明るく耐震性の高い木の家/東京/練馬/新潟/建築家/建築設計事務所

□構造躯体(骨組み)について

家の骨組である柱・梁は4寸材(120mm)を標準仕様としています。

※ご予算や設計条件により、3.5寸材(105mm)仕様となる場合もあります。

□耐震性能について

1:地盤調査を行い地盤の状態を確認します。

調査結果により、必要であれば適切な方法で地盤改良工事を行います。

※地盤改良工事は数社相見積を取り、金額含め比較検討を行います。

 

2:基礎形状はベタ基礎を標準仕様としています。

建物下部全体に鉄筋を組み、コンクリートを床下全面に打設する事で建物の安定性を確保すると共に、

コンクリートにより、地面から室内(床下)への湿気の進入を遮断します。

 

3:木造平屋建、木造2階建の場合、基本的に壁量計算という方法により

国の定めた最低基準である建築基準法の1.5倍の耐震強度が確保できるよう構造検討を行います。

□断熱・省エネ性能について

1:家の中でもっとも熱の移動が多い部分が窓です。

窓の性能は家全体の断熱性能・省エネ性能を左右する非常に重要な要素です。

そこで弊所では、窓ガラスに遮熱性・断熱性の高い

Low-Eガラスを使用した複層ガラス標準仕様としています。

Low-Eガラスとは、『低放射ガラス』という意味で

表面に特殊金属膜をコーティングしたガラスの事です。

この金属膜により、

夏には太陽からの熱を室外へ反射させ室内を涼しく保ったり

逆に、冬には室内で発生した熱を窓の外へ逃がさないように

室内側へ反射させ、室内を暖かく保ったりする事ができます。

そして、この『Low-E複層ガラス』には

金属膜を室外側とした『遮熱タイプ』

金属膜を室内側とした『断熱タイプ』の2種類があります。

弊所では、

太陽高度が低く、庇などでは日射を遮蔽できない西面・東面は『遮熱タイプ』

然程日射の強くない北面は『断熱タイプ』

太陽高度の高い南面の夏の日射は庇で遮蔽できる為、冬場に重点を置き

冬場に室内から熱の逃げを防止する為、大きな窓のある南面は『断熱タイプ』

といったように、方位によって適宜使い分けをしています。

 

2:省エネルギー対策等級 最高等級4・次世代省エネルギー基準 相当を標準仕様としています。

□自然エネルギー利用への視点

1:太陽の光や熱・風といった、自然エネルギーを取り込む設計を心がけています。

建物の配置や窓の位置・窓の開き方(開口部の計画)、屋根や庇の形状などを考慮する事で、

日射を、必要に応じて取り込んだり、遮ったり、風の抜けを作ったりする事ができます。

・夏は日射を遮り、暑さを和らげ涼しい家。

・冬は日射を取り込み、熱を逃がさない暖かい家。

・風通しの良い家。

ういった当たり前の設計を誠実に行います。

 

また、小さくても庇を設けた場合、日射遮蔽に加え、雨天の際(強風時は除く)にも

窓を開けたままにしておく事が可能となり、通風計画の面でも非常に有効です。

そして、庇は外観デザインのアクセントにもなる為、意匠的な面でも有効です。

 

2:上記『開口部の計画』や『通風計画』は、『敷地の状況を読み解く』という事にも繋がります。

どの方向に視線が抜けるのか?そして、風をどうように通したいのか。

隣家の状況は??など、現地でしか確認できない情報を整理し設計を行います。

『敷地の中の気持ち良い方角を探す』が私の窓(開口部)設計のコンセプトでもあります。

□手作りである事・サスティナブル(持続可能な)建築を目指す事

手に触れる部分、特に木部は、新建材(本物の木ように見える偽物)といわれる既製品をカタログから選んで取付るのではなく、一つ一つ図面を描き、そのお家にあったデザインをし、無垢の木(自然素材)を用い、職人さんの手で製作してもらうようにしています。

 

手作りであれば、廃盤になる事もなく、その後の部分的なメンテナンスも容易に行え、

その事が、物理的な側面でもサスティナブル(持続可能な)建築を目指す事に繋がる大切な要素と考えてます。

 

そして、そのような丁寧な設計と施工を行う事が、

次の世代(未来)へ誇りを持って受け継がれる家づくりだと考えます。