となりました。
メンテナンスの内容については、生活には支障がないとの事で、
冬を越え、木材の伸び縮縮みが落ち着いたタイミングでの一年点検時にまとめて修繕させていただくことになりました。
室内環境ですが、
無暖房にもかかわらず、1階・2階ともに室温22度前後、湿度約50%と非常に快適で、外の寒さを忘れる心地よい空間でした。
実際に体感してみて初めて感じることですが、
これほどの快適さを真冬に味わってしまうと、もう寒い家は苦痛でしかありません…。
帰宅後、自宅(コンクリート造のマンション)の寒さや温度ムラを改めて感じ、悲しくなりました…。
断熱性能をどこまで高めるべきか…?という課題は、非常に重要で悩ましい問題ですが、
千葉・検見川の住まい の断熱性能(断熱等級6以上)は、健康的に暮らす上で重要な指針となる性能であると改めて実感しました。
また、吹抜けや引き戸を積極的に採用した 「適度に空間がつながる間取り」 も、室内環境の安定に重要な要素であり、
高断熱・高気密住宅との相性の良さも確信することができました。
以前は、「吹抜け=寒い家」のイメージがありましたが、それは断熱性能が低い家の話であり、
しっかりとした性能が備わった家では、むしろ吹抜けが効果的に働くことを今回の訪問でも再認識できました。
そして何より、計算やシミュレーションで得た性能値を、実際に体感として確認できたことは非常に大きな学びとなりました。
皆さま 新年あけましておめでとうございます。
私を信頼し設計をご依頼いただいたお施主さま、そして、共によい家を作るために根気強く工事に向き合ってくださった多くの工事関係者の皆さまのおかげで、
今年も無事に新年を迎えることができました。改めまして、心より感謝申し上げます。
昨年は、「住まいの在り方」について、今まで以上に深く考える事ができた一年でした。
それは、住まいを建築するうえで、時間軸をしっかりと把握し、将来のことや、
住まい手のあらゆる心身の状態をも受け入れる「器」であることの重要性を改めて実感したからです。
住まいを作りたい!と考えるとき、多くの方は前向きな気持ちで、そして、心身ともに健康な状態でいらっしゃることがほとんどです。
しかし、人間は時として、心身が弱ることもあります。
そのため、「住まい」は、住まい手がどのような心身の状態であっても受け入れる「器」であり、
住まい手にとっての「帰る場所」でなければなりません。
健康なときも、そうでないときも、住まいは安住の場所である必要があるのです。
(敬愛する建築家 堀部安嗣氏の著書『住まいの基本を考える』より一部言葉を引用)
明るさや暗さ、適度な太陽光、安定した室内環境と骨組、維持管理のしやすさ・・・これら「住まいの基本」をしっかりと満たしながら、
住まい手一人ひとりの生活スタイルに合った家を設計することが、私(弊所)の使命であると考えています。
今年も皆さまの思いに寄り添い、より良い住まいづくりを目指して日々精進してまいります。
どうぞ変わらぬご支援とご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
新しい年が皆さまにとっても幸多き一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
タイラヤスヒロ建築設計事務所
平 泰博
賃貸生活が手狭になり、「そろそろ自分の家がほしい」「家族に合った家を作りたい」と思い始めたら、まず誰に相談しますか?
〇〇ハウス、〇〇ホーム、〇〇工務店といったTVで見る有名な名前が浮かぶかもしれません。
しかし、人生で一度きりかもしれない大きなイベント「家づくり」を、住まいの設計と工事監理に特化した建築家と進めるという選択肢も考えてみませんか?
建築家と一緒に家を作ることは、単に「家」を建てるだけではありません。
あなたやご家族の理想の暮らしに合わせ、生活そのものをデザインしていきます。
土地探しから始まり、毎日が快適に過ごせる動線づくり、収納の配置まで、細かな点を一緒に考えながら進めていきます。
ご家族それぞれの「大切にしたい暮らし」や「日々のスタイル」を丁寧にヒアリングし、それを設計に反映させることで、家そのものが暮らしを支える場所になっていくのです。
「家づくり」から「暮らしづくり」へ。
あなたとご家族の人生に寄り添った、唯一無二の家を建築家と共にじっくりと形にしてみませんか?
