現場確認:2024-05-15
足場の解体が無事終了し、外観が見えるようになりました。
屋根形状は街並みと調和する三角屋根(通称:切妻屋根)です。
外観全体としては、水平ラインを整え、流れのある窓配置となるように、間取りと窓配置、そして、耐震性の整合性を意識しています。
玄関ポーチを凹ませることで外観に変化を与えながら、雨除けの機能も兼ね備えています。
屋根形状の中で、私個人的には、この切妻屋根がお気に入りです。
形態として、施工性・耐久性・経済性において合理的であり、伝統的な美しいデザインであると感じるからです。
写真では見えにくいですが、屋根の裏と玄関ポーチの天井(通称:軒天)は、無垢の杉板を使用し、耐久性とデザイン性を兼ね備えています。
内部施工状況1
明るい吹き抜け、勾配天井、そして天井高さを抑えた個室。
これらすべてが調和し、生まれる明暗のコントラストが美しいです。
内部施工状況2
内部施工状況3
設計時に想定していた通り、素敵な室内になったと感じます。
無垢の木を扱うことは施工的にも非常に気を遣い、苦労が多いのですが
大工さんが満足気な表情をされていて、設計者としてとても嬉しくなりました。
大工の皆さん、ありがとうございます!
引き続き、完成まであと少し、よろしくお願いいたします!
既存井戸の配管延長工事も行われました。
気密測定も行いました。
結果、C値:0.68
高気密住宅としての性能を確認する事ができました。
改めまして、大工さんはじめ、現場関係者の皆さま、ありがとうございました。
断熱等級6(UA値:0.33)|耐震等級3(許容応力度設計)|長期優良住宅