Diary & Blog
家づくり日記・現場レポート・暮らしの記録
「気密性能とは何ですが? なぜ重要なのですか?」
「気密が高い家って、息苦しくなりませんか?」
家づくりの相談をお受けするとき、よくいただく質問です。
気密と換気は、別の話です。
ただ、それだけでは伝えきれない大切なことがあります。
気密性能は、実は空間の広さや快適さと、深くつながっています。
私の自邸でも用いた設計手法である、
壁を仕切らない設計。
吹き抜けと勾配天井がつくる気積。
エアコン2台で家全体を整えるシンプルな空調計画。
耐震等級3を成立させる構造計画
—これらはすべて、気密と合わせて、ひとつながりの設計として機能しています。
どれかひとつだけ突出させても、うまくいきません。
すべてが連動して初めて、
「26坪なのに広い」「冬の朝が楽」「光熱費が気にならない」「冬の朝/夏の日中が楽」という暮らしが生まれます。
家づくりを考えると、選択肢は大きく3つになります。
ハウスメーカー、工務店、そして設計事務所。
ハウスメーカーは知名度があり、工務店は地域に根ざしている。
では設計事務所は——
「おしゃれな家をつくるところ」というイメージを持たれることが多いですが、それは一面にすぎません。
私は一級建築士事務所を構えて15年になります。
この記事では、3つの選択肢の違いを、できるだけ正直にお話しします。
家づくりのご相談を受ける中で、
「高断熱住宅にすると、実際の電気代はどのくらいになるのでしょうか?」
というご質問をいただくことがあります。
もちろん、家族構成や暮らし方によって違いはあります。
それでも、
実際に住まわれている方のデータは、これから家づくりを考える方にとって大きな参考になるはずです。
今回は、弊所で設計監理を行った 「千葉・検見川の住まい」 お施主様より、
入居後1年間の電力収支データをご提供いただきましたので、ご紹介します。
まずは結果から
2025年2月から2026年1月までの1年間。
売電収入と購入電力料金を集計した結果がこちらです。
わが家には、毎日健気に床を掃除してくれる、小さなロボットがいます。
彼 - あえてそう呼びたくなるほど愛着が湧いている存在です。
その動きをじっと眺めていると、時々、少しハラハラする、でもどこか微笑ましい光景に出会います。
妻の妊娠をきっかけに、わが家へやってきた相棒
そもそも、このお掃除ロボットを購入したきっかけは、
以前のマンション暮らしの頃、妻が妊娠したことでした。
少しでも家事負担を減らせればと思い、わが家へ迎え入れたのです。
……「いや、まずは自分で掃除機を掛ければ?」という至極もっともなツッコミは、ひとまず置いておいて。
実際に使い始めると、その便利さに驚きました。
床がきれいに保たれているだけで、暮らしの快適さは大きく変わります。
これからの暮らしの道しるべを立てる時間
家づくりを考え始めると、
まず最初に気になるのは、
耐震性能。
断熱性能。
光熱費。
建築費。
そうした「数値」の部分かもしれません。
もちろん、どれも大切です。
ですが私たちは、
本当に心地よい家は、
その先にある
「日々の静かな時間」
から生まれると考えています。
朝、カーテンを開けたときの光。
冬でも足元が冷えにくい空気。
家のどこにいても温度差の少ない安心感。
そうした毎日の積み重ねが、
住まいの心地よさをつくっていきます。
「住まいの相談会」を、個別開催へ変更しました
これまで日時を決めて開催していた「住まいの相談会」ですが、
2026年5月より、
ご家族ごとのペースに合わせてお話できるよう、
【個別開催】へと変更いたしました。
一級建築士である平が、
一組ずつ丁寧にお話を伺います。
そんな方へ向けた個別の相談会です。
今回は、
我が家の“洗濯物干しスペース”についてのご紹介です。
家づくりを考える時、
間取りやデザインも大切ですが、
実際には、
「洗濯物をどこで干すか」
は、毎日の暮らしに直結する、
かなり重要なテーマだと思っています。
小さな家ほど、洗濯動線は重要になる
我が家は、
そこまで大きな家ではありません。
…というか、小さいです。
だからこそ、
限られた面積の中で、
を、かなり意識して設計しています。
家づくりの「よくある質問」をまとめました。
家づくりを考え始めると、
最初に気になるのは、
間取りやデザインよりも、
そんな、
“まだ相談するほどでもないけれど気になる事”
だったりします。
実際、初回のお問い合わせ前に、
多くの方が同じような疑問を持たれています。
そこで今回、
これまで実際によくいただいたご質問を、
FAQページとして整理しました。
千葉市中央区の自邸|吹き抜けリビングに朝の光が差し込む暮らし
朝8時
吹き抜けのあるリビングに、朝日が静かに差し込む時間。
本来なら、もう少し片付けてから撮りたい...
そう思いながらも、このまま写真を残しました。
今のこの状態が、いちばんリアルだと思ったからです。
整っていない状態も含めて、自邸の暮らし
新居での生活
マンションではなく、戸建てを持ちたかった理由の一つに、
「自分たち家族の庭を持ちたかった」という想いがあります。
子供が自由に走り回ったり、
土に触れながら遊んだり、
一緒に庭木や菜園の手入れをしたり。
季節の変化を感じられる、余白のような場所。
そんな、庭と関わり合いのある光景に憧れていました。
管理が大変だよ…と親族から助言ももらっていますが、
その手間も含めて楽しめたらいいなと思っています。
引っ越しから、2週間。
この家での暮らしが、少しずつ日常になってきました。
派手さはありません。
でも、確かな心地よさがあります。
日々、幸せを感じながら暮らしています。
朝の空気
朝、目が覚めると
室内は、やわらかな温度です。
寒さで身構えることがありません。
体が、自然に動き出します。
先日、Standard House - 木箱プロジェクト Ver.Ⅱ - をベースとした
建築士自邸「星久喜の住まいⅡ」の完成見学会を開催しました。
2日間の見学会を、無事に終えることができました。
お越しいただいた皆さま、ありがとうございました。
この家の計画や空間が、
これから家づくりをされる方にとって、
小さなヒントになっていたら嬉しく思います。
建築士が自分の家で試したこと
【残り3枠】
建築士『 自邸 』完成見学会
Standard House|木箱プロジェクト Ver.Ⅱ
千葉市中央区星久喜町
特別を目指したわけではありません。
これからの基準になる家をつくりたいと思いました。
設計者としてだけではなく
ひとりの住まい手として向き合うこと。
家族と、どんな時間を重ねたいのか。
クリーニング前日の現場
クリーニング前日の現場確認へ。
仕上工事もいよいよ大詰めです。
見学会 は【残り3枠 ※2/27時点】となりました。
ご検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください。
外構工事も折り返しへ|神社参道のようなアプローチ
玄関ポーチへと続くアプローチは、
神社の参道にある石畳のようなイメージで構成しています。
星久喜の住まいⅡ|木箱プロジェクト Ver.Ⅱ
千葉市中央区で進行中の注文住宅「星久喜の住まいⅡ」
本計画は、弊所のスタンダードである Standard House|木箱プロジェクト Ver.Ⅱ として
“空間の質をつくる設計” を軸に
構造・断熱・素材・プロポーション などの検討を丁寧に積み上げてきました。
「特別な一棟」ではなく
これからの家づくりにおける
ひとつの“標準”となりうる住まいを目指しています。
タイルについて
星久喜の住まいⅡ|木箱プロジェクト Ver.Ⅱ
千葉市中央区で進行中の注文住宅「星久喜の住まいⅡ」
本計画は、弊所のスタンダードである Standard House|木箱プロジェクト Ver.Ⅱ として
“空間の質をつくる設計” を軸に
構造・断熱・素材・プロポーション などの検討を丁寧に積み上げてきました。
「特別な一棟」ではなく
これからの家づくりにおける
ひとつの“標準”となりうる住まいを目指しています。
仕上工事が始まり、住まいの輪郭が立ち上がってきました
現場はいよいよ、仕上工事の工程に入りました。
少しずつ「完成後の暮らし」を具体的に想像できる要素が加わりはじめています。
家づくりの工程の中でも、
この仕上工事の段階は、空間の印象が大きく変わる重要なフェーズです