※既存住宅の改修(リノベーション/リフォーム)・耐震診断/耐震改修に関するご相談も承ります。
新たに 『基本プラン Ver.2』 を追加しました。
Ver.2は、施工床面積28.0坪となり、Ver.1をひと回り大きくした間取りです。
1階:玄関 + 下足室 ・ LDK + パントリー(18畳の緩やかに仕切られたワンルーム空間)・ トイレ ・ 洗面 ・ 浴室
2階:吹抜 ・ 主寝室 + 書斎コーナー + 書斎コーナー・ 納戸・ 個室(将来2部屋へ分割可能)
ロフト階:収納&空調室として利用
基本プランVer.1では少し狭いかな・・・
吹抜けがあり、個室は3室ほしい・・・
というご家族に大変お勧めの間取りとなっています!
本計画 ”木箱プロジェクト” への設計者の想いは、こちら をご覧ください。
千葉・検見川の住まい
お施主さまから、追加で設置した簾(すだれ)の写真をお送りいただきました。
右側の窓はFIX窓(嵌め殺し窓)で開閉ができない為、室内側に簾が設置されています。
白いロールスクリーンの後ろに綺麗に納まっています。
風情があり、とてもよい雰囲気です。
こちらの窓は北側に位置しますが、昨今の気温変動を踏まえ、方位に関係なく夏の日射遮蔽を徹底することの重要性を再認識しました。
断熱等級6(UA値:0.33)|耐震等級3(許容応力度設計)|長期優良住宅
先日、 千葉・検見川の住まい
残工事などの確認とお引越し後の様子を伺ってきました。
楽しみながら暮らされている様子を拝見でき、非常に嬉しく感じました。
また、お施主さまから、暮らしの感想などをいろいろとお聞きすることができました。
いただいた感想を、今後の設計にしっかりと役立てたいと思います。
お施主さま、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
ご相談を受けた成田市のお宅
お借りした既存図面の復元作業など下準備を終え
先日、現地調査を行いました。
まずは外部の状態を確認します。
基礎に一部ひび割れが見られるものの、非常に良好な状態です。
弊所の『家づくりへの想いや考え方』などに共感いただけたこと、非常に嬉しく思っております。
私自身、脱炭素・バリアフリー/高齢化対応など、今後の住宅(建築)の在り方を見直す良いきっかけとなりました。
ありがとうございます。
お打合せでは、お二人からさまざまなアイデアをいただき、
お家がより良い方向へ向かっていったように感じておりました。
ご相談を受けてからお家の完成まで約1年と8ヶ月、長いようであっという間でしたね・・・
これからもお付き合いの程、どうぞよろしくお願いいたします。
耐震診断のご相談を受け、成田市まで現地確認へ行ってきました。
お住まいがとても広く立派(仕事で関わった住まいの中で一番広いのでは・・・?)
既存の平面図や基礎の図面なども残っていた為、診断までの下準備がスムーズに進められそうです。
以前設計のご依頼をいただいたお施主様からのご紹介で
富里市へ改修工事の現調に行ってきました。
今回は水廻りとLDKの改修との事で、各所現況を確認し図面化していきます。
お施主様手配による植栽工事が完了したとの事で
植栽工事後の写真を送っていただきました。
緑が入り、デッキ周りの雰囲気が一段とよくなりました。
次回お伺いするのがとても楽しみです!
既存井戸から配管で繋いだ手動ポンプ
グランドカバーも素敵です。
引渡:2024-06-21
先週 千葉市のお住まい を無事にお引渡しすることができました。
始めてお問い合わせてをいただいてから1年と8か月。
土地購入を検討されている段階から、古屋解体前の現地視察など、家づくりをご一緒さていただいた計画です。
改めまして、お施主さま、この度はおめでとうございます。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!
