千葉市中央区で進行中の注文住宅「星久喜の住まいⅡ」
内部では、電気工事と大工工事が同時に進行中。
電気屋さんと棟梁が、納まりを一つひとつ確認しながら丁寧に工事を進めてくれています。
メインの開口部から室内へ差し込むやわらかな陽ざしが、とても心地良い空間になってきました。
この窓(向かって右の四角い窓)は、透明ガラスにするか、不透明ガラス(通称:型板ガラス)にするか、設計段階で悩んだ部分です。
- 採光はしっかり確保したい
- でも、外からの視線はなるべく抑えたい
そんな相反する条件の中で、
今回はあえてカーテンなどを設けないという前提から検討を進め、
ガラスは装飾に頼らず、素直に型板ガラスを選択しました。
実際に現場で見ると、光は十分に取り込みつつ、視線は柔らかく遮られ、「これで正解だった」と実感しています。
窓ガラスの選択一つで、プライバシー性、住み心地は大きく変わります。
さて、ここからが今回の本題です。
内部では、引き戸まわりの工事が着実に進んでいます。
現在取り付けが進んでいるのは、
引き戸の骨組みとなる「建具枠(たてぐわく)」と呼ばれる部分です。
あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、
簡単に言うと「引き戸をきれいに、気持ちよく納めるための枠」です。
なぜ、建具枠を大切にしているのか
私はこの建具枠をとても重視しています。
そこにはいくつかの理由があります。
建具枠は、単に引き戸をはめ込むための部材ではなく、
- 引き戸を開け閉めしたときの滑らかさ
- 壁や天井とつながる空間全体の見た目の美しさ
- 何十年と住み続けるための調整のしやすさ・直しやすさ
- 時間とともに味わいが増す経年変化
といった、
日々の使い心地や住まいの寿命に直結する要素が集まる場所だからです。
既製品ではなく「家に合わせてつくる」
今回の住まいでは、
既製品の建具枠をそのまま使うのではなく、
すべての建具枠について、設計段階から詳細図を一から描いています。
そして、その図面をもとに、
設計 → 工務店 → 材木屋さんでの加工 → 現場での取り付け
という流れで、
職人さんの手仕事によって一つひとつ形にしていただいています。
寸法や木の厚み、壁との納まり、
将来の建具調整のしやすさまでを考えながら設計し、
現場では微調整を重ねて仕上げていきます。
「派手さはないけれど、ずっと心地いい家」
こうした作業は、完成写真だけを見ると目立ちません。
ですが、
- 引き戸がいつまでも軽く動く
- 枠と壁の取り合いが自然で美しい
- 年月が経つほど、家になじんでいく
- 既製品にありがちな「廃盤」の心配がなく、将来にわたって調整や修理がしやすい
そんな、
暮らしてからこそ実感できる心地よさを支えています。
建具枠を一から設計し、木でつくっているため、
万が一、建具の動きが重くなった場合でも、
削る・調整する・部材を作り直すといった対応が可能です。
「壊れたら交換」ではなく、
「直しながら、使い続ける」という考え方。
手仕事でつくる住宅だからこそ生まれる、
住まい全体に通う 静かで整った統一感。
その土台となる部分が、少しずつ、形になってきました。
タイラヤスヒロ建築設計事務所の家づくり
千葉県で注文住宅を検討されている方へ。
暮らしをつくる家、家をつくる想い
- 断熱等級6(UA値0.46~|HEAT20 G2~G3水準)
- 耐震等級3(許容応力度設計)
- C値0.7以下(気密性能/中間測定時)
- 長期優良住宅対応
- 一次エネルギー消費量等級6/ZEH(GX ZEHなど)対応可/BELS評価対応可
- 高耐久仕様
- 自然素材の活用
- 日本の職人さんによる確かな手仕事を活かす家づくり
- 小さな家でも快適に暮らせる設計
冬は、太陽のあたたかさを静かに抱き込む家。
夏は、庇や窓の設計が光を整え、心地よい影をつくる家。
そんな “自然の力(パッシブデザイン)” を大切にしながら、
耐震・断熱・気密・通風・日射コントロールといった性能を磨き、
さらに光熱費や維持管理費(ランニングコスト削減)など、暮らしの先々まで見据えた
“住まい全体の最適化” を行っています。
そこに欠かせないのが、
日本の職人さんが手をかけてつくる、確かで美しい仕事です。
自然素材が持つ表情や触り心地を生かしながら、
細部に宿る手仕事の積み重ねが、住まいの寿命と豊かさを支えています。
日々の暮らしが快適で、心と体に無理がなく、
十年後も、二十年後も「この家にしてよかった」と思えること。
それが、私の考える “当たり前の性能” であり、住まいづくりの “揺るぎない想い” です。
-お知らせ-
■日時
- 12/07(日)11:00~/14:00~/16:00~
- 12/20(土)11:00~/14:00~/16:00~
- 別日で日時を設定(★ご希望日時をコメント欄へご記入ください)
詳細は 住まいの相談会 をご確認ください。