星久喜の住まいⅡ|木箱プロジェクト Ver.Ⅱ
千葉市中央区で進行中の注文住宅「星久喜の住まいⅡ」
本計画は、弊所のスタンダードである Standard House|木箱プロジェクト Ver.Ⅱ として
“空間の質をつくる設計” を軸に
構造・断熱・素材・プロポーション などの検討を丁寧に積み上げてきました。
「特別な一棟」ではなく
これからの家づくりにおける
ひとつの“標準”となりうる住まいを目指しています。
大工工事完了の日。現場で感じたこと
先日の現場確認
この日はちょうど、大工さんによる内部工事が完了する日でした。
現場で印象的だったのは、
棟梁が木の柱(化粧柱)をタオルで丁寧に磨いている姿。
黙々と手を動かす姿を見て、
「この方に家をつくっていただけて、本当にありがたい」
そんな気持ちが自然と湧いてきました。
星久喜の住まいⅡ|木箱プロジェクト Ver.Ⅱ
千葉市中央区で進行中の注文住宅「星久喜の住まいⅡ」
本計画は、弊所のスタンダードである Standard House|木箱プロジェクト Ver.Ⅱ として
“空間の質をつくる設計” を軸に
構造・断熱・素材・プロポーション などの検討を丁寧に積み上げてきました。
Standard House|木箱プロジェクト Ver.Ⅱ とは
大きな特徴は、 間取りや設備を先に決めるのではなく、 空間の大きさ・高さ・つながり方を最優先に考える点にあります。
一つの「木箱(構造体)」の中に、
階段・吹抜け・ロフトといった立体的な要素を組み込み
最小限の操作で、最大限の空間的豊かさを引き出す。
足場が外れ、住まいのかたちが街に現れました
星久喜の住まいⅡ|木箱プロジェクト Ver.Ⅱ
千葉市中央区で進行中の注文住宅「星久喜の住まいⅡ」
本計画は、弊所のスタンダードである Standard House|木箱プロジェクト Ver.Ⅱ として
“空間の質をつくる設計” を軸に
構造・断熱・素材・プロポーション などの検討を丁寧に積み上げてきました。
Standard House|木箱プロジェクト Ver.Ⅱ とは
大きな特徴は、 間取りや設備を先に決めるのではなく、 空間の大きさ・高さ・つながり方を最優先に考える点にあります。
一つの「木箱(構造体)」の中に、
階段・吹抜け・ロフトといった立体的な要素を組み込み
最小限の操作で、最大限の空間的豊かさを引き出す。
コラム|家づくりの考え方|「天井高さを変える理由」 を公開しました。
今回、その続編として
「天井高さを変える理由」 を公開しました。
天井高さは「数字で決めるもの」ではありません
家づくりの打合せでは、
天井高さが 2400mm/2600mm/高天井 といった
数値として語られることが多い要素です。
ですが実際には、
天井高さは、
空間の使い方・居心地・落ち着き方に直結する設計要素 です。
― 空間ボリュームを最大化した「星久喜の住まいⅡ」現場レポート ―
千葉市中央区|設計事務所が手がける高性能な注文住宅「星久喜の住まいⅡ」 の現場レポートです。
本計画は、設計事務所が手がける高性能な注文住宅として、
を軸に、「数値性能」と「体感としての心地よさ」の両立を目指しています。
工事進捗|空間の意図が“実寸”で見えてきました
現場は前回の確認時から ぐっ と進み、
2階は下地工事がほぼ完了。現在は、収納などの細かな造作工事を残すのみとなっています。
1階では、棟梁が階段の施工中。
今回の階段は、
という、納まり的に難易度の高い構成です。
コラム|家づくりの考え方 を新設しました
家づくりの情報は、
「正解があるようで、実は暮らし方によって答えが変わるもの」ばかりです。
性能、間取り、吹抜け、天井高さ、コスト、将来性——
数字や流行だけで判断すると、
“住んでからの違和感” が後から表面化することも少なくありません。
そこで弊所では、
設計者として日々の実務の中で考えていることを、
できるだけ専門用語を使わず、施主目線で整理する場 として、
を新たに設けました。
千葉市中央区で進行中の注文住宅「星久喜の住まいⅡ」
設計事務所が手がける高性能な注文住宅として
吹抜け&ロフト空間・簡易的な空調計画・太陽光発電を取り入れた住まいの現場レポートです。
正月明けの現場確認|空間の輪郭が見え始めました
先日、今年はじめの現場確認へ行ってきました。
正月休みを挟み、前回の現場確認から約2週間が経過しています。
石膏ボードの下地工事が進み
これまで図面などで検討してきた空間が
実寸として体感できる段階に入ってきました。
現場に立つと、
設計時に意図した「空間の高さ」「視線の抜け」「ボリューム感」が
少しずつ現実のものとして立ち上がってきているのを感じます。
ダイニング天井と吹抜け|この家最大の見せ場
ダイニング部分の天井は
あえて高さを抑えた平らな天井としています。
千葉市中央区で進行中の注文住宅「星久喜の住まいⅡ」
設計事務所が手がける高性能な注文住宅として
吹抜け&ロフト空間・簡易的な空調計画・太陽光発電を取り入れた住まいの現場レポートです。
内装工事は終盤へ — 全体像が見えてきました
先日、今年最後となる現場確認へ行ってきました。
内装工事がいよいよ終盤に差し掛かり
住まい全体の輪郭がはっきりと見えるようになってきました。
ロフトの様子 — 空間としての一体感と空調計画
この住まいの特徴のひとつが、ロフト空間です。
単なる収納スペースではなく、
各個室とゆるやかにつながることで、住まい全体に一体感を生み出しています。
『住まいの考え方を整理する相談会』のお知らせです。
家づくりや住まいの改修を考え始めたとき、「何から手を付ければよいのか分からない…」
そう感じる方は多いのではないでしょうか。
土地のこと、既存建物の状態、間取り、費用、設計者/施工者選び…
情報が多いからこそ、判断に迷ってしまうのは自然なことだと思います。
この相談会では、
いきなり間取りを描いたり、具体的な形を決めたりすることはおこないません。
まずはお話を伺いながら、
そうした点を、一緒にゆっくり整理していきます。
相談会で行う内容
家づくりでのポイントを整理
設計/工事監理で大切にしている考え方
設計事務所に依頼する場合の進め方
敷地や既存建物の条件整理(具体的な敷地などが決まっている場合)
※無理な営業や契約を前提としたお話は行っていません。
千葉市中央区で進行中の注文住宅「星久喜の住まいⅡ」
現在、階段工事も順調に進んでいます。
今回計画したのは、一般的な木製階段ではなく、
という、鉄骨と木を組み合わせたハイブリッド階段です。
鉄骨階段 製作工場「長谷川製作所」さんへ
階段が概ね完成したとの連絡をいただき、
鉄骨階段を製作していただいた 『長谷川製作所』 さんの工場へ伺ってきました。
現在は黒い下地塗装の状態ですが、
このあと別の工場で指定色に本塗装される予定です。
完成時には、また違った表情になるのが楽しみです。
千葉市中央区で進行中の注文住宅「星久喜の住まいⅡ」
内部では、電気工事と大工工事が同時に進行中。
電気屋さんと棟梁が、納まりを一つひとつ確認しながら丁寧に工事を進めてくれています。
メインの開口部から室内へ差し込むやわらかな陽ざしが、とても心地良い空間になってきました。
この窓(向かって右の四角い窓)は、透明ガラスにするか、不透明ガラス(通称:型板ガラス)にするか、設計段階で悩んだ部分です。
そんな相反する条件の中で、
今回はあえてカーテンなどを設けないという前提から検討を進め、
ガラスは装飾に頼らず、素直に型板ガラスを選択しました。
千葉市中央区で進行中の注文住宅「星久喜の住まいⅡ」
いよいよ大工さんによる細かな造作工事に入りました。
ここからは、ますます棟梁の技が細部で光ってくる部分です!
今回は、その中でも“窓枠のこだわり”について少しだけご紹介します。
通常は、窓のまわり(上下左右)をぐるっと四周とも同じ厚みの木で囲んで、シンプルに窓枠をつくるのが一般的です。
ですが今回は、空間の雰囲気を場所ごとに変えるため、
木枠を強調し“見せたい窓”
逆に、木枠の存在感を“できるだけ消したい窓”
去る令和7年11月28日、
住宅の省エネ化をさらに後押しするための予算案が閣議決定されました。
2026年に実施される新しい補助制度の名称は、
『みらいエコ住宅2026事業』。
名前のとおり、これから家づくりを進めるご家庭へ向けて、
“省エネで心地よい住まい”を後押しする内容となっています。
2026年、省エネ住宅支援が新しくスタート!