また、工事を担当いただいた工務店関係者の皆さまへも、感謝申し上げます。
竣工検査&完成見学会:2024-06-15
午前中にお施主様と竣工検査を行い、午後から完成見学会を開催しました。
改めまして、この度は会場をご提供いただきましたお施主様へ心より感謝申し上げます。
また、ご来場いただいた皆様、そして、ご協力いただきました工務店様ありがとうございました。
弊所で設計工事監理を進めてきた千葉市のお住まいがまもなく完成を迎えます。
この度、建築主様のご厚意で完成見学会を開催いたします。
時間帯指定の完全予約制(先着順)となります。
◆日時|
・6/15(土)13:00~14:30(※残り1組)
・6/15(土)14:30~16:00(満席)
・6/15(土)16:00~17:30(※残り1組)
※14:30~の枠は一旦募集を締め切りました。
◆申込締切|
開催日の前日12時まで
◆建物概要|
木造2階建て 床面積 全体で32.4坪(吹抜け除く)
長期優良住宅認定取得 耐震等級3(許容応力度設計)・断熱等級6(UA値0.33)
太陽光発電パネル10.88kw
勾配天井・平天井
天井高さが高い部分や低い部分
構造体の木(柱・梁)がそのまま見えたり
吹抜けあり
キャットウォークあり
と、変化のある楽しいお住まいです。
床材のメインは杉材で、節有と節無しを各階で使い分けていますので、節の様子などもご確認いただけます。
無垢の木や塗壁を多用した内装となっています。
見学を希望される方は
完成見学会 お申込みフォーム をご利用いただき
必要事項を適宜ご記入の上、お申し込みくださいませ。
折り返し、詳しい案内・注意事項などをお送りさせていただきます。
尚、先着順の為、申し込み状況によりご見学いただけない場合もございます。ご了承ください。
弊所で設計工事監理を進めてきた千葉市のお住まいがまもなく完成を迎えます。
この度、建築主様のご厚意で完成見学会を開催いたします。
時間帯指定の完全予約制(先着順)となります。
※現在、残り2組を募集中です。
日時|
・6/15(土)14:30~16:00(※残り1組 5/21時点)
・6/15(土)16:00~17:30(※残り1組 5/21時点)
建物概要|
木造2階建て 床面積 全体で32.4坪(吹抜け除く)
長期優良住宅認定取得 耐震等級3(許容応力度設計)・断熱等級6(UA値0.33)
太陽光発電パネル10.88kw
勾配天井・平天井
天井高さが高い部分や低い部分
構造体の木(柱・梁)がそのまま見えたり
吹抜けあり
キャットウォークあり
と、変化のある楽しいお住まいです。
床材のメインは杉材で、節有と節無しを各階で使い分けていますので、節の様子などもご確認いただけます。
無垢の木や塗壁を多用した内装となっています。
見学を希望される方は
完成見学会 お申込みフォーム をご利用いただき
必要事項を適宜ご記入の上、お申し込みくださいませ。
折り返し、詳しい案内・注意事項などをお送りさせていただきます。
尚、先着順の為、申し込み状況によりご見学いただけない場合もございます。ご了承ください。
現場確認:2024-05-22
大工さんの工事が一段落し、内装仕上げ(クロス工事)の下地パテ処理を進めています。
『パテ処理 → クロス貼 → 仕上塗装 → 各設備機器の取付』
という流れで進んでいきます。
9mm・20mm・36mm・39mm・60mm・90mm
厚み(見付)や幅(見込み)など、使用する木材の各寸法です。
使用する木材は、
樹種を決め、見せ方・使い方・施工方法などを考慮し、加工寸法を検討・決定します。
そして、
その加工寸法に対して、設置する間隔・位置といった固定寸法も同時に検討・決定します。
今までの経験から直ぐに決める事ができる部分もありますが、
納まりの複雑な部分は、各寸法と設置位置を複数案検討しながら、良し悪しを比較し、最適な計画案を決定します。
木材の寸法に規則性を持たせることで、
視覚情報を整理し全体のデザイン性を統一しています。
また、
材料の流用など、加工性・施工性なども意識しています。
現場確認:2024-05-15
足場の解体が無事終了し、外観が見えるようになりました。
屋根形状は街並みと調和する三角屋根(通称:切妻屋根)です。
外観全体としては、水平ラインを整え、流れのある窓配置となるように、間取りと窓配置、そして、耐震性の整合性を意識しています。
玄関ポーチを凹ませることで外観に変化を与えながら、雨除けの機能も兼ね備えています。
屋根形状の中で、私個人的には、この切妻屋根がお気に入りです。
形態として、施工性・耐久性・経済性において合理的であり、伝統的な美しいデザインであると感じるからです。
写真では見えにくいですが、屋根の裏と玄関ポーチの天井(通称:軒天)は、無垢の杉板を使用し、耐久性とデザイン性を兼ね備えています。
先日、昨年お引渡しをしたお宅へ工務店さんと共に一年点検に伺いました。
お施主様は、庭づくりを楽しみながら
自然と共に過ごす喜びを感じておられるようでした。
まだまだやり足りないとのことで
お庭と住まいがさらに成長していく様子を楽しみにしています!
