星久喜の住まいⅡ|木箱プロジェクト Ver.Ⅱ
千葉市中央区で進行中の注文住宅「星久喜の住まいⅡ」
本計画は、弊所のスタンダードである Standard House|木箱プロジェクト Ver.Ⅱ として
“空間の質をつくる設計” を軸に
構造・断熱・素材・プロポーション などの検討を丁寧に積み上げてきました。
Standard House|木箱プロジェクト Ver.Ⅱ とは
大きな特徴は、 間取りや設備を先に決めるのではなく、 空間の大きさ・高さ・つながり方を最優先に考える点にあります。
一つの「木箱(構造体)」の中に、
階段・吹抜け・ロフトといった立体的な要素を組み込み
最小限の操作で、最大限の空間的豊かさを引き出す。
足場が外れ、住まいのかたちが街に現れました
工事用の足場が外され、建物全体の外観がはっきりと見えるようになりました。
1階部分 右端の窓に設けるコーナー庇(ひさし)はこれから設置を行いますが
建物のプロポーションや素材感は、設計当初に思い描いていたイメージ通り。
図面の中で考えてきた住まいが
「実際のスケール」として立ち上がった瞬間は
何度経験しても、やはり感慨深いものがあります。
空調計画の要となる「吹抜け」と「小屋裏スノコ床」
この住まいの大きな特徴のひとつが
吹抜けと、その上部に設けた小屋裏のスノコ床です。
ここは、単なる「空間的な抜け」ではなく
住まい全体の空気をゆっくりと循環させるための
空調計画の要として設計しています。
機械に頼りすぎない、自然な空気の流れ
この住まい(星久喜の住まいⅡ|木箱プロジェクト Ver.Ⅱ)では
ダクトや大型のファンを使わず
空気が本来もっている性質を活かして
住まい全体の温熱環境を整えます。
-
冬:暖かい空気は自然に上へ
→ 1階で暖められた空気が、吹抜けを通って2階へ上がる -
夏:冷たい空気は自然に下へ
→ 2階で冷やされた空気が、1階へとゆっくり降りていく
吹抜けとスノコ床は、その「通り道」。
自然の上昇・下降を妨げず、無理なく空気を動かします。
これは
「機械的な設備機器で無理やり制御する」のではなく
建築そのもので環境を整えるという考えで
私たちの『難しくない住まい』の設計思想を象徴する部分でもあります。
吹抜けに面した「物干しスペース」という考え方
コンパクトな住まいでは
廊下を単なる移動のための空間にしてしまうのは、とてももったいないことです。
この住まい(星久喜の住まいⅡ|木箱プロジェクト Ver.Ⅱ)では
-
通る
-
干す
-
空気が流れる
という複数の役割を、ひとつの空間に重ねています。
来客時にも配慮した、もう一つの物干し計画
もちろん
「来客時に洗濯物を見せたくない」という場面も想定しています。
そのため
-
脱衣室(※洗面/手洗いは別室に配置しています)
-
浴室
にも物干しバーを設け
状況に応じて干す場所を選べるよう計画しています。
日常と非日常、どちらにも無理なく対応できる
生活に寄り添った空間構成です。
玄関土間から続く、シューズインクローゼット
玄関土間の続きには、シューズインクローゼットを設けています。
これから、コート掛け用のパイプが取り付く予定です。
想定しているのは
- 靴:約30足
- コートやアウター類:数枚
外で使うものを玄関まわりで完結させることで
居室に余計なものを持ち込まず、住まいをすっきり保てます。
建築で暮らしを整える、ということ
星久喜の住まいⅡ|木箱プロジェクト Ver.Ⅱでは
「何を足すか」よりも
「どう組み立てるか」を大切にしています。
吹抜けも、廊下も、土間も、
それぞれが単独で存在するのではなく
暮らし・空気・動線が重なり合うことで、住まいとして機能します。
その実際の空間を
ぜひ 見学会 で体感していただければと思います。
完成見学会を開催します
内部工事が終盤を迎え、 この住まいの空間構成や設計意図を
実際に体感いただけるタイミングが近づいてきました。
本計画「星久喜の住まいⅡ」では、 完成見学会の開催を予定しています。
写真や文章では伝えきれない、
- 天井高さの違いが生む印象
- 階段や吹抜けを介した空間のつながり
- 木箱プロジェクト Ver.Ⅱ の空間スケール
を、ぜひ現地でご体感ください。
設計事務所としての「標準」を、丁寧につくる
「星久喜の住まいⅡ|Standard House|木箱プロジェクト Ver.Ⅱ」は
特別な意匠や派手さを狙った住宅ではありません。
けれど、 長く住み続けるために必要なことを、きちんと積み重ねた住まいです。
これから仕上げ工事へと進み、 空間はさらに静かに、整っていきます。
完成まで、 現場の様子を引き続きレポートしていきますので、 ぜひご覧ください。
お知らせ
Standard House|木箱プロジェクト のホームページをリニューアルしました
建売住宅のように決まりきった家でもなく、
フルオーダーの注文住宅ほど難しくもない。
Standard House|木箱プロジェクト
価格より価値を大切にする。
それが私たちのスタンダードです。
必要なところには
きちんとお金を使う。
派手さより
長く心地よく暮らせることを
大切にした家です。
同じ大きさでも
家の価値は
設計で決まる。
それは
間取りや設備の豪華さではなく
設計の密度です。
『木箱プロジェクト』は
設計事務所が本気で考えた
「Standard House」です。
豪華さを足すのではなく
不要なものを
徹底的に削る。
削ったのは
見せかけのコストではありません。
後悔につながる
余計な設計と
中途半端な妥協です。
タイラヤスヒロ建築設計事務所の家づくり
千葉県で注文住宅を検討されている方へ。
暮らしをつくる家、家をつくる想い
- 断熱等級6(UA値0.46~|HEAT20 G2~G3水準)
- 耐震等級3(許容応力度設計)
- C値0.7以下(気密性能/中間測定時)
- 長期優良住宅対応
- 一次エネルギー消費量等級6/ZEH(GX ZEHなど)対応可/BELS評価対応可
- 高耐久仕様
- 自然素材の活用
- 日本の職人さんによる確かな手仕事を活かす家づくり
- 小さな家でも快適に暮らせる設計
冬は、太陽のあたたかさを静かに抱き込む家。
夏は、庇や窓の設計が光を整え、心地よい影をつくる家。
そんな “自然の力(パッシブデザイン)” を大切にしながら、
耐震・断熱・気密・通風・日射コントロールといった性能を磨き、
さらに光熱費や維持管理費(ランニングコスト削減)など、暮らしの先々まで見据えた
“住まい全体の最適化” を行っています。
そこに欠かせないのが、
日本の職人さんが手をかけてつくる、確かで美しい仕事です。
自然素材が持つ表情や触り心地を生かしながら、
細部に宿る手仕事の積み重ねが、住まいの寿命と豊かさを支えています。
日々の暮らしが快適で、心と体に無理がなく、
十年後も、二十年後も「この家にしてよかった」と思えること。
それが、私の考える “当たり前の性能” であり、住まいづくりの “揺るぎない想い” です。






