千葉市中央区 星久喜の住まいⅡ
屋根の裏面にあたる部分、建築用語で「軒天(のきてん)」と言われる部分の工事が完了しました。
今回は防火規制の関係などもあり、軒天には不燃材料を採用しています。
※コストを掛ければ、防火性能を満たしつつ木材を張る方法もあります。
軒天の色は、建物全体のバランスを考慮し、落ち着いた白系を選んでいます。
パキッとした純白ではなく、少し柔らかな落ち着きのある色味で、外壁や窓サッシとの馴染みも良いと考えています。
前回も書きましたが、外壁工事の仕上がりが非常に楽しみです。
大きな庇の造作工事も進んでいます。
こちらも軒天は不燃材料です。
すでに見えなくなっていますが、この仕上げ材の内側には、棟梁が丁寧に組み上げた下地が隠れています。
やや複雑な形状の庇でしたが、図面から設計意図を正確に読み取り、必要な寸法を確保しつつ、より美しく見えるよう丁寧に配慮していただきました。
複雑なことを、まるで当たり前のようにさらっと仕上げてしまう職人さんの姿に、いつも「かっこいいなぁ」と感心してしまいます。
細かな部分ですが、庇など外部で雨に関わる箇所「通称:雨仕舞(あまじまい)」は、部材寸法のわずかな違いが経年変化に大きく影響する、非常に繊細な部分です。
今回も細部まで寸法を詰めて図面を描き、その図面をもとに丁寧に製作していただきました。
この現場で得た知見を、次回の設計にも確実に活かしていきたいと思います。
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