断熱等級5|耐震等級3(許容応力度設計)|長期優良住宅
現場確認:2024-04-17
天井断熱(セルロースファイバー)用の下地組が完成しました。
柱に支えられている天井中央の梁は、仕上で見えてくる梁です。
天井が仕上がると、雰囲気が大きく変わってくるかと思います。
以前から興味を持っていた「既存住宅状況調査技術者」を無事に取得しました。
既存住宅状況調査技術者は、1級建築士・2級建築士・木造建築士のみが取得できる、建築士限定の専門資格です。
「専門資格」という言葉から難易度の高い試験を想像されるかもしれませんが、実際の試験は非常に簡単でした・・・
実務経験があれば、問題なく合格できます。
さて、
既存住宅状況調査の主な役割は、
中古住宅の構造耐力上主要な部分(基礎、壁、柱など)を調査し、劣化状況や不具合を目視・計測等で確認する事です。
近年、中古住宅市場が活発化している中で、購入後に思わぬトラブルを防ぐために調査の重要性がますます高まっています。
調査結果は重要事項説明で報告され、これにより購入者は安心して物件を選ぶことができます。
中古住宅市場において、建物の状態を正確に把握することは非常に重要です。
既存住宅状況調査技術者は、購入者の不安を解消し、スムーズな取引をサポートすることが期待されています。
この資格取得と建築士の専門知識と技術を生かして、より安心できる住宅取引に貢献していきたいと考えています。
現場打合:2024-03-23
土曜日、お施主さまに現場へお越しいただき、工務店さんと3者で、内装の変更部分・外構などの打合せを行いました。
ウッドデッキに階段を付けたり、塀の目隠し板に変化をつけたりと、完成が楽しみです。
断熱等級6(UA値:0.33)|耐震等級3(許容応力度設計)|長期優良住宅
先日、住宅遺産トラスト主催の
「伊藤邸(旧園田高弘邸)音楽と建築の響き合う集い」に参加しました。
いつか見学したいとずっと思っていた伊藤邸(旧園田高弘邸)
ピアニスト三木香代氏の美しい演奏と建築家伊礼智氏の解説に続き、
吉村順三氏設計の邸宅をじっくり見学するという
まさに贅沢な内容です。
戦後10年・1955年に建てられた伊藤邸(旧園田高弘邸)は、増築前の77㎡という限られた空間の中で、
巧みな設計により驚くほど開放的で、且つ、籠り感のある空間を実現していました。
吹き抜けとコーナー窓、各素材の対比、そして、緻密な寸法操作が生み出す心地よい空間は、写真で見ていた以上に感動的でした。
過去の対談で、
吉村建築は「生き生きとした場」といった話がありましたが、まさにその通りだと感じました。
人の動きが見えるというか、建築が動きを誘導するというか・・・
天井高さ・手摺壁の高さなど、単純に『高さが低い』という事ではなく
腰を下ろす・見下ろす、といった動作に連動する設計は、空間をより多様で活発なものにしている印象を受けました。
改めて資料や書籍を読み解き、
伊藤邸(旧園田高弘邸)の設計を深く理解することで、自身の設計にも活かせる要素を探していきたいと思います。
現場確認:2024-02-03
棟上げ
土曜日 大安 棟上げでした。
お施主さま、おめでとうございます!