みらいエコ住宅2026事業は、
断熱性能や省エネ設備に優れた住宅を建てる人を幅広く支援する制度です。
(※現時点では予算案段階のため、詳細は今後公表される予定です。)
2025年同様に、「性能の高い家を建てたい」「補助金を活用しながら賢く進めたい」
という方には必見の制度となりそうです。
千葉市中央区で進行中の注文住宅「星久喜の住まいⅡ」
屋根の断熱工事も無事に完了しました。
今回も屋根断熱には セルロースファイバー を採用しています。
セルロースファイバーを選ぶ理由
セルロースファイバー とは新聞紙を原料とした再生素材の断熱材です。
繊維が隙間なく充填されるため気密性が高く、夏場の遮熱性にも優れています。
調湿性(吸放湿性)もあり、屋根裏がムレにくく、住まいの長期的な“健康”にも寄与します。
加えて、
※繊維の中にたくさんの空気胞があり、さらに繊維同士が絡み合って空気の層を保持するため、中音域から高音域において優れた吸音性を発揮します。
共同住宅の界壁の遮音に使われたり、家の外からの騒音をやわらげるなど防音効果をもたらします。
(※日本セルローズファイバー工業会 HP より抜粋)
断熱性能だけではない、とても安心感のある素材です。
先日、新潟への帰省に合わせて、上越市にある小林古径邸(東京都から移築・復原)を見学してきました。
この邸宅は、日本画家・小林古径の自邸で、設計を手がけたのは近代数寄屋建築で知られる吉田五十八(いそや)氏。
吉田五十八は、ヨーロッパの古典建築に影響を受け、大正から昭和にかけて、日本の伝統美と近代建築を融合させた設計で、
多くの文化人の自邸や美術館、公共建築を手がけた建築家です。
自邸の設計を依頼する際、小林古径は吉田五十八に
「私が好きになるような家を建ててほしい」とだけ伝えたそうです。
千葉市中央区で進行中の注文住宅「星久喜の住まいⅡ」
メインとなる外壁仕上げ(桧の無垢板 「クロカベヒノキ/鉄媒染仕上」 )が無事に完了しました。
今回は、建物の印象を決める2面を無垢材の桧(ヒノキ)板貼とし、
落ち着いた白の軒天と黒い外壁とのコントラストが美しい外観になりました。
色選びは「統一」ではなく「素材ごとの最適化」
千葉市中央区で進行中の注文住宅「星久喜の住まいⅡ」
いよいよ楽しみにしていた外壁工事がはじまりました。
今回は、メインの外壁に株式会社nojimokuさんの『クロカベヒノキ』という桧の無垢板を使用します。
クロカベヒノキは、熊野の桧に「鉄媒染(鉄+酸+タンニン)」という古くからの伝統的な技法で自然な黒味を与えた外壁材です。
化学反応で色を出すため、塗装では出せないしっとりとした漆黒のツヤが得られ、焼杉などの焼いた板とは違い、手で触れても汚れません。
また、本実加工で納まりもすっきりし、経年で焦げ茶〜シルバーグレーへと風合いが移ろうことも特徴です。
落ち着きがあり、品よく引き締まった雰囲気が出てきました。
大工さんからも「カッコいいね!」とお褒めの言葉。
千葉市中央区で進行中の注文住宅「星久喜の住まいⅡ」。
板金屋さんと現場で細部の打合せを行いました。
上の写真は「捨て板金(すてばんきん)」と呼ばれる部材です。
これは、もしも外壁の裏側に雨水が入り込んだとしても、
建物内部まで浸透しないようにするための大切な防水の工夫です。
完成後は見えなくなる部分ですが、こうした“ひと手間”の積み重ねが、家の耐久性を大きく左右します。
長く快適に住み続けられる高性能住宅には、こうした細部へのこだわりが欠かせません。
外部では「水切り」と呼ばれる板金の取り付けも完了。
千葉市中央区 星久喜の住まいⅡ
屋根の裏面にあたる部分、建築用語で「軒天(のきてん)」と言われる部分の工事が完了しました。
今回は防火規制の関係などもあり、軒天には不燃材料を採用しています。
※コストを掛ければ、防火性能を満たしつつ木材を張る方法もあります。
軒天の色は、建物全体のバランスを考慮し、落ち着いた白系を選んでいます。
パキッとした純白ではなく、少し柔らかな落ち着きのある色味で、外壁や窓サッシとの馴染みも良いと考えています。
前回も書きましたが、外壁工事の仕上がりが非常に楽しみです。
千葉市中央区 星久喜の住まいⅡ
外部付加断熱工事が完了し、現在は透湿防水シートと通気胴縁の施工中です。
今回も付加断熱には、旭化成建材のフェノールフォーム断熱材「ネオマフォーム」を採用しています(以下、ネオマフォーム)。
ネオマフォームは、熱を通しにくい性能(熱伝導率λ=0.020W/(m·K))を持ち、長い年月が経っても断熱効果が落ちにくいのが特長です。
また、燃えにくく、変形しにくい素材でできているため、耐燃焼性・寸法安定性にも優れています。
熱伝導率の参考として、
コンクリート・木材(杉)・空気の代表的な値とネオマフォームの比較は以下のとおりです。
熱伝導率の値が小さいほど、熱が伝わりにくい素材となります。
千葉市中央区 星久喜の住まいⅡ
構造金物検査を行いました。
<現場MEMO>
登り梁の固定金物としてプレカット工場(木材加工を行うところ)の方から提案された「フリーアングル羽子板」。
はじめての採用となりましたが、今回の現場を経て、今後は使用しないことに決めました。
構造計算の結果、強度(引張耐力)は問題なかったため、加工図(通称:プレカット図と言います)をチェックする際に
「大工さんの手間が相当増えることが予想されるので、工務店さんが了承すれば可」
と回答していましたが、
案の定、現場では大工さんの負担がとても増えた印象でした。
金物自体はよく考えられたものですが、
登り梁工法の場合、プレカット加工(工場での加工)の効率は上がっても、
大工さんの(現場の)負担が増えるのは本末転倒ではないか…?と、個人的には感じています。
実際の“つくりやすさ”といった感覚を大切にしたいと、あらためて感じました。
構造金物検査で、九十九里町の現場へ行ってきました。
風が冷たく、季節の変わり目を感じます。
住まいの何でも相談会
新しい家づくり/リフォーム・リノベーション/耐震診断・耐震改修 に関するご相談をお考えの皆様へ
「住まいの何でも相談会」のお知らせです。
■日程|※事前予約制 先着順
詳細は 住まいの相談会 をご確認ください。
千葉市中央区 星久喜の住まいⅡ [これまでのブログ記事はこちら]
先日、無事に上棟式を終えることができました。
関係者の皆さまありがとうございました。
現場は、ブルーシートに覆われていた建物が、少しずつ外壁下地(がいへきしたじ)の姿へと変わってきました。
大工さんたちは、外壁の下地づくりや、すき間をなくすための気密(きみつ)処理の作業を進めています。
見た目は地味ですが、ここはとても大切な工程。
料理でいえば「下ごしらえ」のような部分で、最終的には見えなくなってしまいますが、仕上がりを大きく左右する部分です。
こういった作業を丁寧に積み重ねることで、家全体の性能と仕上がりがぐんと良くなります。
作業の休憩中に棟梁からひとこと。
「これが大変なんだよなぁ…」
思わずこぼれるその言葉に、地味だけれど重要な仕事の重みを感じます。
千葉市中央区星久喜の住まい [これまでのブログ記事はこちら]
屋根工事が無事に完了しました。
本計画のベースとなっている『木箱プロジェクト』は、建物がコンパクトな設計のため、ガルバリウム鋼鈑の施工は一日で完了しました。
設計時に想定していた通りのスピード感で、順調に工事が進んでいます。
私もたまに屋根に上がりますが、高いところが少し苦手で…いつもドキドキ。
一般的な屋根勾配とはいえ、高い場所で軽やかに作業を進める大工さんや板金屋さんの姿には、毎回感心させられます。
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夕方、私用で現場近くを通りかかったため、工事の進捗を確認してきました。
1枚目の写真
2層目の屋根下地が完了しました。
この後、ガルバリウム鋼鈑で仕上げを行います。
2枚目の写真
小屋裏の様子です。想定どおり、楽しい空間になりそうです。
千葉市中央区星久喜の住まい [これまでのブログ記事はこちら]
いよいよ、待ちに待った上棟が始まりました。
1枚目の写真は午前中の様子。すでに全体の7割ほどが組み上がっています。
2枚目の写真は夕方の様子。
切妻屋根のシルエットが見えてきました。
この時点で、1層目の屋根まで完成しました。今後、この上に透湿防水シートを敷き、さらに2層目の屋根を作っていきます。
無事に上棟を迎えることができました。
工務店さん、棟梁をはじめ、現場で力を尽くしてくださる職人の皆さんに心から感謝です。
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いよいよ土台敷きが始まりました。
土台敷きとは、建物を支えるコンクリート基礎の上に「土台」と呼ばれる木材を据えていく工程です。
木工事(大工工事)の最初の作業であり、家全体を支える文字通りの“土台”となる、とても重要な部分です。
弊所では、この土台に『無垢の桧(ひのき)』を使用しています。
桧は耐久性・耐蟻性に優れ、古くから社寺建築などにも用いられてきた、日本を代表する樹種です。
現場にはほんのりと桧のやさしい香りが漂い、心が落ち着きます。
大工さんには、雨養生も丁寧にご対応いただき、本当に感謝です!
