- 吹抜けを中心に、庭とつながる家 -
この住まいは、袖ヶ浦市蔵波台に建つ、
ご家族のための住まいです。
家の中心に、光と風を通す吹抜けを据え、
庭とつながりながら、
四季を感じて暮らせる家を目指しました。

千葉県|木造2階建て
千葉県袖ケ浦市に完成した、
落ち着いた切妻屋根の住まいです。
古い街並みが残る周辺の風景に、
まるでずっと前からそこにあったかのように、
静かにしっくりと馴染む佇まいを目指しました。
このお住まいの主役は、
平面的にも立体的にも、文字通り「家の真ん中」に据えられた大きな吹抜けです。
設計当時、まだ小さなお子様が、
どこにいてもお父さんやお母さんの気配を感じられるように。
そして、心地よい日差しと健やかな空気が、
家の隅々までグルグルと、まるで生き物のように回遊する間取りをつくりました。
実は、2階の吹抜けに面した通路には、ちょっとした設計の仕掛けがあります。
この通路の存在によって、1階の南側が少し奥に引っ込んだ形(セットバック)になっています。
これが、夏の厳しい日差しを遮る「深い庇(ひさし)」の役割を果たしてくれるのです。
日陰に入るとフッと涼しい風が抜けるその場所は、心地よいウッドデッキ(縁側)となり、
造園家の武田作庭店さんが丁寧に仕立ててくださった美しいお庭へと地続きでつながっていきます。
性能の数字を並べることは簡単ですが、
私が本当に大切にしているのは、その数字の先にある安心と美しさです。
大きな吹抜けがあっても、冬に寒さを感じず、
大地震が来ても家族をしっかりと守り抜く強さ
(耐震等級3、長期優良住宅、優れた気密性)を、
目に見えない土台として完璧に築いています。
軒(のき)を深く出して雨や湿気から家をしっかりと守りながらも、
野暮ったさは微塵も感じさせない、洗練された美しい線の細さにこだわること。
流行りのデザインで飾るのではなく、暮らすほどに愛着が深まり、
次の世代へと安心して手渡せる「本物の住まい」です。
お引き渡し1年後
お引き渡し2年後