断熱等級6|耐震等級3(許容応力度設計)|長期優良住宅
現場確認:2024-01-10
既存井戸・構造材加工図チェック
計画しているウッドデッキの詳細を微調整する為、既存井戸の位置を、基礎コンクリートから計測しました。
SUVACOでは、新築住宅やリノベーション住宅など様々な事例が掲載されています。
その中で、光栄にも、弊所で設計・工事監理をさせていただいた『袖ヶ浦|蔵波台の住まい』が【いい家・オブ・ザ・イヤー2023】に選出されました。
2023年、SUVACOに新たに公開された住宅事例は約830件あり、その中でも特にユーザーからの反応が大きかった人気事例TOP15に選ばれたとのことです。
この度は、多くのユーザーの皆様にご評価いただきランキング入りしたことを大変嬉しく思います。
お施主さま、そして、高い技術と豊富な経験を活かし丁寧に施工してくださいました佐野工務店の皆さまへ感謝申し上げます。
今後も弊所では、高い性能(耐震性・断熱性・気密性・耐久性)を確保しつつ、魅力ある住まいを提案していきたいと考えております。
誠に勝手ながら、年末年始休業期間を下記のとおりとさせていただきます。
年末年始休業期間:2023年12月29日~2024年1月3日
休業期間内のお問い合わせは、年明け1月4日より順次お返事させていただきます。
年末年始休業期間中は何かとご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承のほど、お願い申し上げます。
現場確認:2023-12-02
まずは既存のブロック塀の解体工事から。
今回は敷地形状などを加味し、基礎工事を本格的に始める前に、ブロック塀の解体工事が先行して行われました。
今春から受講していた、敬愛する泉幸甫氏の講座「『住宅設計の考え方』を読み解く」の最終講義が先日ありました。
社会情勢(物価高騰)や自然環境の変化、建物性能に対する法改正など
建築(住まい)の在り方が、良くも悪くも大きな変換期に差し掛かっている中
継続すべき事、変えていくべき事、そして改めて学ぶべき事を見直す良い機会となりました。
現場確認:2023-11-21
地盤改良工事
今回は鋼管杭での改良です。(改良方法は地盤・敷地状況により異なります。)
事前に
高さの基準点(ベンチマーク)
杭の設置高さ
を施工図にて指示し、現地では建物配置と杭位置の確認を行いました。
断熱等級6|耐震等級3(許容応力度設計)|長期優良住宅
地鎮祭:2023-10-29
日曜大安
千葉市花見川区で計画させていただいているお宅の地鎮祭でした。
ちょうど一年前
お施主さまからお問い合わせを受け
土地探しからお手伝いさせていただき
多くの打合せを行い
資材高騰という厳しい情勢の中、ついにこの日を迎える事ができました。
改めまして、お施主さま、おめでとうございます!
工事関係者の皆さま、安全にどうぞよろしくお願いいたします。
断熱等級6|耐震等級3(許容応力度設計)|長期優良住宅
現在計画させていただいている千葉市花見川区のお宅です。
次回打合せで、模型を建て主さんへお見せする予定です。(喜んでいただけるかな・・・)
今回のご計画でまず考えたことは
『住宅密集地の中で冬場の日当たりをどう確保するか』という事です。
そこで・・・
まずは周囲の建物との関係をシミュレーションしながら、間取りの方向性(大枠)と外観(形)を同時並行で検討していきました。
先日、といっても少し前ですが、家族で箱根へ行ってきました。
妻の誕生日が近づいていたので、表向きは”誕生日祝い”ということにしましたが
実は内心、個人的な裏テーマがありました。
以前から気になっていた、村野藤吾氏設計のザ・プリンス 箱根芦ノ湖(1978年竣工)を体感することです。
少し暗めで、天井高さを抑えた、エントランス、そしてレセプションを通り
L字に曲がるとロビーに着きます。このロビーが今回のハイライトで、一番楽しみにしていた場所なのです。
『お~!』と心の中で声を上げました。
もうすでに気分は最高潮、旅の目的がほぼ達成されたような気持ちです。
ロビーで一晩過ごしてもいい!とまで思うほどです。
今期より、一般社団法人 新木造住宅技術研究協議会(通称:新住協) 東京支部 へ入会しました。
住宅設計・施工における技術の進化は、快適な生活環境の実現に向けて重要な要素です。
更なる知識向上のため、最新の木造住宅の技術に触れ、アイデアやノウハウを吸収し、日々の業務に活かしていきたいと思っています。
そして、
『デザイン(意匠)』と『性能』の両面を、バランス良く考慮した、質の高い住宅づくりを追求し
より良い未来の実現へ、設計者として貢献したいと考えています。
弊所で設計・工事監理を行った
『袖ヶ浦|蔵波台の住まい』 の完成写真を掲載しました。
建て主様、改めまして、住まいの完成、おめでとうございます。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
また、工事関係者(佐野工務店)の皆さまへも感謝申し上げます。
断熱等級5|耐震等級3(許容応力度設計)|長期優良住宅
施主打合せ:2022-12-31
建て主さんと年明けから本格的にはじまる外構工事の最終打合せを行いました。
駐車スペース 施工状況。
現場定例:2022-11-16
内部の造作工事が着々と進んでいました。
吹抜けに取付くペンダントライト用吊り木 施工状況。
※ペンダントライト用吊り木の詳細は、前のブログ(現場定例:2022-11-09)に記載しています。
今月はじめにさかのぼりまして・・・
上棟を終えた週末、袖ヶ浦市のお家にて上棟式を設けていただきました。
改めまして、お施主さま、おめでとうございます!