夏の新潟帰省で、糸魚川市にある「谷村美術館」を訪れました。
この美術館は、建築家・村野藤吾氏が90代の最晩年に設計したもので、わずか10体の仏像を展示するために建てられた、とても特別な建物です。
外観はまるで砂漠に佇む石窟のよう。
内部に入ると、洞窟のような展示空間が連続し、天井や壁の隙間から射し込む自然光が陰影をつくり出しています。
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現在、建物の木造部分について、施工図(プレカット図)のチェックを進めています。
木造住宅は、現場で大工さんが柱や梁を組み上げて家の形をつくります。
昔は、柱や梁を大工さんが手刻み(手加工)していましたが、現在はあらかじめ専門の工場で加工されることがほとんどです。
こうした工場加工の内容を示した図面を「プレカット図」と呼びます。
今回の作業では、
といった点を細かくチェックしています。図面に直接赤字やコメントを書き込みながら、加工業者さんとやり取りを重ねて最終形を整えていきます。
画像はチェック中のプレカット図の一部です。
千葉市中央区星久喜の住まい [これまでのブログ記事はこちら]
基礎底部にあたる耐圧盤コンクリートの打設が無事完了しました。
耐圧盤は、建物荷重を面で受け止め、地盤に力を均等に伝えるための構造であり、不同沈下の抑制にも寄与する重要な部分です。
写真で見えているは立ち上がり基礎(基礎の垂直部分)となる部分です。
次の工程では、両脇に型枠(かたわく)を設置し、コンクリートを打設する準備を進めていきます。
立ち上がりのコンクリートが打ち終わると、基礎全体の形がいよいよ完成に近づきます。
天候/気温に注意を払いながら、精度の高い施工を続けていただいています。
千葉市中央区星久喜の住まい [これまでのブログ記事はこちら]
基礎工事の進捗確認のため、現場へ行ってきました。
全体的にシンプルな建物形状ということもあり、工事の進みもスムーズな印象です。
写真は、配筋工事が進められている様子。
掘り下げられている部分は「地中梁(ちちゅうばり)と人通口(じんつうこう)の開口補強」と呼ばれる部分。
基礎にかかる力を地面へしっかりと伝える役割を担っています。
千葉市中央区星久喜の住まい [これまでのブログ記事はこちら]
本日、台風の接近前に、建物の配置確認のため現地を訪れました。
なんとか雨も弱まり、
など、一つずつしっかりと確認することができました。
今回の敷地は、隣地との距離や関連法規の関係で、特に慎重な確認が必要な場所もあり、配置のチェックはとても重要な工程です。
ひと通り確認したところ、各所、問題ありませんでしたので、これで安心して次の工程に進むことができます。
現場の職人さんの段取りも非常に丁寧で、見ていてとても安心感がありました。
千葉市中央区星久喜の住まい [これまでのブログ記事はこちら]
地鎮祭も無事に終わり、いよいよ基礎工事がスタートしました。
初日は、現場を担当する職人さんと一緒に、工事を進めるうえでの注意点や段取りについて、現地でしっかりと打合せを行いました。
今回の敷地は、
など、通常とは異なる点に配慮が必要です。
そうした現地の状況を踏まえ、施工業者さんからは、
「本来であれば全体工事の終盤に行う外構工事の一部を、先行して進めてはどうか?」という提案がありました。
これにより、作業効率の向上が期待できるとのこと。
ただし、外構と建物の取り合いには設計上の注意点もあるため、
設計者からの助言も交えつつ、施工者間で連携・調整を行っていただくこととしました。
千葉市中央区星久喜の住まい [これまでのブログ記事はこちら]
7月6日(大安)、無事に地鎮祭を執り行うことができました。
関係者の皆さま、改めて心より感謝申し上げます。
工事に関わってくださる皆さま、安全第一でどうぞよろしくお願いいたします。
気になっていた地盤調査の結果ですが、以前ご紹介した「表面波探査法」による調査の結果、
想定通り良好な地盤とのこと。
地盤改良工事は必要なく、このまま基礎工事へ進めることになりました。
家を建てる上で、地盤の状態はとても大事なポイントなので、こうした結果が出て本当にひと安心です。
各種申請も無事に一段落し、弊所では、現在「詳細図」の作成を本格的に進めています。
工事が始まると、職人さんの作業が止まらないように、設計の段階でしっかり納まりを決めておくことがとても大切です。
多くの設計者の図面は、縮尺が1/100や1/50など大まかな寸法で「こう見せたい、こうしたいですよ」といった方向性を伝えるものが主ですが、
弊所では、それに加えて、1/10・1/5、場合によっては1/1(原寸大!)の縮尺で細部まで図面を作成します。
先日、竣工から一年が経過した「検見川の住まい」を訪れ、工務店さんと共に一年点検を行いました。
当日は雨が降ったりやんだりの不安定な天候でしたが、外部点検の際には雨も上がり、落ち着いて点検を行うことができました。
竣工から一年が経ちましたが、室内・外部とも非常にきれいな状態が保たれ、
お施主様の丁寧な暮らしぶりと、工務店さんのしっかりとした施工の賜物だと感じました。
また、私自身にとっては、設計時に意識/注意していた細部、
特に、雨仕舞(専門用語では、板金の納まりや板金の立下り寸法など)が、実際の経年の中でどう機能しているかをしっかりと確認することができました。
外部に木を使う場合(ドア・壁・天井全てにおいて)、ほんのわずかな配慮が、時間とともに現れる変化に大きく影響します。
工事中、板金屋さんと現場で原寸図を広げながら打合せを行ったことが思い出され、楽しくも懐かしい気持ちになりました。
設計初期に周辺地域の地盤データを参考にし、おおよその地耐力(地盤の強さ)を想定して構造計画を進めていましたが、
やはり実際にその土地で調査を行い、現地の地盤状態を確認することは非常に重要な工程です。
地盤調査にはいくつかの方法があります。
もっとも一般的な方法は「SWS試験(スクリューウエイト貫入試験)」。
これは、鉄の棒を地面に差し込み、沈む速さや抵抗から地盤の硬さを測定する方法です。
今回は敷地に高低差があるという地形の特性を踏まえ、弊所では初となる、少し特殊な「表面波探査法」という調査方法を採用しました。
簡単に言うと、地面に振動を与えて、その揺れがどれだけの速さで伝わるかを測定することで、地盤の硬さや性質を調べる調査方法です。
さて、2025年4月に建築基準法が大きく改正されたのをご存知でしょうか?
この改正により、住宅の設計や申請手続きにも大きな影響が出ています。
今回の改正では、これまで簡略化されていた木造2階建て住宅にも構造に関する提出書類が求められるようになりました。
つまり、「構造計算書」までは求められない場合でも、構造を検討した図面や資料の提出が必須になったのです。
そのため、審査を行う構造担当者の業務も大幅に増加しているようで、
実際に弊所でも申請図面を提出してから3週間以上、担当者から何の応答もない…という状況があり、
審査担当者からは「今までの2倍以上の時間がかかっている…」との声もありました。
当日はあいにくの雨模様でしたが、しっとりと濡れた植栽たちは一層いきいきと輝き
建物と一体となって成長している様子がとても印象的でした。
竣工当時はまだ小さかった木々や草花が、住まいとともに月日を重ね
その場にしっかりと根を下ろしていることを実感しました。
初夏の陽気の中、九十九里町の現場へ配筋検査へ行ってきました。
-住まいの何でも相談会-
新しい家づくり/リフォーム・リノベーション/耐震診断・耐震改修 に関するご相談をお考えの皆様へ
「住まいの何でも相談会」のお知らせです。
■日時
詳細は 住まいの相談会 をご確認ください。
見積には少し時間がかかるため、この期間を有効に活用し、
私たち設計事務所では「建築確認申請」など、工事に必要な各種申請の準備を進めていきます。
色や仕様の多くは見積時点で決まっていますが、いくつか保留していた細かな部分もこのタイミングで整理していきます。
実際に使う材料の候補色サンプルを取り寄せて、実物を見ながらひとつずつ決めていく予定です。
工事が始まると、なかなか立ち止まって考える時間が取りづらくなります。
だからこそ、今のうちに「この家でどんな暮らしをしたいのか」「本当に必要なものは何か」を
あらためて、じっくりと見直しておきたいと思っています。
「自宅の耐震性能はどの程度なのか・・・?」
「大地震が来たときに倒壊しないのか・・・?」
といった疑問から、近年、耐震診断/耐震改修への関心が高まっています。
特に2024年の能登半島地震の影響もあり、自宅の耐震性能を心配する方々からのご相談が増えています。
耐震診断は、建物の既存図面や実際の状況を基に、劣化の状態や耐震性能を計算し、
数値(評点)でその建物がどれほど耐震性を持っているかを判断する方法です。
評点1.0以上で「一応、倒壊しない」とされ、
これ(評点1.0)は、現在の建築基準法に基づく耐震性能と同等 ≒ 耐震等級1 とされています。
私の経験から、2000年以前に建てられた住宅で耐震診断を行うと、評点1.0以上に達するケースは非常に少ないように感じます。
2000年6月1日に施行された新耐震基準(現行基準)では、
建物の柱・梁の接合部に金物を使用する仕様が明確にされ、これにより耐震性能が大幅に向上しました。
しかし、2000年以前に建てられた建物には、このような金物が使われていないケースが多く、耐震性能が低いことが懸念される為です。
ここで疑問が生じました・・・
『私が設計した耐震等級3の住宅を耐震診断した場合、どの程度の評点になるか・・・?』
一般的に「耐震診断 評点1.5 ≒ 耐震等級3」と言われていますが、
耐震診断と耐震等級3(許容応力度設計)の計算方法は大きく異なります。
果たして耐震等級3(許容応力度設計)の建物は、評点1.5程度になるのか・・・? 実際のところはどうなのか・・・?
そこで・・・
許容応力度設計にて耐震等級3を確保している弊所4つの事例について耐震診断を行ってみることにしました。
昨日は大安。
基礎工事初日ということで、朝一番で九十九里町の現場へ行ってきました。
この日は、建物の正確な配置や基準高さの確認など、基礎工事業者の方と打合せを行いました。
施工時の注意点などを共有し、打合せ自体は30分ほどでスムーズに終了しましたが、この工程は今後の工事全体に関わる非常に重要な内容となります。
打合せ後には、最近の建設業界における資材の価格動向(4月からのコンクリートの値上げ)について、現場の職人さんのリアルな声もお聞きすることができました。
実はこういった何気ない会話の中に、現場ならではの気づきやヒントがたくさんあるもので、それも現地へ足を運ぶ大切な理由のひとつです。
依然として続く資材の高騰は、多くの現場にとってやはり頭の痛い問題です…。
話題となっているトランプ氏の関税政策も建設業界に影響を及ぼす可能性があり、今後の関税動向がどのように変化するかは、引き続き注視していく必要があります。
ですが、悲観してばかりでなく、今の状況の中で最善の選択/提案を設計者として行っていきたいと思います。
「1.6mの高低差」と聞くと、初めて耳にする方は「結構高いな…」という印象を持たれるかもしれません。
しかし、公園や里山の遊歩道などでは、このくらいの高低差は実はよく見られるものです。
そうした場所では、景観と安全性を両立させるために、さまざまな工夫が施されています。
たとえば、自然石を敷きならべた階段や、丸太を使った土留めと一体化した階段など。
素材の表情や形状を活かしつつ、周囲の自然に溶け込むデザインが多く見られます。
上の写真は、私たち家族がよく遊びに行く、千葉市緑区土気にある「昭和の森」で撮影したものです。
大谷石を使った階段で、一部は欠けていたり全体的に風化が進んでいたりしますが、それがかえって味わいとなり、独特の趣を醸し出しています。
経年変化によって生まれる柔らかな色合いも、大谷石ならではの魅力だと感じます。
先日投稿した千葉市中央区星久喜の土地(以前のブログはこちら)で住宅の計画を進めています。
この敷地は、道路と建物が建つ予定の地盤面との間に最大で約1.6メートルの高低差があるため、
玄関までのアプローチには階段の設置が必須となります。
添付の写真は、その敷地の様子を撮影したものです。(雨で少し地面が濡れています。)
コンクリートでしっかりと階段を作ってしまう案もあるのですが、コスト面での負担が大きいこと、
そして何より、高さ1.6mもの階段をコンクリートだけで作ってしまうと無機質で冷たい印象を与えてしまう懸念があるため、今回は別の方法を検討中です。
敷地内には大谷石で作られて塀が既にある為、それら周囲の景観との調和も考慮しながら、
できるだけ自然な形でアプローチ部分も含めた全体の造成計画を、造園的な視点も取り入れて設計していく方針です。
先日、日本橋髙島屋で開催されていた『北欧のあかり展』へ行ってきました。(※現在は大阪髙島屋で開催中です。)
北欧デザインの象徴とも言える、数々の名作照明を一堂に見ることができるとても貴重な展示で、照明や建築好きにはたまらない内容です。
その中でも私が特に楽しみにしていたのが、言わずと知れた名作「PHランプ」の展示。
デンマークの照明デザイナー、ポール・ヘニングセン/Poul Henningsen (1894-1967)によってデザインされたこのランプは、
ただ美しいだけでなく、「光の質」に徹底的にこだわった作品です。
▶日程|※事前予約制 先着順
・04/12(土)11:00~/14:00~/16:00~
・04/26(土)11:00~/14:00~/16:00~
・別日で日時を設定(ご希望日時をコメント欄へご記入ください)
▶所要時間:1~2時間程度
▶費用:無料
▶会場:弊所千葉事務所 又は オンライン(WEB会議ツールZoomを使用)
▶申込締切:各開催日の前日13時まで (先着順)
▶申込URL:https://www.taira-arch.com/sekkei-soudankai/
この相談会は、
木造住宅の新築や既存住宅のリフォーム/リノベーション/耐震診断・耐震改修をご検討中で
『まずは話を聞いてみたい・・・』という方々のための無料相談会です。
「気になる土地のこと」
「土地探しから相談したい」
「費用はどのくらいかかるの?」
「地震が心配・・・」
「設計事務所とハウスメーカーの違いは?」
など、ご自身が抱える疑問やお悩みについて、お気軽にご相談ください。
過去の設計事例を交えながら、家づくりの流れをわかりやすくご説明いたします。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
先日、千葉市中央区星久喜町へ敷地視察に行ってきました。
第一印象は「魅力的!」。
とはいえ、土地にはそれぞれ個性があるもの。
今回の敷地もいくつかの特徴がありました。
視線の抜ける方向は真南からやや振れて南東方向であるため、陽ざしがたっぷり降り注ぐのは午前中がメインとなりそう。
南西方向は隣家までの距離が取れそうなので、設計の工夫次第では午後の陽ざしも確保できそう。
道路と敷地に高低差がそれなりにあるが、がけ条例、そして令和5年から施行された盛土等規制法には該当しない範囲。(ここ非常に重要!)
むしろ、この高低差を生かした魅力的なアプローチが作れそう。
一つ気になるのは…
駐車スペースの間口が2m。 ここは素直に受け入れるしかありませんね。
総合的に見ればとても魅力的な敷地。
偶然にも、2021年にお引き渡しさせていただいた 「星久喜の住まい」 のご近所!
何かのご縁を感じずにはいられません。
今後の計画が楽しみになる、そんな視察でした。
★お知らせ★
-住まいの何でも相談会-
新しい家づくり/リフォーム・リノベーション/耐震診断・耐震改修 に関するご相談をお考えの皆様へ
「住まいの何でも相談会」のお知らせです。
■日時
・3/22(土)11:00~/14:00~/16:00~
・別日で日時を設定することも可能です
詳細は 住まいの相談会 をご確認ください。
OMソーラー株式会社主催『日本の木の家』コンペの講評動画(YouTube)が公開されました。
弊所の提案については、新建新聞社 三浦さまより講評コメントをいただきました。(弊所の講評は 5:15~)
動画内では、
「審査員の中で、最後まで最優秀賞に入れるか迷った作品…」とのお話もあり、
大変嬉しく思うと同時に、あと一歩及ばなかった悔しさも正直なところです。
しかし、この結果に満足することなく
ご指摘いただいた外構計画や窓の位置・数を見直し、より洗練された計画へと昇華させていきたいと考えています。
改めまして
本コンペを主催されたOMソーラー株式会社 関係者の皆さま、
審査員の堀部安嗣さま、野池政宏さま、三浦祐成さま、
この度は誠にありがとうございました。
今後も、より良い住まいづくりを目指して精進してまいります!
OMソーラー株式会社主催『日本の木の家』コンペにて、弊所の設計提案が優秀賞に選ばれました!
応募名:「切妻屋根の住まい-木箱プロジェクトVer.2」
講評では、
『今回のコンペのコンセプト通りの作品で、プラン的にも必要にして十分になっていて、「高性能な日本の住まい」としての完成度が高い。
欲を言えば外構計画や窓の位置・数には、まだ改善点の余地はある。』
とのコメントをいただきました。
この評価を真摯に受け止め、提案内容をリファインし、今後の設計提案に活かしていきたいと思います。

少し前になりますが、昨年末のクリスマスイブに 千葉・検見川の住まい へ工務店さんと伺ってきました。
主な目的は、
後述しますが、3つ目の「住まわれてからの室内環境を体感させていただくこと」は、自身の後学として非常に貴重な経験となりました。
メンテナンスの内容については、生活には支障がないとの事で、
冬を越え、木材の伸び縮縮みが落ち着いたタイミングでの一年点検時にまとめて修繕させていただくことになりました。
室内環境ですが、
無暖房にもかかわらず、1階・2階ともに室温22度前後、湿度約50%と非常に快適で、外の寒さを忘れる心地よい空間でした。
実際に体感してみて初めて感じることですが、
これほどの快適さを真冬に味わってしまうと、もう寒い家は苦痛でしかありません…。
帰宅後、自宅(コンクリート造のマンション)の寒さや温度ムラを改めて感じ、悲しくなりました…。
断熱性能をどこまで高めるべきか…?という課題は、非常に重要で悩ましい問題ですが、
千葉・検見川の住まい の断熱性能(断熱等級6以上)は、健康的に暮らす上で重要な指針となる性能であると改めて実感しました。
また、吹抜けや引き戸を積極的に採用した 「適度に空間がつながる間取り」 も、室内環境の安定に重要な要素であり、
高断熱・高気密住宅との相性の良さも確信することができました。
以前は、「吹抜け=寒い家」のイメージがありましたが、それは断熱性能が低い家の話であり、
しっかりとした性能が備わった家では、むしろ吹抜けが効果的に働くことを今回の訪問でも再認識できました。
そして何より、計算やシミュレーションで得た性能値を、実際に体感として確認できたことは非常に大きな学びとなりました。
写真は、伺った翌日の朝の風景をお施主さまが撮影し送ってくださったものです。
朝日がほどよく差し込み、綺麗です。
冬も快適に過ごされている様子を拝見でき、非常に嬉しく思います。ご協力いただきありがとうございました!