現場定例:2022-10-13
この日は構造検査を行いました。
耐震壁施工状況。
基本的に外周部の壁を耐震要素として構造計算をおこなっていますが、内部もいくつか筋交いという耐震要素を設けています。
袖ヶ浦市で計画していたお宅が上棟しました。
お施主さま、おめでとうございます!
1層目の屋根下地(屋根水平構面)も完了し、合板継手の気密テープ貼が段取り良く進んでいます。
現場監督さん、職人の皆さま、お疲れ様でした。
引き続き安全によろしくお願いいたします。
先日、袖ヶ浦市で計画していたお宅の地鎮祭を無事に終える事ができました。
お施主さま、そして、工務店、多くの方のご理解・ご協力のお陰で
ようやくこの日を迎えることができました。
来年の工事完成へ向け、現場監理もしっかり努めていきたいと思います!
工事関係者の皆さま、安全にどうぞよろしくお願いいたします。
先日(と言っても2ヶ月ほど前ですが)千葉県大網白里市へ敷地視察へ行ってきました。
南北道路で道幅も広く、日当たり抜群の敷地です。
建て主さんとじっくり打ち合わせを重ねていきたいと思います!
□□□お知らせ□□□
次回の住宅設計相談会は
6/25(土)10:30~/14:00~/16:30~
で開催予定です。
設計相談会の詳細はこちらからご確認ください。
↓↓↓↓↓↓
先日、市場調査という名目(気持ちは息抜き)で、グランピング施設に行ってきました。
当日は快晴で気温も高かった為、人工川で子供達が楽しそうに遊んでいました。
この位の水量であれば、子供も大人も安心して遊べますね。(写真は早朝なので靄がかかっています)
先日、千葉県九十九里町へ敷地視察へ行ってきました。
資材不足、資材高騰、納期遅延など
今の建築業界は不安が尽きない状況ですが
近所のおばあさんの威勢のいい挨拶に元気をいただきました!
-お知らせ-
次回の住宅設計相談会は
5/28(土)11:00~/14:00~/16:00~
6/11(土)11:00~/14:00~/16:00~
6/25(土)11:00~/14:00~/16:00~
で開催予定です。
設計相談会の詳細は下記からご確認ください。
千葉県袖ヶ浦市での住宅計画
昨年末まで住まい手さんと色々と議論を重ね、日射取得と日射遮蔽を意識した
太陽の動きに素直な外観(と断面)、住まい手さん考案の家事動線による間取りになりました。
住まい手によって家事動線の考え方は種々様々。
今回の間取りは、自分だけでは恐らく思いつかなったかと思います。
どのように生活したいのか…
ほんの些細な事でも、その本質をヒアリングするのは非常に重要で
そこが掴めれば計画の方向性が見えてくると改めて実感することができました。
時節柄、昨今の建築費高騰の影響を大きく受けてしまう計画の為、見積金額が心配ですが
・許容応力度設計での耐震等級3
・断熱性能HEAT20のG2
・長期優良住宅
といった建物性能を満たしながら出来る事を探っていきたいと思っています。
-お知らせ-
次回の住宅設計相談会は
2/12(土) 11:00~/14:00~/16:00~
で開催します。
設計相談会の詳細は下記からご確認ください。
以前…
といってもだいぶ前の投稿だった気がするけれど…
友人の佐藤雄高くんが代表を務める
やまのかみ木工所 のSNS投稿で初めて見た時からいつかオーダーしたいと思っていた
"こどもの椅子"をようやくお願いすることができました
私も娘もとても気に入っています
まだ気が早いですが
娘の次の世代
そしてその次世代へと
永く使い続けていってほしいなと
父として願っています
素敵な椅子をありがとう
千葉県成田市の猿山(茨城県との県境)でリフォームの現地調査と実測を行いました。
まずは一期工事としてLDKと洗面脱衣室の間取り変更と断熱-耐震改修を行う予定です。
ZEH実績と目標
2020年度 |
2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | |
ZEH普及実績 | ZEH普及目標 | |||||
新築 | 0% | 0% | 0% | 0% | 0% | 50% |
既存 | 0% | 0% | 0% | 0% | 0% | 50% |
ZEHプランナー登録番号 Z2024B-00052-CR(登録決定日|2024年6月28日)