追伸:
娘(4歳)が写真を見て、
『このお家 素敵!! 私も住みたい!! 作って!!』と言っています…。
父さん頑張ります!
断熱等級6(UA値:0.33)|耐震等級3(許容応力度設計)|長期優良住宅
皆さま 新年あけましておめでとうございます。
私を信頼し設計をご依頼いただいたお施主さま、そして、共によい家を作るために根気強く工事に向き合ってくださった多くの工事関係者の皆さまのおかげで、
今年も無事に新年を迎えることができました。改めまして、心より感謝申し上げます。

昨年は、「住まいの在り方」について、今まで以上に深く考える事ができた一年でした。
それは、住まいを建築するうえで、時間軸をしっかりと把握し、将来のことや、
住まい手のあらゆる心身の状態をも受け入れる「器」であることの重要性を改めて実感したからです。
住まいを作りたい!と考えるとき、多くの方は前向きな気持ちで、そして、心身ともに健康な状態でいらっしゃることがほとんどです。
しかし、人間は時として、心身が弱ることもあります。
そのため、「住まい」は、住まい手がどのような心身の状態であっても受け入れる「器」であり、
住まい手にとっての「帰る場所」でなければなりません。
健康なときも、そうでないときも、住まいは安住の場所である必要があるのです。
(敬愛する建築家 堀部安嗣氏の著書『住まいの基本を考える』より一部言葉を引用)
明るさや暗さ、適度な太陽光、安定した室内環境と骨組、維持管理のしやすさ・・・これら「住まいの基本」をしっかりと満たしながら、
住まい手一人ひとりの生活スタイルに合った家を設計することが、私(弊所)の使命であると考えています。
今年も皆さまの思いに寄り添い、より良い住まいづくりを目指して日々精進してまいります。
どうぞ変わらぬご支援とご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
新しい年が皆さまにとっても幸多き一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
タイラヤスヒロ建築設計事務所
平 泰博
2024年、ポータルサイト SUVACO で新たに公開された住宅事例は850件あり、
その中で、特にユーザーからの反応が大きかった人気事例として、
弊所 設計工事監理 千葉|検見川の住まい が第9位にランクインしました。
以下、SUVACO掲載記事の抜粋です。
昨年は、『袖ヶ浦|蔵波台の住まい』が第11位にランクインすることができましたが、 (その際のブログ記事はこちら)
今年も昨年に続き、多くのユーザーの皆さまにご評価いただき、ランキング入りすることができ大変嬉しく思っております。
お施主さま、そして施工を担当してくださった工務店の皆さまに心より感謝申し上げます。
断熱等級6(UA値:0.33)|耐震等級3(許容応力度設計)|長期優良住宅
YouTubeはまだまだ試行錯誤を繰り返している段階ですが、
お時間がございましたら是非ご覧いただければ幸いです。
東京ビックサイトで開催された
第8回
日本エコハウス大賞 シンポジウム&授賞式 に出席してきました。
『難しくない家』
これは、シンポジウムで審査員の伊礼智氏が発した言葉です。
その一言は、現在の住宅設計に対して私が抱えていた漠然としたモヤモヤを見事に(端的に)言語化してくれたものでした。
ここからは、住宅設計における ”難しくないこと” について、私なりの考えをお話したいと思います。
住宅設計において「難しくないこと」とは一体どういうことでしょうか。
それは、機能やデザインの面だけでなく、暮らしのあらゆる側面において、シンプルさを追求することだと感じます。
難しい家、つまり複雑な設計や機能に頼った住宅は、一見すると斬新で魅力的に思えるかもしれません。
しかし、それが住む人にとって真に快適で、長く愛される家となるかどうかは別問題です。
住宅を構成する要素に対して「難しくしない」というアプローチは、以下のように多方面で大きなメリットをもたらします。
イニシャルコストの抑制
建設費が膨らむ主な要因は、過剰な設備や特殊な設計、複雑な形態に起因することが多いです。「必要なものを必要なだけ」という考え方に基づけば、建築費用を効率的に抑えながら、質の高い家づくりが可能になります。
ランニングコストの最適化
維持管理のしやすさや耐久性を考慮した材料選び、シンプルな設備設計は、日常的な消耗品の交換やメンテナンス費用を軽減します。また、掃除の手間が少なくなる設計は、住まい手の負担軽減にも直結します。
時間と手間の軽減
日々の暮らしの中で、過剰な機能やデザインは「負担」に変わることがあります。操作が複雑な設備や掃除が大変なデザインは、次第に煩わしさを生む原因になりがちです。シンプルで直感的な設計は、そうした負担を回避する鍵となります。
賃貸生活が手狭になり、「そろそろ自分の家がほしい」「家族に合った家を作りたい」と思い始めたら、まず誰に相談しますか?
〇〇ハウス、〇〇ホーム、〇〇工務店といったTVで見る有名な名前が浮かぶかもしれません。
しかし、人生で一度きりかもしれない大きなイベント「家づくり」を、住まいの設計と工事監理に特化した建築家と進めるという選択肢も考えてみませんか?
建築家と一緒に家を作ることは、単に「家」を建てるだけではありません。
あなたやご家族の理想の暮らしに合わせ、生活そのものをデザインしていきます。
土地探しから始まり、毎日が快適に過ごせる動線づくり、収納の配置まで、細かな点を一緒に考えながら進めていきます。
ご家族それぞれの「大切にしたい暮らし」や「日々のスタイル」を丁寧にヒアリングし、それを設計に反映させることで、家そのものが暮らしを支える場所になっていくのです。
「家づくり」から「暮らしづくり」へ。
あなたとご家族の人生に寄り添った、唯一無二の家を建築家と共にじっくりと形にしてみませんか?
※既存住宅の改修(リノベーション/リフォーム)・耐震診断/耐震改修に関するご相談も承ります。
▶日程|※事前予約制 先着順
・11/09(土)11:00~/14:00~/16:00~ 受付終了
・11/30(土)11:00~/14:00~/16:00~
・別日で日時を設定(ご希望日時をコメント欄へご記入ください)
▶所要時間:1~2時間程度
▶費用:無料
▶会場:弊所千葉事務所 又は オンライン(WEB会議ツールZoomを使用)
▶申込締切:各開催日の前日13時まで (先着順)
▶申込URL:https://www.taira-arch.com/sekkei-soudankai/
この相談会は、
木造住宅の新築や既存住宅のリフォーム/リノベーション/耐震診断・耐震改修をご検討中で
『まずは話を聞いてみたい・・・』という方々のための無料相談会です。
「気になる土地のこと」
「土地探しから相談したい」
「費用はどのくらいかかるの?」
「地震が心配・・・」
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など、ご自身が抱える疑問やお悩みについて、お気軽にご相談ください。
過去の設計事例を交えながら、家づくりの流れをわかりやすくご説明いたします。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
新たに 『基本プラン Ver.2』 を追加しました。
Ver.2は、施工床面積28.0坪となり、Ver.1をひと回り大きくした間取りです。
1階:玄関 + 下足室 ・ LDK + パントリー(18畳の緩やかに仕切られたワンルーム空間)・ トイレ ・ 洗面 ・ 浴室
2階:吹抜 ・ 主寝室 + 書斎コーナー + 書斎コーナー・ 納戸・ 個室(将来2部屋へ分割可能)
ロフト階:収納&空調室として利用
基本プランVer.1では少し狭いかな・・・
吹抜けがあり、個室は3室ほしい・・・
というご家族に大変お勧めの間取りとなっています!
本計画 ”木箱プロジェクト” への設計者の想いは、こちら をご覧ください。
脱炭素時代にふさわしい美しい住宅を表彰する設計実例コンテストで2015年から開催されています。(2020年と2021年は不開催)
ただ単に、断熱性能・耐震性能・省エネ性能が高い、といった性能面だけではなく、
未来に向けた意義ある取り組みとして評価されたことを、大変嬉しく思っております。
今回の受賞は、
お施主様と脱炭素(環境への配慮)やバリアフリー(高齢化対応)など
これからの住まいの在り方について共に考えることができた結果だと考えています。
また、工務店の皆様の誠実な仕事と高い技術があってこその成果でもあります。
改めて、お施主様、工務店の皆様に心より感謝申し上げます。
今後も弊社では、より良い未来に向けて質の高い住まいを作り続けていきたいと考えています。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
断熱等級6(UA値:0.33)|耐震等級3(許容応力度設計)|長期優良住宅
千葉・検見川の住まい
お施主さまから、追加で設置した簾(すだれ)の写真をお送りいただきました。
右側の窓はFIX窓(嵌め殺し窓)で開閉ができない為、室内側に簾が設置されています。
白いロールスクリーンの後ろに綺麗に納まっています。
風情があり、とてもよい雰囲気です。
こちらの窓は北側に位置しますが、昨今の気温変動を踏まえ、方位に関係なく夏の日射遮蔽を徹底することの重要性を再認識しました。
断熱等級6(UA値:0.33)|耐震等級3(許容応力度設計)|長期優良住宅
先日、 千葉・検見川の住まい
残工事などの確認とお引越し後の様子を伺ってきました。
楽しみながら暮らされている様子を拝見でき、非常に嬉しく感じました。
また、お施主さまから、暮らしの感想などをいろいろとお聞きすることができました。
いただいた感想を、今後の設計にしっかりと役立てたいと思います。
お施主さま、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
室内はカーテンや家具など、暮らしのインテリアが加わることで、
住まいが一層華やかで楽しい雰囲気に包まれているのを感じました。
様々なアイテムが調和し、空間全体に温かみや個性が加わり、居心地の良さが一段と増しているのでは・・・と思います。
日々の生活がより豊かで楽しいものになるように・・・
今後も設計において、しっかりと、そして、丁寧に取り組んでいかなければならないと、改めて強く感じました。
意匠面や温熱環境面を含めた心地よい空間は、「暮らしの質」を高める重要な要素であるため、
一層の工夫と配慮をもって設計を続けていきたいと思います。
日射遮蔽用の簾(すだれ)が設置され、効果を発揮していました。
平安時代から使われているものですが、
直射日光を遮りながら、室内まで適度に明かりを透過させるという、非常に機能的な装飾だと感じます。
断熱等級6(UA値:0.33)|耐震等級3(許容応力度設計)|長期優良住宅
ご相談を受けた成田市のお宅
お借りした既存図面の復元作業など下準備を終え
先日、現地調査を行いました。

まずは外部の状態を確認します。
基礎に一部ひび割れが見られるものの、非常に良好な状態です。

続いて、内部の状態を確認します。
床下点検口・天井点検口から、構造材の接合状況・筋交いなどの耐震要素の接合状況も合わせて確認します。

柱と梁の接合には、金物(通称:羽子板ボルト)も確認できましたが、使用は限定的な状態となっていました。
現地調査の内容を基に耐震診断の計算を行い、後日改めて、診断結果を報告に伺う予定です。
弊所の『家づくりへの想いや考え方』などに共感いただけたこと、非常に嬉しく思っております。
私自身、脱炭素・バリアフリー/高齢化対応など、今後の住宅(建築)の在り方を見直す良いきっかけとなりました。
ありがとうございます。
お打合せでは、お二人からさまざまなアイデアをいただき、
お家がより良い方向へ向かっていったように感じておりました。
ご相談を受けてからお家の完成まで約1年と8ヶ月、長いようであっという間でしたね・・・
これからもお付き合いの程、どうぞよろしくお願いいたします。
断熱等級6(UA値:0.33)|耐震等級3(許容応力度設計)|長期優良住宅
耐震診断のご相談を受け、成田市まで現地確認へ行ってきました。
お住まいがとても広く立派(仕事で関わった住まいの中で一番広いのでは・・・?)
既存の平面図や基礎の図面なども残っていた為、診断までの下準備がスムーズに進められそうです。

以前設計のご依頼をいただいたお施主様からのご紹介で
富里市へ改修工事の現調に行ってきました。
今回は水廻りとLDKの改修との事で、各所現況を確認し図面化していきます。
お施主様手配による植栽工事が完了したとの事で
植栽工事後の写真を送っていただきました。
緑が入り、デッキ周りの雰囲気が一段とよくなりました。
次回お伺いするのがとても楽しみです!
既存井戸から配管で繋いだ手動ポンプ
グランドカバーも素敵です。
玄関周りの鉢植え
緑があると華やぎますね。お手入れもしやすそうです。
断熱等級6(UA値:0.33)|耐震等級3(許容応力度設計)|長期優良住宅
建築事例に 千葉・検見川の住まい を掲載しました。
以下 テキスト抜粋
間口5.8m/奥行21mという、奥行のある細長い敷地に建つお住まいです。
敷地の特性である奥行を生かしながら、視線の抜け・流れ/リズムを意識した、広々と伸びやかな空間構成が特徴です。
全体デザインは、素材感の引き立つナチュラルモダンな雰囲気で統一・・・・・・
断熱等級6(UA値:0.33)|耐震等級3(許容応力度設計)|長期優良住宅
引渡:2024-06-21
先週 千葉市のお住まい を無事にお引渡しすることができました。
始めてお問い合わせてをいただいてから1年と8か月。
土地購入を検討されている段階から、古屋解体前の現地視察など、家づくりをご一緒さていただいた計画です。
改めまして、お施主さま、この度はおめでとうございます。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!
また、工事を担当いただいた工務店関係者の皆さまへも、感謝申し上げます。
断熱等級6(UA値:0.33)|耐震等級3(許容応力度設計)|長期優良住宅
竣工検査&完成見学会:2024-06-15
午前中にお施主様と竣工検査を行い、午後から完成見学会を開催しました。
改めまして、この度は会場をご提供いただきましたお施主様へ心より感謝申し上げます。
また、ご来場いただいた皆様、そして、ご協力いただきました工務店様ありがとうございました。
断熱等級6(UA値:0.33)|耐震等級3(許容応力度設計)|長期優良住宅
現場確認:2024-06-12
ウッドデッキ・目隠し塀の工事が概ね完了しました。
照明・スイッチ/コンセントなどの取り付けも概ね完了し、いよいよ住まいの完成が見えてきました!
敷地が持つポテンシャル(細長い形状・周辺環境など)を、抜け感として住まいに取り入れることができた、と実感しています。
住宅密集地ながらも南側へ抜けがあり、日差しを取り込みつつ、遠くに見える道路の植樹帯を借景することもできました。
6/15(土)開催|完成見学会の申込みも受付中です。 詳細はこちら
断熱等級6(UA値:0.33)|耐震等級3(許容応力度設計)|長期優良住宅
弊所で設計工事監理を進めてきた千葉市のお住まいがまもなく完成を迎えます。
この度、建築主様のご厚意で完成見学会を開催いたします。
時間帯指定の完全予約制(先着順)となります。
◆日時|
・6/15(土)13:00~14:30(※残り1組)
・6/15(土)14:30~16:00(満席)
・6/15(土)16:00~17:30(※残り1組)
※14:30~の枠は一旦募集を締め切りました。
◆申込締切|
開催日の前日12時まで
◆建物概要|
木造2階建て 床面積 全体で32.4坪(吹抜け除く)
長期優良住宅認定取得 耐震等級3(許容応力度設計)・断熱等級6(UA値0.33)
太陽光発電パネル10.88kw
勾配天井・平天井
天井高さが高い部分や低い部分
構造体の木(柱・梁)がそのまま見えたり
吹抜けあり
キャットウォークあり
と、変化のある楽しいお住まいです。
床材のメインは杉材で、節有と節無しを各階で使い分けていますので、節の様子などもご確認いただけます。
無垢の木や塗壁を多用した内装となっています。
見学を希望される方は
完成見学会 お申込みフォーム をご利用いただき
必要事項を適宜ご記入の上、お申し込みくださいませ。
折り返し、詳しい案内・注意事項などをお送りさせていただきます。
尚、先着順の為、申し込み状況によりご見学いただけない場合もございます。ご了承ください。
断熱等級6(UA値:0.33)|耐震等級3(許容応力度設計)|長期優良住宅
現場確認:2024-06-05
ウッドデッキ工事が始まりました。
玄関ポーチの柱が仕上がりました。
この部分は、外壁とは切り離し、別個の存在として表現する意図で、外壁材とは別の仕上(ガルバリウム鋼鈑 平葺き仕上)としています。
仕上材を変えることで、上部構造を支える柱の存在を示しつつ、見た目(外観)として、上部が浮いた印象になるようデザインしています。
構造計算上、柱自体をなくすことも可能ですが、
それにより上部構造(梁)に負荷がかかりすぎてしまうこと、
また、柱があることで建物としての安定感や落ち着きを表現する為、柱を設けたデザインとしています。
製作建具(引き戸・開き扉)の設置も始まりました。
写真では少し見づらいですが、扉に底目地加工(縦ライン部分)を施しています。
とても良い雰囲気になりました!
断熱等級6(UA値:0.33)|耐震等級3(許容応力度設計)|長期優良住宅
現場確認:2024-05-29
内部に下地クロスが貼られ、一段と室内が明るくなりました。
下地クロスの上に仕上塗装を行います。
塗装屋さんが養生などの下準備を進めています。
断熱等級6(UA値:0.33)|耐震等級3(許容応力度設計)|長期優良住宅
弊所で設計工事監理を進めてきた千葉市のお住まいがまもなく完成を迎えます。
この度、建築主様のご厚意で完成見学会を開催いたします。
時間帯指定の完全予約制(先着順)となります。
※現在、残り2組を募集中です。
日時|
・6/15(土)14:30~16:00(※残り1組 5/21時点)
・6/15(土)16:00~17:30(※残り1組 5/21時点)
建物概要|
木造2階建て 床面積 全体で32.4坪(吹抜け除く)
長期優良住宅認定取得 耐震等級3(許容応力度設計)・断熱等級6(UA値0.33)
太陽光発電パネル10.88kw
勾配天井・平天井
天井高さが高い部分や低い部分
構造体の木(柱・梁)がそのまま見えたり
吹抜けあり
キャットウォークあり
と、変化のある楽しいお住まいです。
床材のメインは杉材で、節有と節無しを各階で使い分けていますので、節の様子などもご確認いただけます。
無垢の木や塗壁を多用した内装となっています。
見学を希望される方は
完成見学会 お申込みフォーム をご利用いただき
必要事項を適宜ご記入の上、お申し込みくださいませ。
折り返し、詳しい案内・注意事項などをお送りさせていただきます。
尚、先着順の為、申し込み状況によりご見学いただけない場合もございます。ご了承ください。
断熱等級6(UA値:0.33)|耐震等級3(許容応力度設計)|長期優良住宅
現場確認:2024-05-22
大工さんの工事が一段落し、内装仕上げ(クロス工事)の下地パテ処理を進めています。
『パテ処理 → クロス貼 → 仕上塗装 → 各設備機器の取付』
という流れで進んでいきます。
内部と並行し、外構工事も進めていきます。
まずは、目隠し塀やウッドデッキを設置する為の下準備を行っています。
断熱等級6(UA値:0.33)|耐震等級3(許容応力度設計)|長期優良住宅
9mm・20mm・36mm・39mm・60mm・90mm
厚み(見付)や幅(見込み)など、使用する木材の各寸法です。
使用する木材は、
樹種を決め、見せ方・使い方・施工方法などを考慮し、加工寸法を検討・決定します。
そして、
その加工寸法に対して、設置する間隔・位置といった固定寸法も同時に検討・決定します。
今までの経験から直ぐに決める事ができる部分もありますが、
納まりの複雑な部分は、各寸法と設置位置を複数案検討しながら、良し悪しを比較し、最適な計画案を決定します。
木材の寸法に規則性を持たせることで、
視覚情報を整理し全体のデザイン性を統一しています。
また、
材料の流用など、加工性・施工性なども意識しています。
写真は、工事中の千葉市のお宅、吹抜け周りの木手摺です。
今回の計画で特に納まりが複雑な部分となります。
1階の吹抜け下から見上げた際、野暮ったくなく、美しく見えるように慎重に検討した部分です。
縦桟を吹抜け内側の壁面に持ち出して固定する方法であれば、 設計・施工両面で考慮すべき取り合いが減少し、工事が楽になります。
しかし、
その場合、縦桟の存在感が強くなりすぎて、野暮ったい印象を与えてしまう可能性があります。
また、
今回は吹抜け自体が小さいため、縦桟を持ち出すと、吹抜けがひと回り小さく見えてしまう懸念があります。
そこで、今回は「床面へ縦桟を取り付ける」という、少々複雑な(面倒な)納まりとしています。
ここで問題になってくるのが、平面的な各方向(X方向・Y方向)の揺れをどう抑えるか?という事です。
その問題点に対して、今回は、『三位一体|総持ち』という事を考えました。
縦桟・横桟(丸棒)・一番上の笠木
それぞれの木材は華奢な寸法ですが、
それらが三位一体となり、手摺としての機能を担保できるデザインです。
三つの材料が組み合わされる事で、
各方向(X方向・Y方向)の揺れを抑えつつ、視線の抜けを確保できる構成となっています。
笠木の終端に構造柱があることも好条件でした。
また、
この木手摺の縦桟はキャットウォークのスノコ床とも取合う為、
スノコ自体の寸法とスノコ同士の設置間隔に対して、木手摺をどの程度の間隔で立てるのか・・・など、
複雑な取り合いと全体のバランスを意識し決定しています。
大工さんも、図面から設計意図をくみ取り丁寧に施工してくださいました。ありがとうございます!
とても良い仕上がりになったと感じています。
断熱等級6(UA値:0.33)|耐震等級3(許容応力度設計)|長期優良住宅
現場確認:2024-05-15
足場の解体が無事終了し、外観が見えるようになりました。
屋根形状は街並みと調和する三角屋根(通称:切妻屋根)です。
外観全体としては、水平ラインを整え、流れのある窓配置となるように、間取りと窓配置、そして、耐震性の整合性を意識しています。
玄関ポーチを凹ませることで外観に変化を与えながら、雨除けの機能も兼ね備えています。
屋根形状の中で、私個人的には、この切妻屋根がお気に入りです。
形態として、施工性・耐久性・経済性において合理的であり、伝統的な美しいデザインであると感じるからです。
写真では見えにくいですが、屋根の裏と玄関ポーチの天井(通称:軒天)は、無垢の杉板を使用し、耐久性とデザイン性を兼ね備えています。
内部施工状況1
明るい吹き抜け、勾配天井、そして天井高さを抑えた個室。
これらすべてが調和し、生まれる明暗のコントラストが美しいです。
内部施工状況2
内部施工状況3
設計時に想定していた通り、素敵な室内になったと感じます。
無垢の木を扱うことは施工的にも非常に気を遣い、苦労が多いのですが
大工さんが満足気な表情をされていて、設計者としてとても嬉しくなりました。
大工の皆さん、ありがとうございます!
引き続き、完成まであと少し、よろしくお願いいたします!
現場確認:2024-05-09
昨日の続きで、太陽光パネルの設置確認へ行ってきました。
丁度、サッシ屋さんが庇に簾用のフックを取り付けている最中だった為、
設置位置と今後の工程確認を行いました。
いよいよ今週末、足場解体となります。とても楽しみです!
断熱等級6(UA値:0.33)|耐震等級3(許容応力度設計)|長期優良住宅
現場確認:2024-05-08
室内施工状況1
室内施工状況2
天井のボード貼が完了し、
壁のボード貼・造作工事を進めています。
軒天 杉板貼 施工状況
外壁含め、綺麗に仕上がりました。
太陽光パネル施工状況
断熱等級6(UA値:0.33)|耐震等級3(許容応力度設計)|長期優良住宅
現場確認:2024-05-01
各階のボード貼りが進んでいます。
ここから一気に進みます。
造作建具枠の取付。
角の部分、非常に綺麗に納めていただきました。
ありがとうございます!
断熱等級6(UA値:0.33)|耐震等級3(許容応力度設計)|長期優良住宅
現場確認:2024-04-24
各階の床板貼りが進んでいます。
床板はお薦めの杉材です。
2階勾配天井となる部分は、形がはっきり分かるようになりました。
シンプルな三角形の家型が美しいです。
ここから更に変化します!
断熱等級6(UA値:0.33)|耐震等級3(許容応力度設計)|長期優良住宅
先日、昨年お引渡しをしたお宅へ工務店さんと共に一年点検に伺いました。
お施主様は、庭づくりを楽しみながら
自然と共に過ごす喜びを感じておられるようでした。
まだまだやり足りないとのことで
お庭と住まいがさらに成長していく様子を楽しみにしています!
断熱等級5|耐震等級3(許容応力度設計)|長期優良住宅
現場確認:2024-04-17
天井断熱(セルロースファイバー)用の下地組が完成しました。
柱に支えられている天井中央の梁は、仕上で見えてくる梁です。
天井が仕上がると、雰囲気が大きく変わってくるかと思います。
屋根の裏(通称:軒天)の杉板貼りも進行中です。
板金屋さんによる外壁工事も進行中です。
まずは水切り板金の取付・透湿防水シートの取付を行っています。
断熱等級6(UA値:0.33)|耐震等級3(許容応力度設計)|長期優良住宅
現場確認:2024-04-10
各所 窓枠の取付が概ね完了しました。
玄関の窓枠(下枠)は飾り棚も兼ねています。
ちょっとした小物を飾ったり鍵などを置いておくのに便利です。
続いて、天井/間仕切り壁の下地組を行います。
断熱等級6(UA値:0.33)|耐震等級3(許容応力度設計)|長期優良住宅
現場確認:2024-04-03
各所、断熱工事が進んでいます。
外貼り断熱工事 順調に進んでいます。
大工さん、丁寧で、仕事が早い!
外周壁の断熱材(セルロースファイバー)工事が完了しました。
天井の下地を作り、追って天井にもセルロースファイバーを吹き込みます。
断熱等級6(UA値:0.33)|耐震等級3(許容応力度設計)|長期優良住宅
以前から興味を持っていた「既存住宅状況調査技術者」を無事に取得しました。
既存住宅状況調査技術者は、1級建築士・2級建築士・木造建築士のみが取得できる、建築士限定の専門資格です。
「専門資格」という言葉から難易度の高い試験を想像されるかもしれませんが、実際の試験は非常に簡単でした・・・
実務経験があれば、問題なく合格できます。
さて、
既存住宅状況調査の主な役割は、
中古住宅の構造耐力上主要な部分(基礎、壁、柱など)を調査し、劣化状況や不具合を目視・計測等で確認する事です。
近年、中古住宅市場が活発化している中で、購入後に思わぬトラブルを防ぐために調査の重要性がますます高まっています。
調査結果は重要事項説明で報告され、これにより購入者は安心して物件を選ぶことができます。
中古住宅市場において、建物の状態を正確に把握することは非常に重要です。
既存住宅状況調査技術者は、購入者の不安を解消し、スムーズな取引をサポートすることが期待されています。
この資格取得と建築士の専門知識と技術を生かして、より安心できる住宅取引に貢献していきたいと考えています。